照柿

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照柿の評価:

4.00/5点 レビュー 109件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 21〜40 2/5ページ
No.76
(4pt)

高村薫は

マークスの山・レディジョーカー・照柿までがピーク。後の作品拝読しtが、スピード感・スリリングさに欠ける。
照柿〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈下〉 (新潮文庫)より
4101347220
No.75
(4pt)

高村薫は

マークスの山・レディジョーカー・照柿までがピーク。後の作品拝読しtが、スピード感・スリリングさに欠ける。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.74
(4pt)

異質な自分の中にある何かの正体をつかみとる。

合田雄一郎 異質であること。
何かが自分の中に存在しているが、しかしその正体がつかめない。
いらだち。何もせずに 美保子に惹かれる。
達夫 確実に平凡な生活をしていた。しかし身体の中で爆発していく。
美保子 狂気を 身体の中に秘め 発露する。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.73
(5pt)

高村薫やったね!「照柿」の読み方にも色々あると思うが、、、

「照柿」は刑事モノ?恋愛沙汰?鋳物工場のディテールの役割は?Amazonのキャッチフレーズ「合田雄一郎サーガ"第2弾、決定版。男たちを狂わせたのは、溶鉱炉のような炎熱と運命の女。」は間違い。そんな小説ではない。「照柿」の読み方は色々あると思うが、私の視点は一つだけ。以下ネタバレしない程度に私説を説明します。「人間とは本当に愛したい人を愛することができるのか?どうしたら愛してもらえるのか?」。この問いを高村薫は「照柿」で突きつけていると思う。野田達夫がなぜ殺人を犯したのか(彼が殺したのは、彼が殺したい人間でしょうか?NOですね)で高村薫はすでにヒントを出している。この殺人は子供の頃の合田雄一郎が達夫に宛てた絶交状にある。達夫はその絶交状の悲しみに耐えきれず、数十年後に雄一郎が予測した通りのことをやってのける。雄一郎に認められたい、愛されたいから。雄一郎が最後に叫ぶではないですか!「達夫、好きや!」と。二人の間にある感情はもちろんホモセクシュアルではない。それが何なのか、高村薫は二人の男が惹かれ合う様を微細に描写して読者に考えさせようとしているのではないでしょうか?非常に優れた小説である。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.72
(4pt)

照柿は、色の名前。

ホステス殺し、飛び込み自殺、 18年ぶりに
再会した同級生。溶接工場の果てない労働者
賭博。すべてに共通しているのが
なにか?つながっているのは『色』なんです。スゴい 。特捜主任が合田雄一郎を問いつめていく?思いがけないモノとか、最後にしたためた
手紙に唯一返事を書いた、義兄の文章も
素晴らしい❗
照柿〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈下〉 (新潮文庫)より
4101347220
No.71
(4pt)

工業系小説

ひたすら、暑く熱く厚い小説です。
自分は機械屋なので、これでもかと詳細に書き込まれた
工場における熱処理の描写に圧倒され、また感心しました。
どれほどの取材を重ねれば、あれほど生き生きと書き連ね
られるのだろうかと、作者の力量にただただ脱帽です。
この方面の知識の無い方でも、雰囲気だけは十分に理解
できると思います。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.70
(4pt)

工業系小説

ひたすら、暑く熱く厚い小説です。 自分は機械屋なので、これでもかと詳細に書き込まれた 工場における熱処理の描写に圧倒され、また感心しました。 どれほどの取材を重ねれば、あれほど生き生きと書き連ね られるのだろうかと、作者の力量にただただ脱帽です。 この方面の知識の無い方でも、雰囲気だけは十分に理解 できると思います。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.69
(4pt)

表面,中身とも購読するのに、特に支障があることはありませんでした。

表面,中身とも購読するのに、特に支障があることはありませんでした。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.68
(4pt)

表面,中身とも購読するのに、特に支障があることはありませんでした。

表面,中身とも購読するのに、特に支障があることはありませんでした。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.67
(5pt)

「暑かったから」が動機となる犯罪!?

数年前、通り魔的な無差別殺傷事件が続いた時、ぼんやりと「暑いからなあ…」と思った。
実際に、真夏で最高気温を日々更新しているような頃だった。
そして、この「照柿」を思い出した。

照柿色 ー 溶鉱炉、真夏の太陽、恋心、嫉妬、情熱、激情、焦燥…
どれをとっても、燃えさかるような、ジリジリと迫るような、胸苦しさを覚える。

本来、人間なら誰でも持ち合わせているような感情や境遇が、
ふとしたことで膨らんで、抜き差しならない状態に陥ってしまうことがある。
大抵はこのピンチも理性や処世術で切り抜けられるのだが、
負の状況が重なって、最高潮に達した時、
思いもよらないほどの大事件を引き起こしてしまうのではないだろうか。

「照柿」の登場人物たちも、ふだんは皆「良い人」なのである。
ふとしたことで湧いた疑惑は、夏の太陽に焙られて膨れ上がる。
抑制となるものは、暑さ、睡眠不足、日頃の不満、極度の疲労などで鈍り、
ついには、犯罪という形で弾ける。

この作家は寡作で、その分、出る本はとても重厚で、分厚い。
読む側も、それなりの覚悟を決めて、体力をつけておかなければ、
最後まで辿り着けないし、読み取れない部分も出てくる。
まるでロシア文学の長編をヒイヒイ言いながら読むのに似ている。
しかし、人間の心の動きをここまで深く掘り下げて丁寧に描く作家はあまりいないと思う。
一冊一冊読むごとに、思考力を上げてもらっているような気もする。

「照柿」は、直接的な原因ではないにせよ、自然現象の「暑さ」でさえ
犯罪の引き金になりうるのだと思い及ばせた作品である。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.66
(4pt)

人間の正常な思考が失われていく様を独自の緻密さで描く

「照柿」とは何だろうというのが、本書を始めて見たときに感じたことだが、読んでいくと、夕日に照らされた熟柿の色だということが分かる。本書では夏のうだるような暑さ、熱処理炉の暑さによって、登場人物の脳の中に異変が起き、人間の正常な思考が失われていく様が描かれている。
物語は、主人公の刑事合田雄一郎が、青梅線拝島駅ホームで人身事故を目撃する場面から始まる。その後、野田達夫が勤務する金属部品工場の細かい描写がある。毎日毎日繰り返される灼熱の現場作業を監督する立場の達夫のやり切れなさ、苛立たしさが伝わってくるほど緻密な描写である。達夫は人身事故現場に居合わせた美保子と関係があるのだが、合田刑事の幼なじみでもある。
巡査の息子で出来の良かった合田は、司法試験を受けたが不合格となり、一介の刑事となった。上の命令には背けない組織の中での息苦しさが描かれている。達夫は、裕福な地主の長男だが、素行が悪くいわゆる非行少年だった。高校卒業後は金属部品工場に就職し18年間まじめに勤めており、中学教師の妻との間に息子もできた。一応まともな生活をしているのだが、別にアパートの部屋を借り彫刻に没頭するなどの芸術的才能も持っている。これは父に似たのであろう。
色々な偶然か必然かわからない何かに導かれるように達夫は殺人を犯す。美保子も達夫によって階段から突き落とされ醜い姿になってしまう。合田雄一郎は、捜査のためとはいえ、賭場に通い数百万円もつぎ込んでしまい、美保子に対して歪んだ感情を抱いてしまう。著者のデビュー作の「マークスの山(上) (講談社文庫)」から「レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)」にも登場する。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.65
(4pt)

人間の正常な思考が失われていく様を独自の緻密さで描く

「照柿」とは何だろうというのが、本書を始めて見たときに感じたことだが、読んでいくと、夕日に照らされた熟柿の色だということが分かる。本書では夏のうだるような暑さ、熱処理炉の暑さによって、登場人物の脳の中に異変が起き、人間の正常な思考が失われていく様が描かれている。
物語は、主人公の刑事合田雄一郎が、青梅線拝島駅ホームで人身事故を目撃する場面から始まる。その後、野田達夫が勤務する金属部品工場の細かい描写がある。毎日毎日繰り返される灼熱の現場作業を監督する立場の達夫のやり切れなさ、苛立たしさが伝わってくるほど緻密な描写である。達夫は人身事故現場に居合わせた美保子と関係があるのだが、合田刑事の幼なじみでもある。
巡査の息子で出来の良かった合田は、司法試験を受けたが不合格となり、一介の刑事となった。上の命令には背けない組織の中での息苦しさが描かれている。達夫は、裕福な地主の長男だが、素行が悪くいわゆる非行少年だった。高校卒業後は金属部品工場に就職し18年間まじめに勤めており、中学教師の妻との間に息子もできた。一応まともな生活をしているのだが、別にアパートの部屋を借り彫刻に没頭するなどの芸術的才能も持っている。これは父に似たのであろう。
色々な偶然か必然かわからない何かに導かれるように達夫は殺人を犯す。美保子も達夫によって階段から突き落とされ醜い姿になってしまう。合田雄一郎は、捜査のためとはいえ、賭場に通い数百万円もつぎ込んでしまい、美保子に対して歪んだ感情を抱いてしまう。著者のデビュー作の「マークスの山(上) (講談社文庫)」から「レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)」にも登場する。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.64
(4pt)

工場の描写が細かく、長く、重苦しい

いつも暗雲がたちこめているようで、重苦しく、蒸し暑く、鬱々とした状態が最後まで続く中で、男二人と女一人が繰り広げる愛憎劇という感じ。特に熱処理工場の長く、細かい、リアルな描写は、山崎豊子バリに読者もそこにいるかのような気持ちにさせる。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.63
(4pt)

工場の描写が細かく、長く、重苦しい

いつも暗雲がたちこめているようで、重苦しく、蒸し暑く、鬱々とした状態が最後まで続く中で、男二人と女一人が繰り広げる愛憎劇という感じ。特に熱処理工場の長く、細かい、リアルな描写は、山崎豊子バリに読者もそこにいるかのような気持ちにさせる。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.62
(5pt)

理解不能な男の情念の愚かさ

高村作品のなかでも最もドラマに満ち満ちた作品と思う。真紅のスーツの若い女が照柿色に染まった環状線に飛び込む冒頭の鮮烈なシーンを皮切りに物語は多くの個性豊かな人物を巻き込みつつ主旋律、副旋律が混じり合いながら最後は究極の悲劇に邁進していく。それにしてもこの女流作家の金属やら鉱物が詰まった工場群での男どもの生態に向けるまなざしのなんと精緻でしつこいことよ。所謂、リケジョのはしりでしょう。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.61
(5pt)

さすが、高村薫さんです!

読むチャンスを逃してた本なのですが、この機会に読もうと思い買いました。
一言でいえば、大変面白かったです!
さすがです!納得の一冊です。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.60
(4pt)

主人公の警察官と幼馴染の会話のやり取りが実に面白い

原文中の会話は、とても難しいが、中身が面白みがあり、小説を読んでいても、とても夢中になる場面が出てきていると思う。
例えば、単なる小説でも、所々に警察業界で使う隠語、読者が想像しても手に取るように理解できました。
最近、著者がメディアに出ているので、どんな人がこの小説を書いているのだろう、と思っていましたが、TVで拝見させて頂きました所、
女性だとわかり、驚きました。実は、冷血も週刊誌でたまたま見つけて、読みふけってしまった事もあります。
余談ですが、本文中に稀に難しい漢字が出てくるので、ルビをふっていただけたら幸いです。
ちなみに、その本をワードの練習用に利用させてもらっています。高村 薫さんの本に出会ってから、2年になります。
これからも、よい小説をたくさん書いて下さい。楽しみにしております。
照柿〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈下〉 (新潮文庫)より
4101347220
No.59
(4pt)

主人公の警察官と幼馴染の会話のやり取りが実に面白い

原文中の会話は、とても難しいが、中身が面白みがあり、小説を読んでいても、とても夢中になる場面が出てきていると思う。
例えば、単なる小説でも、所々に警察業界で使う隠語、読者が想像しても手に取るように理解できました。
最近、著者がメディアに出ているので、どんな人がこの小説を書いているのだろう、と思っていましたが、TVで拝見させて頂きました所、
女性だとわかり、驚きました。実は、冷血も週刊誌でたまたま見つけて、読みふけってしまった事もあります。
余談ですが、本文中に稀に難しい漢字が出てくるので、ルビをふっていただけたら幸いです。
ちなみに、その本をワードの練習用に利用させてもらっています。高村 薫さんの本に出会ってから、2年になります。
これからも、よい小説をたくさん書いて下さい。楽しみにしております。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.58
(4pt)

主人公の警察官と幼馴染の会話のやり取りが実に面白い

原文中の会話は、とても難しいが、中身が面白みがあり、小説を読んでいても、とても夢中になる場面が出てきていると思う。
例えば、単なる小説でも、所々に警察業界で使う隠語、読者が想像しても手に取るように理解できました。
最近、著者がメディアに出ているので、どんな人がこの小説を書いているのだろう、と思っていましたが、TVで拝見させて頂きました所、
女性だとわかり、驚きました。実は、冷血も週刊誌でたまたま見つけて、読みふけってしまった事もあります。
余談ですが、本文中に稀に難しい漢字が出てくるので、ルビをふっていただけたら幸いです。
ちなみに、その本をワードの練習用に利用させてもらっています。高村 薫さんの本に出会ってから、2年になります。
これからも、よい小説をたくさん書いて下さい。楽しみにしております。
照柿(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(下) (講談社文庫)より
406275259X
No.57
(4pt)

主人公の警察官と幼馴染の会話のやり取りが実に面白い

原文中の会話は、とても難しいが、中身が面白みがあり、小説を読んでいても、とても夢中になる場面が出てきていると思う。
例えば、単なる小説でも、所々に警察業界で使う隠語、読者が想像しても手に取るように理解できました。
最近、著者がメディアに出ているので、どんな人がこの小説を書いているのだろう、と思っていましたが、TVで拝見させて頂きました所、
女性だとわかり、驚きました。実は、冷血も週刊誌でたまたま見つけて、読みふけってしまった事もあります。
余談ですが、本文中に稀に難しい漢字が出てくるので、ルビをふっていただけたら幸いです。
ちなみに、その本をワードの練習用に利用させてもらっています。高村 薫さんの本に出会ってから、2年になります。
これからも、よい小説をたくさん書いて下さい。楽しみにしております。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X