第25回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作が文庫で登場! 主人公の元傭兵・鹿島丈は、イラクで起きた自爆テロで恋人を失い、帰国後、傷心の日々を送っていた。

避暑地・土筆町に暮らす柊寿々音。

目の前に犯人がいるのに逮捕できない――大胆不敵な新警察小説、誕生 三年前のバイク事故で右眼を失明した警察官の尾崎冴子は、訪れた事故現場でその一部始終を目撃する。

大宮署の刑事・蝶野未希は十七年前に息子の遥希を亡くした。雪の日に、廃工場の冷蔵庫に閉じこめられて死んだのだ。

２０２１年９月１１日、国会議事堂に無人機が墜落・炎上した。

かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。

すべての始まりは誕生日だった。「みんなで家族になりましょう」。

VR手術を専門とする脳神経外科医の牧野は、少女エリカへの視覚再建装置埋設に成功。

自動運転車の不可解な死亡事故。

同級生の女子から絶えず言い寄られ、人妻との不倫に暗い愉しみを見いだし、友人は皆無の高校生・清家椿太郎。

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル「星くず」についた途端みつかった死体。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

幼い頃に家族バラバラになり、親代わりの祖母とも死に別れた天涯孤独の青年・出淵恭二は、生活に困窮し、山で穴を掘るだけで日当十万円というバイトに参加する。

「被疑者の言うことを唯一信じてあげるのが弁護人でしょう」 犯罪被害者家族でありながら、 刑事弁護に使命感を抱く持月凛子。

周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。

昭和二十九年、ひとりの女性占い師が“ある恨み”を抱えながら、政界と財界を舞台にのし上がっていく姿を描く、激動の昭和史。

第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作! 漫画家を目指す高校生の秋人(しゅうと)はある晩突然、不気味な「何か」に襲われる。

おれは吸血鬼に会ったんだぜ、本当さ。

2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作 余命宣告された人々が集まる山荘で起きた、ある一人の突然死。

意味を見出すな。名付けるな。

大森署の矢島は火災現場の冷凍倉庫で身元不明の五体の死体を発見する。死体は誰の手で何のために保管されたのか。

知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風は、その場に居合わせた高校生の錬とともに咄嗟に犯人を追ったが、間一髪で取り逃がす。

上空500mでヘリと人間が衝突⁉　島田荘司選第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作。

東京の中堅オークション会社で働く小洗凜太郎はまだ勉強中の若手だ。

高校時代からの友人4人組。