巴里からの遺言
- プロレスラー (8)
- 日本冒険小説協会賞受賞 (1)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
巴里からの遺言の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひとりの、日本での生活に疲れを覚えた男が 自分の祖父の足跡を捜しにパリに住む物語。 だけれども、足跡たどりはなぜか時間が徒に過ぎ… 結局年単位となってしまっています。 どこか彼にとって、過ごしやすい環境だったのでしょうね。 だけれども、時折祖父の見えざる力でしょうか… きちんと本来の目的に戻るように 何かがありそうな人やものに出会うんですよね。 「さっさと探せよ」といった感じに。 最後は思った感じのものにはならないかな。 でも大人な雰囲気が出ているので 嫌いではない作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「愛の領分」で第125回直木賞、「鋼鉄の騎士」で日本推理作家協会賞・日本冒険小説協会特別賞を受賞した作家の短編集。本作品で、日本冒険小説協会最優秀短篇賞を受賞した。日本での教師生活に行き詰まった「僕」こと片桐隆一は、家族を捨てロシアから巴里へ渡り放蕩の限りを尽くした祖父の手紙をたよりに、祖父の謎を解く旅に出かける。巴里の生活を甘受し、祖父のことを忘れそうになると、導かれるように祖父を知る人物に会う。そんな六つの出会いが描かれた、旅情あふれた、連作短編集である。激しいアクションや、国際的な謀略とは全く無縁であるが、「祖父の謎」を解く僕の冒険を描いた本作は、ゆるやかで、かつ、あたたかい雰囲気に満ちあふれ、まさに作家の真骨頂が発揮された作品である。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|