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子どもたちは夜と遊ぶ
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.43pt |
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辻村作品らしく、中盤まではスローペースの展開。題名を見てもどんな種類の話か分からず、また途中まで読んでも分からず。でしたが、ペンネームiとθが交互に殺人ゲームを犯していくというストーリー。特に中盤から終盤にかけては面白かったです。強いて言うならちょっと冗長で長かったかなぁ。でも秋先生もいいし、月子も魅力的。結構テーマは重いのに、登場人物一人ひとりが生き生きしている分、スッと読めました。 | ||||
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サスペンス的な一冊。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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前作「冷たい校舎の~」がSFファンタジー的な作品であったのに対して、この作品は完全に本格ミステリである。 | ||||
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辻村深月さんの作品でもかなりミステリー色の強いものでした。しかし、残念な部分は読み進めていくとだんだん「あー。なるほど。これはミステリじゃないな(笑)」と感じざるを得なかったこと、タイトルと中身のリンクが曖昧なことでした。それを踏まえた点で今回はこの評価です。ミステリー色が強いのになぜミステリーじゃないと書いたのは、この作品がミステリーのように振る舞いながら読者に推理させないところがあるからです。というか作中の「i」が誰なのか推理してみてもわからなかったというべきでしょうか。私自身のミステリの定義はある程度読者の推理(考え)と作中の内容がマッチして納得のいく結末がミステリと考えているのでこういう言い方をするしかありませんでした。それでも面白いと感じるのがこの人の作品。 | ||||
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浅葱や「i」の存在についてはピンときてしまいますが、謎解きよりも前作の「冷たい校舎」同様に登場人物達の思いが強く感じられます。 | ||||
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