■スポンサードリンク


人魚の眠る家



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
人魚の眠る家
人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

人魚の眠る家の評価: 6.36/10点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.36pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人魚の眠る家の感想

死の定義について考えさせられる作品。人それぞれの考え方で、それを追及する立場にはないが、作品の中では瑞穂ちゃんの言葉と、その後のストーリーに違和感はなく読めました。

kmak
0RVCT7SX
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人魚の眠る家の感想

考えさせる内容だった

呑んだくれ
P3S7II56
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

人魚の眠る家の感想

「生と死の定義」・「移植手術の可否判断」など一貫して重いテーマで進んでいく。幻想的なプロローグは好対照。

水生
89I2I7TQ
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人は、いつ死ぬのか(非ミステリー)

脳死を巡る家族と社会の物語。ミステリーではないが、どんどん引き込まれていく傑作エンターテイメントである。
離婚を前提に別居生活していた和昌、薫子夫婦は、娘、瑞穂がプールで溺れて緊急病院に運ばれ、意識不明のまま回復の見込みなしと診断され、臓器提供の意志を問われる。一晩話し合った二人は臓器提供を申し出るが、脳死判定のための最後のお別れの場面で、娘の手が動いたと感じたため、急遽、脳死判定を断った。莫大な費用と労力をかけてまったく意識のない娘を生かし続けることを選択した二人だったが、その選択は間違っていなかったかどうか、常に苦悩することになった。
「脳死」と「臓器移植」をテーマに、「人が死ぬとは、どういうことなのか」、医学的、生物学的、哲学的、人情的、法的、社会的な判断基準の多様性、曖昧さの間隙をついて、物語は思わぬ方向に展開され、クライマックスでは極めて重い問いかけを投げかけてくる。日頃何気なく新聞やテレビで目にする「脳死」、「臓器移植」について、もう一度、深く考える契機となる作品だ。
とは言え小説としてのレベルも高く、多くの読者にオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

考えさせられる

人の死は何をもって定義されるのか、重たいテーマで描く内容はずっしり来ます。
考えさせられる作品です。

J.M
5N544G8O

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!