東京の大学病院に勤めていた内科医の望月美並は、長野県大町市で祖父のあとを継いで警察嘱託医を務めることとなった。

警視庁行動科学課は、不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた部署である。

ひとり、入ったら、ひとり、消える―。年金生活の貧困シニアが入居する「加賀美荘」は「殺人アパート」だと囁かれていた―。

ASV特務班は、DV、ストーカー、虐待事件などに対応するために警察庁直属で設けられた特任捜査チームだ。

不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。

二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも……(「見知らぬ乗客」)。

その名が語るのは嘘か真実か 珠玉の短編ミステリ傑作選！ ゆりかごから墓場まで、すべての人に一生ついて回る「なまえ」を巡る短編ミステリ傑作選。

六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。

小学校教師の水川には給食で食べられなくなった物がある。それはうずらの卵。

東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。

ドラマの記録係として活躍する田所有記は、見知らぬ女から「復讐殺人の一部始終を記録して欲しい」と頼まれる。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

夫と義母を殺した罪で、懲役10年の判決を受けた茅野春子。

指名手配犯に逃げ切られることは、全警察官にとって、もっとも恥ずべきこと―――だが世の中には、罪を犯しながらも逃げ続け、時効を成立させる者もいる。

わたしの人生は充実する、あの夫、あの親族さえいなければ。

視察のため来日したニューヨーク市警のブラウンには裏の目的があった。東京で失踪した旧友を個人的に捜すのだ。

渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

婚姻届を出すのは待ってほしい―彼が結婚を決断しない理由は、思いもよらぬものだった(「二年半待て」)。

独り身で子供も持たなかった、仕事ひとすじの啓子は、病気のため五十四歳という若さで亡くなった。

8年前に遭難した息子が帰ってきた? 猫が東京から松本まで一人旅? ――だったら、その謎を解いてみよう 長野のいいとこてんこ盛り! 「ナガノベル」で旅気分。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

週刊誌のライターが殺された。警視庁捜査一課・継続捜査担当の黒田は過去の殺人事件との関連を疑う。

大学生の津村哲郎が死亡した。アルバイトで月二百時間を超える残業の果ての「過労死」だった。

萌子は、かつて夫だった男と待ち合わせをしていた。折り入って相談があるというのだ。

仕事がしたい。なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する…。

夫、息子と幸せに暮らす宏美は9年前に恋人を飛び降り自殺の巻きぞえで失っていた。

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。

目撃者は猫？ 謎解き好きの夫婦が消えた殺人犯を追う！ 『ただいまつもとの事件簿』に続く好評長野ミステリー第２弾！ 松本に移住して半年の清水真紀は、長野に住む片瀬敏子から猫のニシンを預かることになった。

バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。

捜査官の目と耳と記憶と勘で街中に潜んでいる犯人を見つける、見当たり捜査。

公安で培った術を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派明日香。

老人福祉施設のデイサービスセンターに勤める純子は偶然、一生忘れようとしても忘れられない女性の担当になった。

浅井久子は、12年前に夫をひき逃げで亡くした。犯人が分からないまま時効を迎えた今も、悲しみが癒されることはない。

ストーカー、レイプ、幼児性愛、年寄りや幼い子供への虐待など、激しさを増す性犯罪や虐待事件に警察がようやく重い腰を上げた。

タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。

主婦の典子のもとに、差出人不明のまま突然届いた中学時代の「交換日記」。

人生は楽しく、充実していなければ。そこそこ出世した旦那に、健康な息子。

男と女の間に流れる深い川。そこに広がる暗さは当事者にしかわからないという―。

同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。

特殊班に配属されたばかりの同期の女刑事が、立てこもり事件で人質の身代わりとなって拉致された。

警視庁管轄内にて、野原という税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。

安藤亜衣里、木村京美、市川郁子。

わたしを裏切った男と侮辱したあの女は絶対に許せない!ふたり同時に復讐するには、あの方法しかない―男に妻も子どももいると知った愛人の心に燃えたぎった嫉妬と殺意。

29歳独身、一人暮らしで特定の恋人は無し。満たされぬ毎日を送っていた千鶴は、ふとしたきっかけから隣人・亮子と知り合った。

内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。

水面下で武装化を図る市民団体〈パグ〉を内偵中の公安0課作業班員・藪野と友岡は東雲の武器密造工場に侵入。

神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田夏希は、知人に紹介された男性に会うため横浜駅付近の飲食店に向かった。

豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。

心の奥底に封印した過去、口にできなかった一言、それが解き放たれるとき、普段の風景は恐怖の色に塗り替えられる…。

十四年前、日本中を騒がせた「ペルソナ」と呼ばれる強姦殺人犯。「ペルソナ」は被害女性の元に一輪のバラを残してゆく。

高谷美由紀は、結婚を間近に控えた27歳。

高野が警察手帳を紛失したらしい。柴崎警部は頭を抱えた。

警視庁・捜査一課勤務の原麻希は、娘の菜月が史上最凶の犯罪脚本家である背望会リクルーターの娘と交流を持っているのではないかという疑いを持つ。

似非健康商品を売りつける「ご長寿研究所」の店長が殺された。