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悪夢の街ダラスへ



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪夢の街ダラスへ イヴ&ローク34 (ヴィレッジブックス)

悪夢の街ダラスへの評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ストーリーは抜群に面白い

イブ&ローク・シリーズの第34作。このシリーズ、これまで一度も読んだことが無かったのだが、作者のJ.D.ロブはロマンス小説の人気作家ノーラ・ロバーツの別名で、20年間に42冊という驚異的なハイペースで発表され続けているという。
本作は、12年前、イブが新人警官だったときに逮捕した連続少女暴行犯マックィーンが脱獄し、イブへの復習を仕掛けるというのがストーリーの本筋。さらに、イブの生い立ちに関わる因縁の街・ダラスが舞台となることで、忌まわしい過去から決別するための苦闘がサブストーリーとして物語に重みを加えている。
マックィーンの脅迫手段、捜査の進展、衝撃のクライマックスというスリリングなストーリー展開は抜群に面白く、警察小説として非常に高く評価できる。ただ、随所に出てくる「ロマンス小説」の味付けが、個人的には鼻について減点要素になった。
時間設定が2060年代ということで登場するさまざまなガジェットの名前や機能がちょっと特殊だったり、シリーズ物なので過去のエピソードが関連するシーンがあったりするのだが、読み進めるのに邪魔になることは無い。
ドライでクールなサスペンスが好みの方にはオススメできないが、ミステリーにもロマンチックな味わいが欲しい方にはオススメだ。

iisan
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