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【柴田よしき】
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激流の評価:
7.00/10点 レビュー 4件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
激流の感想
けっこう長い。文庫で上・下巻に別れている。行方不明になった同級生と同じ班だった六人のその後の人生がメインストーリー。かなり理屈っぽい文章で様々な人生を送る六人が描かれているが、そういった点が物語りに入り込みやすい。この人の筆致はこの物語にあっている。何故同級生は消えたのか、何故二十年後に彼女から私を覚えていますか?などとメールが届くのか?ミステリが好きな人にはこのシチュエーションには食指が動くこと間違いない。なかなか上手い設定で物語を作るという印象だ。六人それぞれに降りかかる災難。それは自然なのか必然なのか。消えた同級生の出来事を引きずっている六人。シンプルに云うと消えた理由と送られたメールはそのつながりは破綻無くこちらの胸に届く。誰もが秘密を守った結果であると言える。しかし、最後の章でそれが明らかになるまで少々長いと感じる。六人の人生を描きかったのだろうが、交差する事件にしても少しご都合主義的な流れが見える。しかし、ストーリーテラーとしての印象を持ったのでこの他の作品にも興味を持った。機会が有れば読んでみたい。この作品に限って云えばミステリとしては、そう読んでいてワクワク感はないが面白い物語を読んだと言う印象でした。
20年前に起きた女子中学生失踪事件。そして、現在の登場人物達に思わぬ波紋を起こして行く様は、まさしく激流と呼べる作品だと思います。その激流に飲み込まれた登場人物は、どこに向かって行き、今後、どのような人生を歩んで行くのかと思わせる作品だった気がします。
この結末は不満ですか?
20年前の修学旅行で失踪してしまった少女から、突如メ-ルが送られてくるという始まりは物語に入り込む要因として非常に良く、期待させられる。主人公は35歳になったその修学旅行の同じグル-プメンバ-6名で、それぞれのそれまでの人生ドラマがあり、そのメ-ルによって再び交わり、そして不可解な事件が起きていく展開はミステリ-、サスペンスとして一級。それぞれの人生描写が見事で、6人が全員主人公で視点が切り替わりながら物語が進み、飽きることはなく終盤ギリギリまで高い期待感で読めた。ただ、結末については強引だったり、実は関係がない事件があったり、もしかすると期待外れと読むかもしれない。それでも、この主人公たちのその事件だけで終わらない人生そのものに深いものがあった。
けっこう長い。文庫で上・下巻に別れている。行方不明になった同級生と同じ班だった六人のその後の人生がメインストーリー。かなり理屈っぽい文章で様々な人生を送る六人が描かれているが、そういった点が物語りに入り込みやすい。
この人の筆致はこの物語にあっている。何故同級生は消えたのか、何故二十年後に彼女から私を覚えていますか?などとメールが届くのか?ミステリが好きな人にはこのシチュエーションには食指が動くこと間違いない。
なかなか上手い設定で物語を作るという印象だ。六人それぞれに降りかかる災難。それは自然なのか必然なのか。消えた同級生の出来事を引きずっている六人。シンプルに云うと消えた理由と送られたメールはそのつながりは破綻無く
こちらの胸に届く。誰もが秘密を守った結果であると言える。しかし、最後の章でそれが明らかになるまで少々長いと感じる。六人の人生を描きかったのだろうが、交差する事件にしても少しご都合主義的な流れが見える。
しかし、ストーリーテラーとしての印象を持ったのでこの他の作品にも興味を持った。機会が有れば読んでみたい。この作品に限って云えばミステリとしては、そう読んでいてワクワク感はないが面白い物語を読んだと言う印象でした。