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天国の罠



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【この小説が収録されている参考書籍】
天国の罠
天国の罠 (徳間文庫)

天国の罠の評価: 2.91/5点 レビュー 11件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(3pt)

ハードボイルドが幾分鼻につく

堂場瞬一作品、警察小説のテンポの良さが好印象だが、本作は、ルポライターが失踪し行方知れずとなって10年以上経つ元国会議員の娘を探す物語。
娘の行方が徐々に明らかになるにつれて、場面場面にハードボイルドなシーンが登場する。
このハードボイルドシーンがやや読みづらい。主人公のルポライターの動きが空想にすぎるような印象で、カッコいいヒーロー感が強く出過ぎている印象。
ストーリーは面白いだけに、もう少し抑制の効いたハードボイルドシーンの描き方をして欲しかった。
本作は、まぁ時間があればトライしても良いかなぁと思う作品です。
天国の罠Amazon書評・レビュー:天国の罠より
4198615721
No.10:
(3pt)

プロットのほころびを主人公の力技で埋め合わせ?

恋人を事故で死なせたライターが元代議士のもとから忽然と消えた娘の捜索を頼まれるが行く先々で闇の暴力が彼に襲いかかる。この事実が暗示するものとは?堂場にしてはつじつま合わせがやや苦しい。
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No.9:
(2pt)

作者の自慰

十字の記憶と被っている。

ハードボイルド気取った勘違い主人公、各方面に迷惑をかけまくる。
気の利いたセリフのつもりが、単なる屁理屈、揚げ足取りにしか聞こえない。
いつまでも死んだ恋人を引きずって感傷に浸っている、痛い(もちろん、リアルでそういう知人がいたら、そんな風に思わないが)

作中に現れるロックの数々が、作者の趣味を押し付けられているようで寒い。
そもそも、たまたま付けたラジオとかで都合よく流れ過ぎ。

十字の記憶でもそうだったけど、知りもしない女性の姿に執着して命まで危険にさらしている、意味不明。

更にその女は、主人公に輪をかけて迷惑。

こんな女が好きで、執着したい感傷に浸りたい、こんな主人公になりたい願望むきだしの作者のオ〇ニー。
二冊読んで、もうけっこう。

但し、文章がすっと入って来て、読みやすい、読みだすと一気に読んでしまう、流石です。
読み放題で良かった。
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No.8:
(4pt)

人探しが意外にも依頼人の悪行を知ることになり、捜索人を守れなかったが、依頼人の悪事を暴く決意をする。

5年前の事故により彼女を死なせてしまったことから抜けだせなかったライターが元代議士の自叙伝を書いてほしいとの依頼があり家を訪ねると15年前に家を出た娘を探してくれたら自叙伝を書くことに協力するという条件が出された。それを了承して捜索を始める。調べるうちに転々と居所が変わるが、何か調べているように思えてくる。段々と近付くことができたが、命も狙われていることも分かってくる。過去の醜い親子関係が根深くあることが分かり、驚愕する。自叙伝より娘の復讐に協力する。しかし、最後は悲しい結果が待っていた。
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No.7:
(4pt)

堂場ストーリーの間違いのなさ。

評価通りでした。
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No.6:
(1pt)

びっくり、でした。

う〜ん、残念ながら低俗な筋書きでした。いらないところで主人公のセンチメンタルな下りが必要以上に続きます。
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No.5:
(3pt)

手に負えなくなったのだろう

最後はどこかで見たような結末にして手仕舞いをしたようだ。
政治家がらみの社会派小説にしようとしていたのは読み取れるが、
深いところまで持っていけなかったのは、著者のスペックを超えていた
からだと思われる。ハードボイルドなわけだから、もっと生活臭を
出してよかったし、身近な犯罪でよかった。巨悪である必要性はなかった。

日本人が主人公のハードボイルドは時々笑いが止まらなくなるのだが、
この主人公に嫌味な部分はあまり見つからなかった。ただ、車の描写や
自分勝手な妄想をはじめる部分はやはりこそばゆいし、ロマンス部分ではやや公平さを欠く。
映画版の『居酒屋兆治』ほど出来はよくないが、あれと同じようなストーリー
が好きな人にはおすすめできるだろう。
この本にも「北へ北へと行くつもりが、西へ西へ」的な女性像が描かれている。

ここまで書いておいて何だが、続編があれば期待ができると思った。
感情表現の点で駄作ではない。
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No.4:
(4pt)

他の堂場作品と少しタッチが変わっていてよかった。

鳴沢シリーズと違ったストーリーが面白い。刊行間もなくの電子化がうれしい。
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No.3:
(2pt)

今までの堂場瞬一の作品としてはちょっと不満が残る。

いつも通り、ハードボイルド系のカッコつけ主人公だし、話の展開は
いつも通りですが、最終の結末となる内容に不満が残る作品です。
こんな事、女として許せない話ですね。
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No.2:
(4pt)

悲しい女性に纏わる男達の悲哀

堂場氏作品を読み続けてきて、まだ読んでなかったので読んでみました。妻を交通事故で亡くし、生きる慶び、生き甲斐というものを失ったフリーのライターが、社会復帰のキッカケをかけて、ある女性の行方を追います。この捜索模様は、鳴沢節が出ていて力強い捜索が繰り広げられます。無駄な部分もなく、サクサクすすむ捜索展開が読み心地いいです。主人公が捜索する女性は、男性ならば誰しも、「あぁ、そういう女性な、いるいる」とうなずいてしまう、悲しく、たくましい女性で、彼女が通った道、彼女に関わった男達のあさましく、悲しい展開に、男性であることを恥じつつ読み進みました。主人公の思い込み強さ、というか背負っている業が、彼女を探す動機として無理があるのと、中盤から謎が透けて見えてしまうのが残念でした。もっと想像もつかない原因、結末であってくれ、と読み進めましたが、残念ながら想像通りでした。途中までは満点だったのです、以上の理由から星4つです。おしい。
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No.1:
(2pt)

ハードボイルドとしては迫力不足

物語は有名代議士の自叙伝執筆を受けたフリーライターの主人公が、15年前に失踪した代議士の娘を探すという物語。失踪の謎や失踪していた香奈を見つけた後の展開など読ませる内容ではあったものの、ハードボイルドとしての迫力やスピード感はあまり感じられず、後半の流れは良かったものの、前半は淡々としすぎていたのは欠点だとも思います。
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4198615721

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