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【真保裕一】
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天使の報酬の評価:
3.13/5点 レビュー 15件。 C ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.13pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
動機が消化不良なエンターテイメント小説
もったいない
物語は、アメリカの日本人大学生失踪事件という小さな事件からスタート。しかし、事件の
背後には、アメリカ副大統領、テロ組織、日本の元大臣や省庁を巻き込む巨大な事件に発展
していく、、、というスケールの大きな話です。
主人公・黒田を中心に、その周囲の人物もバラエティーに富んで物語はテンポ良く進みます。
更には、外務省の内情、日本警察の操作手法、等々、ディテールの描きこみも十分(官僚の
処世術をここまで細かく知りたくはなかったですが)。物語の筋もしっかり作り込まれており、
まったく飽きさせず最後まで読み切るらせる魅力十分の作品でした。が、ラストで事件全様が
明らかになった際には、その動機の薄さにだけはがっかり。「その程度の怨恨で、ここまで大
きな事件を起こしたの?」との疑問が消えませんでした。
著者の「ブルーゴールド」に続き2回目。「ブルーゴールド」に比べればテンポもいいし、スト
ーリーも面白くはありました。が、読後の頭ん中には『?』が残り、ちょっと消化不良な作品
です。