【藤田宜永】
標的の向こう側
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親子、恋人、友人―。誰もが目に見える絆や繋がりばかりを欲している現代で人はより生きづらくなっていく。
美貌の女探偵・唐渡美知子は原宿の自宅マンションで消音器付きの拳銃に狙われた。
大阪あいりん地区のロッカー屋から届いた宅配便。古ぼけた鞄に入っていた手紙にある山本という名に、竹花は覚えがなかった。
雪深い信州の別荘で、竹花の旧友で著名な作家・国分英二郎が首吊り遺体で発見された。
屈折した愛のカタチ――闇を持つ者たちが交錯する心理サスペンスの極北!奨学金を利用し、六本木のクラブで働く大学4年生、圭子。
夏の深夜、探偵・竹花は男に襲われていた少女・夏子を助けるが、ボディ・ピアスをした彼女は翌朝消えていた。
1966年8月15日、根津謙治は目黒区碑文谷二丁目にトラックを止めた。現金11億を奪うためだ。
渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。
私の父は、52歳で離婚し、ニューアークの家で、ひとり孤独に死んでいった。
幾つになっても恋の現役を離れるつもりはありません――ジワジワ来る珠玉6篇。
アメリカ帰りのモダンボーイ秘密探偵・的矢健太郎はモガの代表のような美女から枕絵師の捜索を依頼された。
東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。
神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通うもう一人の名探偵、剣崎比留子と共に曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れる。
完全黙秘の容疑者。その背景には何が?後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。
偽名を使い、多数の人を殺めてきた腕利きの榎波は、暴力団員が起こした動物惨殺事件を見逃すことが出来なかった。
バブルで巨額の負債を負った自動車修理工氏家豊は、六七年型マスタングで流す夜、何者かに拉致された旧友五十嵐の娘香織を救う。
経理課一筋37年で警視庁を定年退職した木野塚氏は、ハードボイルド探偵に憧れ探偵事務所を開設する。
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リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。
八百長で球界を追われた名投手・本多陽一郎は、パリで地味な生活を営む。
現職の総理大臣が急逝し大混乱の世間をよそに、美人ニュースキャスターの姿に煩悶する木野塚氏。
2013年から1967年にかけて名刑事クワンの警察人生を遡りながら香港社会の変化も辿っていく、珠玉の連作短編集。
旅行代理店を経営する男が、ある晩仕事帰りに待ち伏せされ、二人組の男に暴行を受けた。物盗りの犯行ではない。
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新宿署の刑事・鮫島は、捜査中に北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した。
一九七九年の山口県岩国市―警察を辞めた椎名高志のもとに、刀根奈津子の自殺の報が届いた。
「カジノの金庫を狙って欲しいの」鳶色の目、ブルーネットの髪のジュリーが話をもちかける。
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「トップリーグ」とは、総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す―大和新聞の松岡は、入社一五年目にして政治部へ異動、またたく間にトップリーグ入りを果たした。
『孤狼の血』『盤上の向日葵』著者が放つ、社会派ミステリ!結婚詐欺容疑で介護士の冬香が逮捕された。
ドイツが東西に分断された冷戦のさなか、画家・青木優二の前に現れたベルリンからの来訪者。
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一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。
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捜査二課から異動してきた“刑事の中の刑事”上河内博人警部が相棒に指名したのは、なんと“内勤のプロ”柴崎警務課長代理だった(「秒差の本命」)。