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子どもたちは夜と遊ぶ



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子どもたちは夜と遊ぶの評価: 7.43/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.43pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

子どもたちは夜と遊ぶの感想

辻村作品らしく、中盤まではスローペースの展開。題名を見てもどんな種類の話か分からず、また途中まで読んでも分からず。でしたが、ペンネームiとθが交互に殺人ゲームを犯していくというストーリー。特に中盤から終盤にかけては面白かったです。強いて言うならちょっと冗長で長かったかなぁ。でも秋先生もいいし、月子も魅力的。結構テーマは重いのに、登場人物一人ひとりが生き生きしている分、スッと読めました。

タッキー
KURC2DIQ
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

子供たちは夜と遊ぶの感想

サスペンス的な一冊。

切ない……。誰も、誰の心も救われなかった。それでも、最後の最後に救いがあった。そんな印象かな

アンコウ
BKBVHN0W
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

子供たちは夜と遊ぶの感想

前作「冷たい校舎の~」がSFファンタジー的な作品であったのに対して、この作品は完全に本格ミステリである。
6人が殺され、1人重症という、無差別連続殺人事件である。
しかし何故かミステリという感じもしないし、読後感が爽快なのである。 辻村深月、不思議な作家さんである。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一気読みしました!・・ラストの展開は予想できないですね

辻村深月さんの作品でもかなりミステリー色の強いものでした。しかし、残念な部分は読み進めていくとだんだん「あー。なるほど。これはミステリじゃないな(笑)」と感じざるを得なかったこと、タイトルと中身のリンクが曖昧なことでした。それを踏まえた点で今回はこの評価です。ミステリー色が強いのになぜミステリーじゃないと書いたのは、この作品がミステリーのように振る舞いながら読者に推理させないところがあるからです。というか作中の「i」が誰なのか推理してみてもわからなかったというべきでしょうか。私自身のミステリの定義はある程度読者の推理(考え)と作中の内容がマッチして納得のいく結末がミステリと考えているのでこういう言い方をするしかありませんでした。それでも面白いと感じるのがこの人の作品。
また、この作品は犯人視点とその他の人間の視点も交えて書かれています。その点では作者の小説を書く技術は素晴らしいと感じました。さらに上下巻あるのにも関わらず一気に読み進めることができるのはさすがだと感じました。評価は8としましたが実際内容は10でもいいのかもしれません。それぐらい面白かったです。表紙もかわいいし「~殺人」、「~事件」などのタイトルでもありませんしカバーで隠さなくても電車内で堂々と読めるところもよかったです。

nissi
RFWQ06JW
No.1:
(7pt)

今作も心に響きますね

浅葱や「i」の存在についてはピンときてしまいますが、謎解きよりも前作の「冷たい校舎」同様に登場人物達の思いが強く感じられます。
ホント、胸が締め付けられながら読んでました。
切ないけどそんなに悪い気がしない不思議。

むーちゃ
LD7P75LY

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