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掏摸



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【この小説が収録されている参考書籍】
掏摸

掏摸の評価: 6.40/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.40pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(6pt)

掏摸というタイトルでは柔らかすぎる

掏摸を生業とする主人公が、腐れ縁から裏社会に加担させられる様子を描いた作品です。タイトルからは社会で落ちぶれた人間が必死に生きる姿を描いてでもいるのかと想像しましたが、もっと遥かに暗い話でした。ただなんともいいところで終わってしまい、これからどうなるの?と続きが気になりました。200ページ弱と短く、書ききっていないところは読者各々で補完して読めば良いのでしょうが、あれは何だったの??ともやもやすることが多々ある終わり方でスッキリとしなく、後味は悪いです。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.4:
(3pt)

掏摸の感想


▼以下、ネタバレ感想

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とも
4ND5R58B
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

掏摸の感想

一人のスリの男が主人公の作品です。
スリの場面の描写は資料等を調べただけあって、リアル感と緊迫感を感じさせてくれます。
また、謎の男から裏の世界の仕事を依頼される場面があるのですが、踏み込んではいけない領域に足を踏み入れてしまった、心の内でザワザワする何とも言えない恐れ、不安感を感じさせられた事が、この小説の中で一番に印象が残りました。

松千代
5ZZMYCZT
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

もうちょっと読ませて欲しい

アメリカでノアール小説への貢献ということで受賞した、中村文則の2作品のひとつ。中村文則という作家は知らなかったのだが、ノアール小説好きとしては見逃す訳にはいかず、手に取ってみた。読後感を一言でいえば、「え、もう終わり?」というところ。テーマ、ストーリー、キャラクター、いずれも文句無く面白いのだが、エンターテイメントとしては短か過ぎる。少なくとも倍以上のボリュウムで書き込んでもらいたかった。
掏摸(すり)のテクニックは詳細で緊迫感のある描写で読ませるが、ストーリーの肉付けが薄いのが物足りない。主人公の生い立ち、別れた女、重要な役割を担う少年との関わり、主人公が強制される犯罪の背景など、エンターテイメントとして膨らませていける要素がいっぱいあるだけに、残念な気がした。

iisan
927253Y1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

面白かったです

本屋の広告に惹かれて買いました(笑)
中村さん本は初めてでしたが、読後に他の単行本で出版されてるのを全部よんだほど、面白かったです。
ちょっとくどい内面描写も他の本ほどではなく、うまく話しに溶け込む範囲でした。
オススメします。

ねりまりん
JFS69YS1

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