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東京大洪水(ジェミニの方舟)
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東京大洪水(ジェミニの方舟)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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事前の予報が機能すれば、地下鉄は全線不通となり、乗客の犠牲者は出ないで済む。ただ、本書で指摘される通り、地表の水は、暫くたてば自然に引いていくのに対して、地下の水は汲み出さなければならず、復旧には相当の日数がかかるのでないか!都市は、自然災害には弱いことを痛感する。 | ||||
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台風の怖さを改めて認識するいい機会になりました。 超高層建築物は一般には耐震性ばかり着目しがちだけど、ガラス始め2次部材にも最新の注意が必要なこと、改めて感じました。 著者の首都感染を読んでも感じましたが、過去の人類のあらゆる知見が、現在の世の中に余りにも活かされていないことに、警笛を鳴らし続ける必要がある事を強く感じました。 | ||||
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いつあってもおかしくない 災害 緊張して読みました | ||||
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荒川上流の決壊による首都東京の水没は、日本の技術力でも対応できない、想像を超えた現実味がある。地球の気候変動は寒冷期にさしかかっている筈なのに400PPMを超える温暖効果ガスが、豪雨となって東京を襲う。想像の世界ではないと実感させられる。 | ||||
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物語後半、主人公(科学者)・その妻(建築士)・両名の子(小学生男子)・主人公の弟、区役所職員(主人公の妻の兄)などが各々の場所・現場で対処する場面がギリギリ緊迫感で描かれている。また、「TSUNAMI」に登場した某自衛隊員(同作品では殉職しているが)も活躍。一方、いかにも的性悪人物も出てきて作品に深みを加えている。ちなみに「富士山噴火」に登場する女性市長はTSUNAMI」の主人公(若い市役所職員)と同性。このあたりの人物使いまわしは読者サービスか? なお、鉄橋爆破は、昭和49年9月の多摩川狛江地先決壊氾濫の際に自衛隊が河川中の堰を爆破したのをヒントにしたものかな?(当時、多摩川決壊前に堰を破壊しておけば決壊は免れたとの見解も。) | ||||
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2005年に発刊された、高嶋哲夫さんの「TSUNAMI 津波」が、 もろに、2011年の311東日本大震災を予言するかのような内容で、 2013発刊された、高嶋哲夫さんの、「首都感染」が、 現在起きている新型コロナウイルスを予言するかのような内容。 そのうち東京大洪水も起こるのではないかという恐怖心があり、 買ってみました。 | ||||
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この方の小説は近未来必ず起こることを想定してのフィクションのようですね。 異常気象恐るべし。対策と言っても限りがあるよなー。 | ||||
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ひと月前に読んだ後、令和元年台風19号が来た。「読んでおいて良かった。」の一言に尽きると思う。心の構え方、あらゆる可能性、危険性が起こり得る事を心構えできた。 | ||||
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今年の異常状況気象から、近未来の危機として一気に読みました。 | ||||
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高嶋哲夫さんの小説にハマって読んでますが、好きですね。タイトルだけだと、たかが洪水と思うけど、内容があって面白い。ただ、タイトルは変えた方が良かった。 | ||||
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とても面白かった。これからも色々なものを紹介して下さい。宜しく! | ||||
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素晴らしいの一語に尽きます。防災、 減災に対するテクニカルな描写と人間愛やプロの使命感など、余すところなく描写されている。感動の一言に尽きます。 | ||||
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地震、ウイルスといった災害シリーズを数多く世に輩出した高嶋氏の、台風を原因とする水害をテーマにした一作品。 同氏作「M8」の登場人物も活躍する演出はシリーズ愛読者としては嬉しいものではないか。 さて、同氏の作品はテーマこそ派手な自然災害やバイオハザードといった目を引くものであるが、内容は一転、実際に事が起きたときの関係者あるいは被災者の対応に重きを置いている。 ゆえに、パニック映画のようなわかりやすい恐怖を追求する読者にはオススメしない。 しかし逆を言えば、極めて現実に即した設定であり、様々な立場の当事者が迫り来る危険を前に苦渋の決断を下すスリルが味わえる。 そして何より、筆者の一連の災害シリーズを通して伝えたいことは極めてシンプルかつ一貫性が有り、それは「日本という国に住む以上『絶対にやってくる』災害に対して備えをすることが重要である。」というメッセージである。 つまり、どの作品でも作中のディシジョンメイカーたちははじめは慢心や「想定外」を理由に間違った決断や遅い決断を取ってしまう。この構成は、読者に「心理的・物質的備えの重要性」を説こうとしているのであろう。 一息に読んでしまう内容の濃さはもちろん、読後の明確な危機感のために、この本を読むことをおすすめしたい。 スリル欲しさにこの本を手に取った読者も、読後に感じる「災害は絶対にやってくる」という事実に対して少しでも備えを始めてみてはどうだろうか。 | ||||
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異常気象が続いている昨今、この小説での出来事が明日にでも起きそうで読んでて怖かったです | ||||
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とてもおもしろかった。 作者の他の作品を読んで興味がわき 他の作品も読んでみたいとおもいました | ||||
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面白くて、一気に読んでしまいました。注文から自宅へ届くまでの時間も申し分ありません。 | ||||
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面白くて、一気に読んでしまいました。注文から自宅へ届くまでの時間も申し分ありません。 | ||||
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高嶋さんの「THUNAMI」を震災後に読んだのがきっかけで、本書も読んでみました。 本当に東海地震、東南海地震、南海地震を体験した方が描いたようなリアルさの「TSUNAMI」に比べると、ちょっと物足りない気がしたのですが、今年(平成25年)の日本を襲ったさまざまな風水害を経験してから改めて読み直すと、本当にリアルで、年に何回も、どこにでも起きうる事象としてはかなり身近な恐怖であると実感しました。 私個人としては、日本人すべてに、特に政治家の方や教育者の方々に広く深く読んでいただきたい本です。 | ||||
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2008年初版。災害列島日本には様々な災害がある。そしてその裏には何千と言うドラマがあるのだ。私達は安全な処に居ながら、ニュースで災害地の映像を見る事が多い。しかし、こう言う本を読むと、ご飯なんか食べながらニュースを見られなくなる...見てはいけない。 ニュース映像だけ見ている分には感情はあまり動かないが、ストーリーの中に入ると感情移入が行われ、ああした映像の向こうには涙も枯れ果てた人達がいるに違いない、と推測する事が出来る様になる。映像を見る事にあまりにも狎れてしまった人間には、其処に起きている事を自分の事として捉えられなくなる。本は自分の世界を作れるから、本を通して他人の悲しみ、苦しみを、譬え体験が無くても、其処に描かれた登場人物を通して感じる事が出来る。 自然災害の描写だけがお好きな方は、災害ニュース映像だけご覧になった方が満足度が高いのではないだろうか。或いは直接災害ボランティアでもされて見ると良い。作者が何に動かされて本を書いたのか、読者に何を伝えたいか、が初めて分ると言うものだ。 2008年、ある夕刊に“銀座も6−7メートルの水底”、と言う記事があった。新聞記事を読んで浮かんだのは、担当していた取引先の店舗ビル(銀座)が水に囲まれている絵であった。新聞を読む限り、水は単なる水としか当時の私は想像出来なかった。しかし、実際に水害に遭われた方はお分かりの様に、光のない処で見る水は、立ち木や壊れて運ばれてきた家、ありとあらゆる瓦礫を流れに乗せ、物凄い勢いが付いた、黒く渦巻く濁流なのだ。正にモンスターで、とても水とは見えない、恐ろしいものだ。 災害が起きたら、地下に居てはリスクが大きい、とは分っていても、“何故”が分からなければ、人は動かないだろう。しかし、この本にも描写されている様に、東京は地下鉄網が張り巡らされている。都民にとっては足として大変便利な交通手段ではあるが、一度東京に洪水が起きたら、地下鉄網は洪水を瞬く間に広げ、更には地盤を緩める凶器となりかねないのである。しかし、災害は恐がっていてはいけない、と思う。 ここの所、地震、火山等の災害について色々読んで来て、自分にとって何かが足らない、と感じていた。数字と事実はそうした本に沢山書かれている。しかし、事実を事実として知って、それが何なのだろう、と言う虚しさに似た物を、増える情報とは別に、感じ始めていた。その事実が防災なり、減災なりに役立たなければ意味が無いのではないか?本書は、これまで読んで来た地震、火山、津波等の本に出ていた事柄を総合的に、立体的に、そして感情的にも見せて呉れた。 TVを付けて電話で注文をすれば、防災グッズが手元に届く時代だ。しかし、人の作った防災グッズで自分の地域のライフラインの復活まで持ち堪えられるのか、その中に入っている美味しそうなレシピの非常食で本当に良いのだろうか。M8そしてジェミニの方舟を読んで考えさせられたのは、如何に自分の力で(他の人と助け合いながら)生き抜けるか、と言う事だった。物質面だけの準備ではなく、きちんとした知識がないと無意味な流言飛語に惑わされる事もある。そうした事がこう言う本を読み、災害と真正面から向き合う事が出来る様になれば凄い、と思う。 | ||||
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接近しつつある台風という時間との戦いの中、緻密な考察で被害を防ごうとする技術者とメンツ保持に傾く役所の間の駆け引きと葛藤がよく描かれています。 | ||||
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