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インビジブルレイン



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【この小説が収録されている参考書籍】
インビジブルレイン
インビジブルレイン (光文社文庫)

インビジブルレインの評価: 7.44/10点 レビュー 9件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.44pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

映画化された姫川シリーズの傑作

ドラマでは「ストロベリーナイト」として放映されていたが、これは初めて映画化された姫川シリーズの傑作である。
今までのシリーズでは、姫川班と呼ばれる主任の姫川を筆頭に、部下の菊田らと共に共同で事件解決に奮闘していた。
殺人劇もグロ描写があったりしていたが、今作の「インビジブルレイン」は少々趣きが違う。

まず、姫川玲子が単独で捜査を行っている点。
部下の菊田ら、監察医の國奥、ガンテツこと勝俣、日下班の日下、井岡も登場はするが、いずれもチョイ役のみ。
とにかく、姫川がかっこいい。全く作者の誉田氏は素晴らしいヒロインを作り上げてしまったものだ。
暴力団の牧田という男との濡れ場もあり、女心も見えて可愛らしい一面も見せる。

次に事件は普通の事件で、グロ描写は無い。
その分、事件そのものよりも主人公の姫川にスポットを当てた作品ということになろう。

また、巻末には作者の誉田哲也氏とドラマで姫川役を演じる竹内結子との対談も収録されており、これだけで眉唾もの。
冒頭ではフェイスプロモーションも出てくるので誉田氏フリークスにはたまらない。(あれは恐らく柏木夏美だったのだろう)
ファンなら絶対に読むべき1冊で、ドラマを見たことがある人も読むべきマスト本。

yoshiki56
9CQVKKZH

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