警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

胸に刺さったサバイバルナイフと死体の顔に描かれた赤い小さな二重丸。

差出人不祥の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。

寝台特急“はやぶさ”を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

四谷のお岩稲荷近くの路上で若い男が銃撃された。運転免許証から、男は近くに住む吉良義久と判明したが、彼は記憶を失っていた。

寝台特急「サンライズエクスプレス」取材中のカメラマン木下は、乗り合わせたみゆきと名乗る美女と親しく言葉を交わす。

「ベストセラーを出しませんか」売れない作家・三浦に、出版社の社長から執筆の依頼が来る。

十津川警部は帰宅途中を襲われ、不覚にも誘拐されてしまう。彼が気付いたときには、不可思議な島にいた。

沖縄で起きた写真家殺害事件を捜査する十津川警部。失踪した女友達の行方を追うカメラマンの田村。

代議士をめった刺しにした男が出所した。12年間動機について黙秘を貫いた男が向かったのは故郷・会津若松。

「祇園祭を爆破する」―。手紙は十津川警部を陥れる罠だった。

高校時代の友人で画家の本山に誘われて熱海を訪れた十津川。

「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。

英国の超人気推理作家ビクトリア・ヘイズが、取材のため来日することに。 目的地は長崎。

函館本線の線路際で、警視庁を定年退職した川島が、絞殺死体となって発見された。一方、東京では川島の自宅に空巣が入る。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

十津川警部、謎の女『ミスM』を追う! 魅惑の特急が行き交った北陸本線。

プレイボーイの青年実業家・高原雅之が刺殺され、付き合いのあった五人の女が捜査線上に浮かんだ。

古代吉備の歴史を研究する、岡山県総社市在住の郷土史家・吉野文彦が、東京のホテルで殺害された。

フリーカメラマンの木村敦は、沖縄に貢献したとして藍綬褒章を受章した故緒方秀郎が「陸軍中野学校」出身であることに関心を抱く。

鑑識技官・新美格の趣味は、通勤電車で乗客を観察しスケッチすることだった。

深夜のコンビニでレジ係の青年が射殺された。犯行の直前、犯人は青年の名前と年齢を尋ねていた。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

東京駅の駅長室に爆破予告の脅迫電話がかかってきた。乗降客を人質にとった犯人の要求は一億円。

江戸川区内の交番に勤務する巡査長・山中浩平のモットーは、地元住民と仲良くすることだった。

冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。

〈これから、あいつを殺しにいってきます〉という思いつめた置手紙を残し、木下由美子は姿を消した。

「三億円事件を再現してお見せしよう」真犯人逮捕のために大富豪が入念に計画した推理ゲーム。

初文庫化！ 連続殺人の鍵は敗戦前夜に焼却された日記。 何が書かれていたのか？　 ミステリーの巨匠が贈る戦争への思い。

轟音が晩秋の伊豆を切り裂いた。何者かが旧天城トンネルを爆破したのだ。

「神が人を殺した。これは、神々の殺人の始まりだ」―都内で発生した3件の女性殺害事件。

とある会のメンバーが毒殺された。

京都発賢島行近鉄特急ビスタＥＸの車内で大学准教授が殺された。

不老不死温泉で殺人事件が起きた。重要参考人として、休暇で訪れていた警視庁刑事の酒井が連行される。

警視庁捜査一課の三田村刑事は、四国へ旅に出たまま行方不明になった叔父夫妻を探し出すため、従妹と一緒に旅に出た。

人材派遣会社社長の山際卓郎は、クラブママの結城あやから人脈と資金面の協力があり事業が成功した。

もしも、賎ヶ岳の戦いで柴田勝家が秀吉に勝っていたら、お市の方の運命はどうなっていたのだろうか…時代小説の人気作家・広沢は、新作の執筆を開始した。

十津川警部、最後の事件は 壮大にして華麗なトリック！ SLやまぐち号の5号車と乗客32人が 走行中に姿を消した。

秘境祖谷渓で起きた謎の転落事件。

最初の被害者は、小樽新聞の東京支局長だった。 捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため、小樽におもむいた。

東京の府中刑務所から、一週間後に刑期満了で出所する筈だった受刑者・鹿島源太が脱走した。

浜名湖の湖岸にあるビルが炎上し、男の焼死体が発見された。男の名は藤田武。

山手線、特急あずさ、特急踊り子…十津川班、必死の追跡行！ 解説・山前譲 旅行誌「旅の話」の編集部員・香月修の殴殺体が発見された。

坂口刑事は故郷の白馬村から急行「アルプス」で東京に戻る途中、乗用車が炎上している現場に遭遇し、運転士や車掌と協力して車の運転席から若い女性を救出する。

廃線の危機にある札沼線の終着駅へ殺人犯を追ってきた十津川警部が見つけたのは魔法使いだった!? 傑作トラベルミステリー。

首相逮捕が迫る時ーー 法相の娘が失踪した!? 謎のメッセージを追う十津川警部は、 2つのアルプスが見える町、長野県飯島へ！ 時の法務大臣の愛娘が姿を消し、「君は飯島町を知っているか？」という謎の言葉が残された。

上信電鉄千平駅。下仁田行き始発電車の運転士がホームで俯せに倒れている老人を発見した。

「君に、内密に、やって貰いたい仕事があるんだよ」三上刑事部長から呼ばれ、いきなり言われた十津川は面くらった。

伊豆の別荘で夏の終わりを過ごす僕とあの人。あの人とは、父の再婚相手だ。

北海道・東京・伊豆七島で相次ぐ殺人事件。殺害されたのはすべて医療関係者だった。

原宿のマンションで雑誌「トラベル日本」の記者、広川克樹と旅行社の会社員、中村かおりが殺された。

「とき403号」で、60代とみられる男性の刺殺体が発見された。