OL三人組の麻知子、みどり、ユミと同宿だった新妻が鴨川で溺死、夫に疑惑が。

美知子は、上司である朱雀の4度目の妻に選ばれ、挙式の当日は幸せ一ぱいだった。

キャサリンは、アメリカ元副大統領である父とともに来日。

警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

京都市の北西にある美しい竹林の里、嵯峨野。ここに、男女6人の大学同窓生が民宿経営をする山荘がある。

新年早々、京都二年坂で、首と手首のない男の死体が発見された。

有名な日本画家沢木は、東京で活躍していたが、祇園の舞妓・小菊と親しくなり、ここ数年は京都に住んでいる。

日本画家の沢木と京都の舞妓たち一行は、伊豆修善寺温泉で正月をすごしていたが、そこで顔見知りの芸妓が他殺死体で発見され愕然とする。

大阪のテレビ局の美人レポーター杉山かおるが何者かに誘拐された後、浜名湖畔で死体で発見された。

カフェテリア付き新幹線の個室で、キャサリンと恋人浜口が旅情を満喫していると、隣室で男が怪死!そこは完全な密室のはずだった。

祇園まつりの夜、三条通りの宝石店に二人組の強盗が押し入り、店長を殺害したうえ、多額の宝石を奪って逃走。

神戸の異人館のプールで、若手女優と会社社長の死体が発見された。

華道・東流の小川麻衣子が毒殺された!京流の久条麗子とともに、華道界をになうホープだった彼女こそ、名探偵・キャサリンが華道を習うはずの人であった。

遺言状に残された見知らぬ三人の男女の名前。しかも父はそのうちの一人を結婚相手に指名していた。

秋野夕雨子は推理作家だが、TV「ナイト9」のニュースキャスターとしても活躍している。

母親孝行がしたくて、九州の名所を巡る超人気豪華列車「ななつ星」ツアーに悪知恵を働かせ紛れ込んだ小悪党・賀谷大三郎。

連休の朝、自宅近くの道路脇で少女の轢死体が発見された。遺体は可愛がっていた猫の死体を抱いていた。

紅葉の美しい京都・光明寺を訪れた女子大生の夕美は、歌舞伎役者の片岡秀三郎と出会う。

二十年前に発生した殺人事件の真犯人と名乗る男が現れた。だが、当時捕まった男は十五年の刑期を終えて出所している。

美貌を誇り、かつては小野小町になぞらえられた女優がホテルで毒死した。部屋からは恋人だった歌舞伎役者の指紋が検出される。

華やかなファッション・モデルばかりなぜ殺される?水路で発見された絞殺死体に、ステージ上で毒殺された金髪女性。

秋の気配がひときわ深まった、酒呑童子ゆかりの丹後・大江山で、明子の友人の妹が岩場から転落死した。

夫がひき殺された！目撃者探しに妻が出した新聞広告。

’95年1月17日、未曾有の関西大震災発生。

野田朝子は復讐を誓った。妹の夕子が3人の男にレイプされたのを苦に、自殺したのだ。

北野天満宮で舞妓の豆千代が殺されて以来、京都西大路通りの由緒ある神社仏閣で次々と発生する殺人事件。

華やかな芸能界の裏側に渦巻く、愛情のもつれ、ライバル意識、打算。ロケバスは俳優たちのさまざまな思惑を乗せて流れ橋へ。

二五〇年の伝統と華やかな美しさを誇る西陣織り。その織元である小林家の当主・総左衛門の妾、祇園の舞妓・市花が殺された。

梅雨あけの京都で殺人事件が発生、検視官、江夏冬子は丹波橋駅近くの現場へ急行した。

大晦日、京都・八坂神社。おけら詣りで賑わう境内で、晴着姿の若い女性が破魔矢で胸を突かれ殺された。

交通事故死した父の跡をうけ、京都の葬儀社社長として奮闘する石原明子に葬儀の依頼がきた。

ガンで入院中の老女を見舞う息子と嫁、可愛い孫。

京都の不動産会社社長の溺死体が、琵琶湖畔にある別荘の浴室で発見された。

朝吹和彦は、33歳、独身。四条にある宝石店の店長である。

石脇律子は死んでいた。ふとんを3枚もその体にかけて。

敗戦直後に客死したという父の死に重大な疑惑が…。

「あの件は、もう終ったの」女子大生夏川麻里は、親友の水原ミキに手紙を宛てた後、失踪した。

京都の春の風物詩・都おどりの舞台で、舞妓が毒殺された。彼女は一月前に殺害された大学助教授の座敷に上がっていたという。

京友禅絵師・浅川万葉が自宅で自殺した。偶然、彼の反物を展示会で見たキャサリンは、そこに文字のような不思議な模様を発見。

老舗の京菓子店当主が轢き逃げ事故で死亡した。遺産は二十億円以上。

切腹を命じられた茶道の祖師のたたりか。利休の旧跡巡りをしていた大学生が、京都・太秦に作られた茶室で毒殺された。

編集者・由紀子の愛する担当作家が殺された。誰にも知られていない婚約の約束があったのに…。

令嬢探偵キャサリンは恋人の浜口とシンガポールに行く。そのツアーは新婚や不倫のカップルでいっぱい。

伏見桃山の御香宮絵馬堂で、証券マンが毒死した。

キャサリンの家に、彼女が前日買い求めたブラックオパールを狙った泥棒が入った。

不毛な愛に翻弄された夏子と冬子。親友の二人は、東京での生活を捨て、京都でスナックを開店する目的で西へ向かう。

「大文字」で賑う京の夜、鴨川東岸で石田千草が毒殺された。―千草は、夫和也の不倫の相手。

小川麻子は京都の私立大学法学部の学生。家庭の事情から、ホステスのアルバイトをすることになった。

キャサリンと浜口は、資産家の未亡人・水尾マユから夕食に招待された。

昭和2年、「稚児の剣法」で銀幕にデビューした林長二郎―以後、「永遠の二枚目」として大衆芸能の世界に君臨し、死後、国民栄誉賞に輝いた長谷川一夫はただ観客のためだけに二枚目を演じ続けた。

テレビ局のプロデューサーが京都のホテルで殺された。

空港税関の検査官今井陽子は、グアムから帰国した若い女性の隠し持った貴金属を発見した。

未確認テロ情報を受けた十津川警部は、乗客の危険を未然に防ぐため豪華客船「飛鳥2」に乗船する。

フィリピンの有力な貿易商が京都清水寺で刺殺された。ガイド・森麻子の一瞬の隙を狙っての犯行だった。

愛知県伊良湖岬を訪れたキャサリンと大学助教授の浜口は、恋路が浜でTVレポーター大浦なぎさの水死体を発見した。

鮎子は桜の下で、見知らぬ男性の死体を発見した。男はなぜか鮎子の名前が書かれたメモを持っていた…(「桜の寺殺人事件」)。