オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【柳広司】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
ジョーカー・ゲームの評価:
7.79/10点 レビュー 24件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.79pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ジョーカー・ゲームの感想
第二次大戦中の日本でスパイ養成学校が設立される。そこから生まれたスパイ達の活躍を描いた短編集。内容、文体共にハードでとても面白い。少し会話や行動が現代的に思え、本当に時代考証出来てるのかな?と感じる所と、スパイがあまりに超人的過ぎる部分はマイナス。しかし、各編に出て来る人々は魅力的で、ミステリーとしても謎とその解決は鮮やかで、十分満足できる物でした。すごく良かった。ぜひオススメします。
気軽に楽しめるスパイ小説
スパイ養成学校:D機関を設立した結城中佐のスパイとしての教えが5つの短編で展開される。どの話も非常に良く出来ており、短編ということから気軽に読めて楽しめる。読む本に悩んでいる方にお勧めです。
スパイ達の能力がとても高く、根底にある精神構造に驚きました。正体を明かさず相手の裏をかき仕事をこなす姿に痺れます。全てを見透かしている結城中佐が魅力的でした。
文体から感じるスパイの厳しさ
死ぬ事、殺す事は最悪の出来事。馬鹿か貴様は。スパイは孤独だ。自分で判断しろ。と、何度も繰り返されるスパイの規律。そのスパイを養成する結城中佐の存在が不気味で圧巻。読中に出てくる"魔王"の言葉がしっくりきます。プロットの良さはもちろんの事、これらを引き立てる硬質な文体がとても良いです。長編ではなく短編集ですがこの緊張感溢れる文章を読むには短編で一呼吸おけるこの文章量がとても丁度良いと感じました。短編とはいえ、1つ1つがとても良くできています。相手の先の先の先までよんで静かなる行動を遂行するスパイ。常識を超えた者たちの行動や真相に驚かされました。作品の中では「ロビンソン」が一品。真相にゾクっと来ました。
第二次大戦中の日本でスパイ養成学校が設立される。そこから生まれたスパイ達の活躍を描いた短編集。内容、文体共にハードでとても面白い。少し会話や行動が現代的に思え、本当に時代考証出来てるのかな?と感じる所と、スパイがあまりに超人的過ぎる部分はマイナス。しかし、各編に出て来る人々は魅力的で、ミステリーとしても謎とその解決は鮮やかで、十分満足できる物でした。すごく良かった。ぜひオススメします。