なれのはて

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種別
長編
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あらすじ

2026年07月15日 なれのはて (講談社文庫)

第170回直木賞候補作!絵画が秘める謎に導かれ、幾重もの時代と交差する人生を辿る壮大なクロニクルミステリー。報道局からイベント事業部に異動したテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は同僚に一枚の絵画の展覧会企画を相談される。画家の正体を探り秋田の未解決事件に行き着くが、それはある一族の秘密に繋がっていた。法の権威、報道の使命、凄惨な戦争、家族のかたちーー百年の歳月を巡り明かされる真実とは。著者の新章を告げる傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

なれのはての評価:

5.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.00pt

なれのはての総合評価:

8.20/10点 レビュー 45件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(5pt)

なれのはての感想

一枚の絵に魅せられ、その出所を調査していく中で当時の物語に触れていくという美術ミステリ×社会派小説。
あらすじにある通り一枚の絵から始まり、仕事について、家族について、当時の戦争や空襲について描かれていく物語。かなりの骨太の力作であり、どういう取材をしたらこういう物語を生み出せるのかと驚かされた作品でした。

序盤は報道局から左遷されてイベント部に異動する事になった主人公の仕事に関する物語。仕事に対する考えや仲間たちとの付き合いは面白く読めました。本作の中では現代編という感覚。一枚の絵をきっかけに物語が動きだす所はワクワクの読書でした。
一方、一枚の絵から調査を進め、その当時の物語となる過去の物語については戦争や空襲など重苦しい読書でした。登場人物たちも増えていき、その人物達は親戚達なので特徴的な切り分けができず、人物や状況が分からなくなる読書でした。

本書の雰囲気は美術ミステリやエンタメではなく、社会派小説&人物の伝記小説に近しいです。その為、重厚な作品ではありますが個人的には楽しむよりも社会科を勉強しているような苦手な読書でした。
ただ読み終えてみれば色々とスッキリする読後感であり、美術を用いた物語の繋げ方は見事。爽やかなエンディングが良かったです。

egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.44
(5pt)

読んで損しません

第170回 直木賞候補作
一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。
日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。
戦争が引き起こした家族の亀裂は、現代を生きる人びとにも影を落としていた。
ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員、守谷京斗(もりや・きょうと)。異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)が祖母から譲り受けた、作者不明の不思議な古い絵を使って「たった一枚の展覧会」を実施しようと試みる。ところが、許可を得ようにも作者も権利継承者もわからない。手がかりは絵の裏に書かれた「イサム・イノマタ」の署名だけ。守谷は元記者としての知見を活かし、謎の画家の正体を探り始める。だがそれは、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた秘密に繋がっていた。1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。
芸術が招いた、意図しない悲劇。
暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。
長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。
戦争、家族、仕事、芸術……すべてを詰め込んだ作家・加藤シゲアキ「第二章」のスタートを彩る集大成的作品。
なれのはて (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なれのはて (講談社文庫)より
4065425131
No.43
(5pt)

絶対後悔しない本です。

素晴らしい…この本に出会えて良かった。次の新作を本当に楽しみにしています。
なれのはて (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なれのはて (講談社文庫)より
4065425131
No.42
(5pt)

加藤シゲアキ,なれのはて

表紙,デザインそして包装ラッピングも
綺麗に,包まれ,ていて
満足でした,
なれのはて (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なれのはて (講談社文庫)より
4065425131
No.41
(5pt)

加藤シゲアキ,なれのはて

表紙,デザインそして包装ラッピングも
綺麗に,包まれ,ていて
満足でした,
なれのはて Amazon書評・レビュー: なれのはてより
4065331439
No.40
(3pt)

前半が惜しい

凄い力作なのにもったいない。そんな印象です。こんなに書けるのに。
物語の筋や題材はとても興味深く、作者の頭の中にきちんと映像があって、それを描き出す筆力もある作家さんだと思いました。後半に向かうほど面白く集中できました。後半が良かっただけに前半が惜しかった。
書きたいことを全部書いてしまってるような印象で、思い切って削ぎ落とした方が物語の輪郭がはっきりして、読み手には響いたのではないかと思いました。
あと3年は寝かせてブラッシュアップしたら直木賞取れたかも。
とにかく頁数の割に無駄に登場人物が多く関係性も複雑すぎました。
かといって、あっと驚くような関係性でもなかったので。
無駄な人物を整理して減らすか、どうでもいい人物の描写はさらっと流して、重要人物だけに光を当てて描かれていれば、もっとわかりやすく面白かったのでは、とも思いました。
全体的には良書だと思います。
なれのはて (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なれのはて (講談社文庫)より
4065425131

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