「それじゃあキミを死神として採用するね」ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。

自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。

小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。

親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。

彼氏にフラれた私・三浦加奈は、死のうと決意して屋上へ向かう。

平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。

海里克也は保健室で目を覚ました。なぜここにいるのか?保健医の鏡司によると、階段で転んで気を失っていたらしい。

伝説は美しい月夜に甦る。それは絶望の果てからはじまる崩壊と再生の物語。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

他人の嘘が分かる、不思議な力を持つ高校生、藤倉聖。だが、全ての人の嘘が分かるわけではない。

普通の高校生活を送る僕・相葉孝司に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

夜になると、僕は化け物になる。 寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。

学園祭間近の大学。しかし放火事件が頻発し、現場には必ず、鉢割れの黒猫の幽霊がいるという噂が。

僕は春が嫌いだ。

突如転校してきた森山燐は不治の病を患っていた。俺は彼女と共に、ライブを演り、最高の時間を共に過ごし…そして、燐は死んだ。

売れないシナリオライターだった大多の毎日は、人気女優あやめの主演ドラマを手掛けることで、一転する。

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

いじめをする奴は、もちろん最悪だ。だが、いじめを見過ごす奴だって最悪だ。

「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。

前触れなく人間が消滅し、その痕跡も、周囲の人々の記憶からも消え去ってしまう世界。

出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。

25万部突破『15歳のテロリスト』著者の衝撃の原点が、完全版で甦る! 男子生徒Kが自殺した。

遠藤正樹は嘘がわかる特異体質で、川端小百合は決して嘘をつかない少女だった。

方石―それは様々な服飾品に変じることのできる立方体。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

あなたは絶対に騙される!! どんでん返しの真骨頂! 顔を変えるのは罪ですか? 渾身の医療サスペンス最新版! 美を創り出す芸術家のように、依頼者の顔を変える天才美容外科医・柊貴之。

僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる! 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

「シエスタさえいてくれれば、俺はよかった」これは探偵の遺志を超える物語 かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、ある日、夏凪、斎川、シャルと共に誘拐された。

「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。 ――そして七十数年後の今。

『いなくなれ、群青』、シリーズ完結編! 2019年9月、実写映画化! [主演:横浜流星、飯豊まりえ] 真辺由宇。

3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。

生きづらさを抱える水森陽向は、真夜中、不思議な声に呼ばれ辿りついた夜の公園で、衝撃の光景に目を見張る―そこでは十代の子供達が壮絶な殺し合いを繰り広げていた。

狂気じみたにぎやかな未来への警告を軽妙なタッチで笑いの中に描く短篇傑作集。

小説家になるという夢を叶えた妹。その事実は俺の存在意義を揺らがせた。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

―ぼくは、彼女が誰なのかわからない。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

海と山と坂の街、尾道。(たぶん)日本の果てで(きっと)世界の果ての、この街で。

大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。

彼女はクラスメイトで、聡明で、美人で、僕の恋人で――誘拐犯だった。 「君を世界で一番×してる。

東京・吉祥寺の外れにある、さくらい動物病院。 若き院長の亜希のもとには、今日もいろいろな動物を連れた飼い主がやってくる。

都内で働く広太は、合コンで知り合った桃美とスノボ旅行へ。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

頼子が残りの房を口に放り込む。この果実の味を、彼女の顔が語っている。