照柿

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照柿の評価:

4.00/5点 レビュー 109件。 B ランク

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Amazonレビュー一覧

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全96件 1〜20 1/5ページ
No.96
(4pt)

相変わらずの専門描写

今回は熱処理工場の激アツ描写。

主人公の描写も相変わらず。

ただ、この作品の男二人の一人の女に対するのめりこみ方が尋常ではなく、ちょっとついていけない。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.95
(4pt)

相変わらずの専門描写

今回は熱処理工場の激アツ描写。

主人公の描写も相変わらず。

ただ、この作品の男二人の一人の女に対するのめりこみ方が尋常ではなく、ちょっとついていけない。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.94
(4pt)

インソムニアの闇の中

1994年8月31日第四刷にて読了、
厚さ37ミリ、全頁上下段500ページの分厚さ、
タイトルは、テリガキ、と読む、
照柿とは熟した柿の赤色で、文庫版では親切にカバーに採用されているので一応確認して主人公の目に映るカラーが如何様なものかを確認したうえで読み進んだほうがベター、

本書読了にて合田雄一郎シリーズを全巻読破、
発表順を無視しレディ・ジョーカーから始めあれこれ前後しながらだったが、気が付けば本書がラストで良かったように思う、

第三章冒頭で合田は開いた時間に八王子署の医務室で当直医師の診察を受ける、
すると血圧50-70という結果から医師は”計器が潰れているか、あんたが死ぬかだと言い、疲労、睡眠不足、低血圧、低血糖、要安静”などとカルテに記載し薬をだしたのである、
本書では合田以上に丁寧に描写される合田の幼なじみ野田達夫は更に追い詰められた疲労状態にある、
両者ともに彼らを労り休息を取らせる気の利いた人物が周囲に不在なため、物語の進行に沿い彼らの疲労は極限に向かってゆく、

血圧50-70で活動できる合田の体力はずば抜けていると称賛してもよいが、寿命を縮めていることも間違いない、
当直医はおそらく内科医だろうから、内科としての診察で済ませているようだが、合田が診察を受けるべきは神経科、心療内科、精神科、脳神経科など内科の守備範囲からはずれる分野だろう、
シリーズ全作を読んでもクリスチャンである合田が神キリストにすがる描写はなく、肉体の疲労と頭脳の疲労があるときはシンクロし、またある時は激しく共鳴を繰り返し、最後には精神の決壊とも呼ぶべきエピソードに結びつく、
次に三年ぶりに”われらが少女A”を再読しようと思うが、かの物語がどうにか平穏を手に入れた合田の物語である落ち着きが愛おしいからである、

シリーズ中、特に本作と冷血に感じるのが、恵まれた資質を持ちながら身を置かれた家庭・生活環境の劣悪さからたくさんの可能性を過酷に摘み取られ犯罪に向かうしか選択肢が無くなってしまう不幸なキャラクタの造形だ、
すべてを手に入れたようなレディ・ジョーカーの城山でさえたった一つの選択ミスが彼は破滅させてしまう、
人生、人それぞれと詠嘆しても詮無い人の世の残酷さに読者は涙するしかない、

以下蛇足、

妄想としての合田雄一郎の日記 9月15日

未了
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.93
(5pt)

よく人間を描いた小説!

①爽やかとは言い難い結末。行場のない殺人。追い込まれると人間は罪を犯す。女を巡る工員と刑事。やるせない思いが去来する。人間ドラマを書かせたら著者の右に出る作家はいないのではないか?
それぐらい良く描けている。
映画やドラマの題材としても最適だ。
お勧めの一冊だ。
照柿〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈下〉 (新潮文庫)より
4101347220
No.92
(4pt)

人間ドラマ冴え渡る!

①ミステリーというよりも、人間ドラマを描いた作品である。一人の女性をめぐる刑事と工員。人間の性を実によく描いている。
②捜査は行き詰まり、先は読めない。工員の労働環境の劣悪さ連続する故障、休めない工員。二つの犯罪にはやくざと賭博が絡む。自ら賭博場に飛び込む刑事。このような場面は、刑事が参加することは普通はない。ワクワクするりんじょうかんも読みどころである。
とにかく面白い。
お勧めの一冊だ。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.91
(5pt)

よく人間を描いた小説!

①爽やかとは言い難い結末。行場のない殺人。追い込まれると人間は罪を犯す。女を巡る工員と刑事。やるせない思いが去来する。人間ドラマを書かせたら著者の右に出る作家はいないのではないか?
それぐらい良く描けている。
映画やドラマの題材としても最適だ。
お勧めの一冊だ。
照柿(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(下) (講談社文庫)より
406275259X
No.90
(4pt)

人間ドラマ冴え渡る!

①ミステリーというよりも、人間ドラマを描いた作品である。一人の女性をめぐる刑事と工員。人間の性を実によく描いている。
②捜査は行き詰まり、先は読めない。工員の労働環境の劣悪さ連続する故障、休めない工員。二つの犯罪にはやくざと賭博が絡む。自ら賭博場に飛び込む刑事。このような場面は、刑事が参加することは普通はない。ワクワクするりんじょうかんも読みどころである。
とにかく面白い。
お勧めの一冊だ。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.89
(5pt)

読後の充実感

最初、詳細すぎるように思える長々とした著者の描写は、しかし主要な登場人物の輪郭を確実に脳裏に付着させるために必要なことだった。これを読後の充実感の中でまず思ったことだ。その面影は、だから容易に消えず私の胸の内を温めてくれる。感動的な本である。著者の豊かな包容力を思う。
照柿〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈下〉 (新潮文庫)より
4101347220
No.88
(5pt)

読後の充実感

最初、詳細すぎるように思える長々とした著者の描写は、しかし主要な登場人物の輪郭を確実に脳裏に付着させるために必要なことだった。これを読後の充実感の中でまず思ったことだ。その面影は、だから容易に消えず私の胸の内を温めてくれる。感動的な本である。著者の豊かな包容力を思う。
照柿(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(下) (講談社文庫)より
406275259X
No.87
(5pt)

詳細な人物描写と巧みな展開、飽きさせない筋。

高村薫の作品はとにかく描写が細かい。だから最初のうちはこちらがイライラする。だがそれを我慢して読み進めると、自分の脳裏にしっかりと人物なり描写が焼き付いているのがわかる。これは容易にははずれない。雄一郎も達夫も美保子もヤクザでさえ迫真の立ち回りをする。きっと作者の頭に彼らのイメージがこびりついていて、文章として吐き出したそれが、今度は読み手の頭にこびりつくのだ。著者は確固たる世界観を持っているのだろう。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.86
(5pt)

詳細な人物描写と巧みな展開、飽きさせない筋。

高村薫の作品はとにかく描写が細かい。だから最初のうちはこちらがイライラする。だがそれを我慢して読み進めると、自分の脳裏にしっかりと人物なり描写が焼き付いているのがわかる。これは容易にははずれない。雄一郎も達夫も美保子もヤクザでさえ迫真の立ち回りをする。きっと作者の頭に彼らのイメージがこびりついていて、文章として吐き出したそれが、今度は読み手の頭にこびりつくのだ。著者は確固たる世界観を持っているのだろう。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.85
(4pt)

緻密な描写が冴えています。

下巻はまだ読んでいません。上巻のみの感想です。
今のところ、この小説が何を描こうとしているのか方向性が見えません。おそらくホステス殺しの真相がメインなのでしょう。ただ、それに雄一郎の美保子への恋情や雄一郎と達夫の葛藤がどのように絡んでいくのでしょうか。もしかしたら接点がないまま終わるのかもしれません。いずれにしても、細部にわたって緻密な描写が貫かれている本作品は、文章を読む醍醐味を存分に楽しめる希有の小説だと思います。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.84
(4pt)

緻密な描写が冴えています。

下巻はまだ読んでいません。上巻のみの感想です。
今のところ、この小説が何を描こうとしているのか方向性が見えません。おそらくホステス殺しの真相がメインなのでしょう。ただ、それに雄一郎の美保子への恋情や雄一郎と達夫の葛藤がどのように絡んでいくのでしょうか。もしかしたら接点がないまま終わるのかもしれません。いずれにしても、細部にわたって緻密な描写が貫かれている本作品は、文章を読む醍醐味を存分に楽しめる希有の小説だと思います。
照柿(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(上) (講談社文庫)より
406275245X
No.83
(5pt)

人生

小食も今年は齢60歳。 人生とはいろいろなことがあるものです。 照柿を読んでいて、その点を強く感じまし
た。 良きこともあれ、悪しきこともあれ。 それが人生ではないでしょうか。 照柿にそれを見つけて、自分の
人生を改めて振り返ってみる良き機会となりました。 ありがとうございました。
照柿〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈下〉 (新潮文庫)より
4101347220
No.82
(5pt)

人生

小食も今年は齢60歳。 人生とはいろいろなことがあるものです。 照柿を読んでいて、その点を強く感じまし
た。 良きこともあれ、悪しきこともあれ。 それが人生ではないでしょうか。 照柿にそれを見つけて、自分の
人生を改めて振り返ってみる良き機会となりました。 ありがとうございました。
照柿(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿(下) (講談社文庫)より
406275259X
No.81
(5pt)

私が現在お気に入りの作家です

私が高村薫を知ったのは 病院の 待合室に何気なく置いてあるサンデー毎日の「 サンデー事評」を見てからだ。

荒れ狂う海の中日本丸の乗客の一人である自分。自身のコンパスを信じ 生きる保身のため 近くのロープで我が身を縛り 時には(小さく)叫び声を上げ 辺りを見回しキョロキョロする。
またある時には日々刻々と変化する時間を呪い我が脳内に膿みを膨らせ「 何なぜ信じられない ふざけるな それはないでしょう」と 自問する日々。
コラムは肌身の中の四角いロープで スパーリングし ヒットしシャイニングしてくれました。

導かれるように「我らが少年 A 」「照柿」「土の記」と読破し今は「晴子情歌」上 読書中。

思うに高村薫氏は 霊媒的体質ではなかろうか?
それとも作家高村薫氏は作品を イメージする 想像上の偶像を 形象化しつつ、 ぬるりと 害形を破り 赤子のように羊水の中に漂って 形はなさない 魑魅魍魎 の想念体で 斗争しつつ 微笑んでいるのだろうか?

現在私の中の お気に入りの作家です。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.80
(4pt)

内容がスキップしたような印象を持った。それが納得できない。

土地勘のある場所や、ベアリング工場の詳細な描写に感心しながら、暑さ・熱さを感じる小説。
その象徴が焼い入れの温度を表す照柿色というわけだ。
合田刑事の過去も含めて、登場人物のバラバラな日常を描いてそれが最後に修練するのは職人技と言う感じ。
でも再終段に至る直前で、内容がスキップしたような印象を持った。思わず部分的に読み返した。
「マークスの山」にも感じだが、最後の展開が説明不足で一気に結論に突き進んでしまうのだ。
それがどうしても馴染めない、というか納得できない。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212
No.79
(5pt)

別に無いです。

気にいる、イランは、別に有りませんです。
照柿 Amazon書評・レビュー: 照柿より
4062069024
No.78
(5pt)

上巻途中で諦めた人は下巻のラストあたりから読むべし

あまりの息苦しさによほど途中で投げ出そうかとも思ったけれども、
最後まで読んで本当によかったと思えた、そんな作品。

終盤で一気にネタバレという名の伏線回収がカチリと決まり、
おまけにデカネタを投下して物語を計算ずくの力技で完結させた
その勢いには脱帽します。

上巻をスムーズに読めるなら何も言う事はないけど、
もし途中で投げ出したくなり、かつ、高村薫ファンであれば
終盤で合田が辻村から聴取を受ける場面から読んでみてくれ。

つまり2度読みたく作品でもある。

感性の鋭さが招いた悲劇を見事に描き切り、
ラスト、合田に対する義兄の手紙で完全ノックアウト。

気持ちよかった…
照柿〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈下〉 (新潮文庫)より
4101347220
No.77
(5pt)

高村薫大フアン

20年ぶりに再読、色あせない、面白い小説というのは、あるもので、この作品も、著者,レディジョカー、マークスの山と並ぶ、三大傑作だ。その点、期待して読んだ、冷血は、少したよりなかった。
照柿〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 照柿〈上〉 (新潮文庫)より
4101347212