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【深水黎一郎】
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トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザの評価:
6.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザの感想
過去2作に対して異端とは行かないまでも非常に個性的という印象を持っていたため正直意外でした。真っ当なミステリは書かないと思わせる事が作者のミスリードだというレビューもどこかで見ましたが、納得できるようなできないような・・・芸術とミステリの融合が売りのこのシリーズですが、今作はミステリの部分がかなり弱い気がします。後書きに、作者自身の「トスカ」の「読み替え」をまるで宣伝しているかのような記述があるのですが、正直、今作ではそれを披露したかっただけではないのか・・・とすら思えます。作中では2つの事件が発生しますが、真相解明に辿り着くまでの手掛かりが余りにも少なすぎて、その分、どうしても「雑」に感じてしまいました。本書のテーマとして、テキストの読み替えによる解釈の多様性というのがあります。一応、1つの真相は提供されますが、作者が意図した真相は1つだけなのでしょうか?多様な解釈がしやすいように「雑」になっているような気もしたのですが・・・
前作のエコール・ド・パリ殺人事件に続き、芸術に関する造詣に長けたミステリです。もともとオペラのトスカを知っていた事もあり、事件中の謎と同様、トスカの読み替えもとても興味を惹き、楽しめました。事件の意外性や仕掛けについては、前作が強烈だったので若干弱まった印象ですが、それでも緻密によく考えられた話だったと思いました。芸術とミステリの融合がやっぱ素敵で、毎回完成度が高くて好みです。このシリーズ良いです。 ▼以下、ネタバレ感想
過去2作に対して異端とは行かないまでも非常に個性的という印象を持っていたため正直意外でした。
真っ当なミステリは書かないと思わせる事が作者のミスリードだというレビューもどこかで見ましたが、納得できるようなできないような・・・
芸術とミステリの融合が売りのこのシリーズですが、今作はミステリの部分がかなり弱い気がします。
後書きに、作者自身の「トスカ」の「読み替え」をまるで宣伝しているかのような記述があるのですが、正直、今作ではそれを披露したかっただけではないのか・・・とすら思えます。
作中では2つの事件が発生しますが、真相解明に辿り着くまでの手掛かりが余りにも少なすぎて、その分、どうしても「雑」に感じてしまいました。
本書のテーマとして、テキストの読み替えによる解釈の多様性というのがあります。
一応、1つの真相は提供されますが、作者が意図した真相は1つだけなのでしょうか?
多様な解釈がしやすいように「雑」になっているような気もしたのですが・・・