ママの友達
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けど、何となくの中途半端感がなきにしも非ず。 それぞれが余りにあっけなくぱたぱたと「お片づけ」できちゃったトコが「所詮そのレベルの問題でしかなかった」って感じに白けるみたいな。 感慨が浅いというか…。 が、面白く読めた事は間違いないです。 | ||||
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四十五歳の女性四人が主人公。四人は中学生のとき交換日記をしていた仲だが今は疎遠。 典子は一見平凡で幸せそうな専業主婦。だが中学生の娘の反抗・不登校という問題を抱えている。 明美はデザイン事務所で働くシングルマザー。不倫相手の子を四十過ぎて高齢出産をした。そのことが原因で父親に勘当され実家とは上手くいっていない。 久美子も専業主婦。子どもは手を離れすでに孫がいる。夫の陰湿なモラルハラスメントに悩まされている。 そして四人の中のリーダー格だった優等生淳子は殺人事件の被害者となり殺されてしまった. . . 。 淳子の死をきっかけに奇妙な形で三人の付き合いが少しずつ復活することになる。 そして三人それぞれが自分の生き方を問い、自分の抱える問題に向き合うことになる。 輝かしいあの頃には戻れない、でも今を生き抜くしかない。そんな三人の生き様を描くミステリ仕立ての人生小説。 んー。いまいちでした。ミステリとしては中途半端だし、人生に鋭く切れ込むこともない。登場人物はみな似たり寄ったりでだれが入れ替わっても分からない。文章もなんかもたついてキレがない。すべてが類型的って感じです。丁寧に書かれていはいるけど安っぽさは否めない小説です。 積極的に人に薦めたい気はしないけど、同い年くらいの女性が読めば、あるあるって感じで励まされたりするのかな。でも、四十五歳の女性ってほんとにこんなもんなの?もっと深いような気がするんだけど。 | ||||
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野島典子に届けられた差出人不明の郵便物。それは、20年前、中学校の同級生4人の交換日記だった。当時のリーダ的存在 長谷川淳子を真っ先に思い浮かべる典子。ほどなくして典子は、淳子が殺害されたニュースを耳にする。 ・・・・ 交換日記のメンバー、典子(ノリ)、藍川明美(アケ)、等々力久美子(クミ)、淳子(ハセジュン)の中学生時代を挿入しながら、45歳となった彼女たち今が描かかれていく。 ノリの中学2年生の娘は、学校へいくことができない。アケはシングルマザーとなったことで、実家とは絶縁状態だ。クミは娘の早い結婚で孫ができたが、長年、夫の精神的ないじめに苦しんでいる。熟年に差しかかった女性の、様々な苦悩が胸に迫ってくるようだ。 彼女たちの問題は、殊更に、誇張されているわけではない。よく耳にする人生でぶちあたる壁。だから、なおさら心を抉るようにリアルを突きつけてくる。 新津きよみさんの作品は、初めて手にとったが、言葉の棘の使い方がとても巧みだ。放たれた言葉を受けて、心を波立たせる人々の様子が目に浮かぶ。彼女たちとともに、カっと血がのぼったり、ヘコんだりしてしまうのだ。(特にクミが受けるモラルハラスメントは強烈!) ノリは、娘の登校拒否の理由を、友達がいないことだと決めつける。娘に詰め寄るノリへ、娘は「ママって友達いるの?」と反問する。ここでノリは言葉に窮してしまう。○○ちゃんのお母さんは知っていても、そのお母さんのファーストネームを知らない。では、音信が途絶えた交換日記のメンバーは友達だったのかと自問しても、はっきりと答えるきとができないことに気づく。ここは、私が本作品で最も共感するシーンである。読者には、ノリ、アケ、クミのどこかに思いを同じくする部分が、あるのではないだろうか。 本作品は、ハセジュンの事件の謎解きが本筋ではない。事件は、ノリ、アケ、クミが過去を振り返えるきっかけにしかすぎないのだ。タイムカプセルに似たノスタルジー。はたして、ノリ、アケ、クミが新たに友情を培っていくだろうか。本作品は、私たちは今こうして生きているという、過去の自分への意思表明と見るべきなのかもしれないな。 | ||||
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本日読み終えました。最初は進展がなく少し時間がかかりましたが中盤からはとても面白い内容でした! 交換日記をしていた中学生時代。30年後の自宅に送りつけられたその交換日記。差出人不明の恐怖。中学生をもつ母親になった 自分。思春期の娘の理解に苦しむ・・・最後は納得させられました。しかし一つ自分が読んでて恥ずかしくなったのは何故か 4人でやってる交換日記の次の人へ回すためネクストなになにとそれぞれの名前を書いてある部分・・・。中学生らしいと思うけど 妙に恥ずかしく感じてしまいました。。ネクスト キヨミ(笑) | ||||
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女性心理を書かせたら、とってもうまい新津きよみ… この作品も女性ならではの心理描写が巧みに描かれていて、あっと言う間に読み終える事が出来た。 けれど作品としては殺人事件(無理やりこじつけた感が残る動機)、交換日記の謎、子供の不登校、 どれも中途半端なままで終わり、何が言いたいのか主題もわかりにくかった。 読後感も余韻が残るわけでもなく、物足りない感じがした。 次の作品に期待したい。 | ||||
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