幻想と怪奇の作家ラヴクラフト。

ヒマラヤすら圧する未知の大山脈が連なる南極大陸。

虚空に黒の光芒を放つ巨星ラヴクラフト。

20世紀最後の怪奇小説作家H.P.ラヴクラフト。

太古の昔、全宇宙を支配していたという邪悪な神々――悪夢のようなクトゥルフ神話を生んだ鬼才ラヴクラフトの全集第二巻。

二十世紀最後の怪奇小説作家H・P・ラヴクラフト。その全貌を明らかにする待望の全集は、ここに完結する。

ラヴクラフトは不遇のままその生涯を閉じた。

アメリカ最大の文豪であり、怪奇と幻想、狂気と理性の中に美を追求したポオ。彼は類なき短編の名手である。

ある日突然H・P・ラヴクラフトが血縁であることを知らされた作家ラヴグローヴ。

アーサー・マッケンは平井呈一が最も愛した怪奇小説家だった。

宇宙船ヴィクトリア号が連れ帰った“火星からきた男”は、第一次火星探検船で生まれ、火星に生き残った唯一の地球人だった。

夢と現実のあわいに浮び上る「迷宮」としての世界を描いて、二十世紀文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九‐一九八六)。

『星を継ぐもの』シリーズ4作品 新版化 月面で発見された5万年前の死体はどこからやってきたのか？ ハードSFの巨匠ホーガン不朽の名作 第12回星雲賞海外長編部門受賞作 【創元ＳＦ文庫60周年記念新版】 月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見し

2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した!流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取されつづけてきた。

長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。

「なぜ―僕なんだ?」 「それはね、あなたがひとりぼっちだから」 不幸な交通事故により家族を失った青年・匂坂郁紀。

日本における本格探偵小説を確立したばかりではなく、恐怖小説とでも呼ぶべき芸術小説をも創り出した乱歩の初期を代表する傑作9編を収める。

ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。

幼児なみの知能のため、みんなからバカにされてきたチャーリイ・ゴードン。

恐怖的なまでの法悦を描く無二の作家マッケン。

人類に絶望した天体物理学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)が宇宙に向けて発信したメッセージは、三つの太陽を持つ異星文明・三体世界に届いた。

事故で亡くなった愛妻の肝細胞を密かに培養する生化学者・利明。

「我々は知りすぎているんです。お互いのこと、自分のことを知りすぎている。

「美」は魔物―。

地球の人類は鋼鉄都市と呼ばれるドームのなかで、人口過密に悩まされながら生きていた。

一本のビデオテープを観た四人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。

見えない通り魔「ぜんしゅ」の正体は――!? 比嘉姉妹シリーズ第5弾! 妻が妊娠し、幸せいっぱいの日々を送るサラリーマン・田原秀樹は、ある日、知り合いの娘の結婚式に参列することに。

平凡なセールスマンのグレゴール・ザムザは、気がかりな夢からさめたある朝、一匹の巨大な褐色の毒虫へと変わった自分を発見する。

ある冬の夜ふけ、Kが村にやってくる。測量士として城から雇われたのだ。

比嘉姉妹シリーズ、待望の最新長編。澤村伊智が放つノンストップホラー。

雨の日には、読まないでください。

好古趣味と巧みな恐怖演出で近代怪奇小説の礎を築いたＭ・Ｒ・ジェイムズ。