「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。

1944年、ナチス体制下のドイツ。

終戦後、荒廃から立ち直る日本において、「食」から家庭を応援する女性がいた。

事故で婚約者を喪った額装師・奥野夏樹。彼女の元には風変わりな依頼ばかりやってくる。

穏やかな交際を続ける明里と秀司。

祖母と一緒に行くはずだったお伊勢参り。

寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。

仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。

真実は絵の中に。呪いの絵画をめぐる美術ミステリー! 英国で図像学を学んだ千景は祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。

『くもをさがす』の西加奈子が贈る、8つのラブレター。 この本を読んだあと、あなたは、きっと、自分の体を愛おしいと思う。

東京タワーで働く竹宮ひかる。ブラック企業の営業、森沢達郎。

大学の同級生だった麻矢、璃子、友梨香。三人はよく飲みに集まっては夫の愚痴を口にし、日頃の鬱憤を晴らしていた。

独自の意味を背景や小物として絵画に書き込む手法、図像。英国で図像学を学んだ千景は、祖父の死を機に日本に戻ってきた。

累計52万部突破の大人気『スープ屋しずく』シリーズ最新刊は、四季折々のミネストローネが人々の心をつなぐストーリー。

淡路島で母を看取った百花。満月の夜、散歩に出かけると、閉まっているはずの遊園地に見知った猫が入っていき……。

児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。

たまに食べる高級&美味な「スイーツ」は疲れた心を潤し、日常に彩りを添えてくれますが、私たちの毎日をそっと支えてくれるのは、スーパーやコンビニなどで手に入れやすいジャンクな「おやつ」ではないでしょうか。

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。

5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。

今日も個性豊かな住民たちが集う、にぎやかな食卓。 古い建物だが、格安の家賃が魅力の下宿屋「猫目荘」。

顔なき女は燃やす。人を家を男を。

横浜の住宅街の一角に佇む、チョコレート専門店「サ・イラ」。

三つの世代を超えて挑む、夏目漱石・名著の秘密。

この人は人生をリノベーションするつもりだ――亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。

松尾純一郎、バツイチ、57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。

地方都市の寂れた町にある葬儀社「芥子実庵」。

知らない景色とおいしい料理がここに。

逃げて辿り着いたその〈場所〉が守ってくれる 小説家になった羽見晃が入居を決めたのは、墨田区鐘ヶ淵にある築六十年、二階建ての〈マンション フォンティーヌ〉だった。

「ひとりの生活」をテーマにした6名の女性作家によるオール書き下ろし競作集。物騒なので番犬のレンタルサービスを始めた女性。

ついに封印を解かれたのは、著者初の「ノワール小説集」。

ファッション業界で働く小峰紬(こみね・つむぎ)の前に、行方不明だった母親の文子が姿を現した。

コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。

札幌市近郊の町、荏原市で発生した女子大生殺人事件。

東京・新宿にある都立高校の定時制。 そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

手紙にまつわる雑貨店『おたより庵』を経営する詩穂が出会ったさまざまな想いをこめた手紙たち。

コロナ禍で厳しい日々の続く飲食店業界。〈パ・マル〉でも、テイクアウト・メニューを考えたり、料理教室を始めたり……。

凶器は１４０字、共犯者（フォロワー）は十数万人。SNS×社会派ミステリ！ ネット界最恐の情報通＜市民調査室＞。

離婚届を置いて失踪した妻、発見された銃弾、28年前の未解決事件。 平穏な生活が一変する秘密と嘘。

一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。 日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。

「無人島に３つ持っていくとしたら？」 初夏の夜、この定番の他愛ない話題で盛り上がっていたバーの常連たちは、マスターの告げた一言でさらに沸く。

AIに心は宿るか。

あなたと生きる、その痛みごと。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。

「春に翔ぶ」瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原の秘められた過去。