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【沼田まほかる】
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ユリゴコロの評価:
7.67/10点 レビュー 12件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.67pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ユリゴコロの感想
感性を試されているようなストーリー。トリックと割りきれないストーリーの展開で、そーゆーことかというおもしろさはありました。
地味ですが
ほんわかした感じが好きでした。
現代の残酷な説話
「イヤミス」に登録されていた本作、確かに読んでみて、心の中にどろっとした、ぬめっとした形容しがたい情動が生じてくる描写もありました。しかし、同時に自分自身の深奥にに通じる感覚も見られました。ノートによる手記の部分は、その内容自体は残酷な事実の連続なのですが、語り手の持つ思いの変化に、一筋縄でいかない人の心理が垣間見えました(サイコパス的といえばそうですが・・・)。 ▼以下、ネタバレ感想
素晴らしい、の一言
沼田まほかるさんは人間を書くのに長けた方だと思います。人間の暗い部分、深く傷ついた誰にも触られたくない部分を、いとも簡単に、しかし繊細に書かれる数少ない作家さんです。この作品はそのすべてが詰まっています。主人公が見つけた謎の手記は、そういった人の心をえぐる描写がたくさんあり、読者を一気に引きづり込んでくれます。また、ストーリーとしてもホラーであり、サスペンスであり、人情物語でもあり、そしてミステリーでもある、という読者によって様々な解釈ができる傑作であると思います。個人的には、今までの沼田さんの作品の中でナンバー1です。
全体的に暗い感じの話です。でも、不思議と読後は悪くないですよ。
感性を試されているようなストーリー。
トリックと割りきれないストーリーの展開で、そーゆーことかというおもしろさはありました。