(短編集)
厭な小説
- 厭シリーズ (1)
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というかつまらなかった。 厭な話が大好きなので期待したのですが、大して厭な話ではない上、そもそも話が全部面白くありませんでした。 分厚い本でしたが頑張って最後まで読んだんですけどね。。。 厭な扉という話は「世にも奇妙な〜」か何かで見ました。その話くらい、かな?ちょっと楽しめたのは。 でも好き好きだとは思います! | ||||
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登場人物が理由もなく理不尽に厭な目にあう小説。 ほとんど怪奇現象なので、打つ手なし。 ひたすら厭な目にあって終わり。 『厭な彼女』は、これは厭だなぁー。と思わず笑ってしまうほどだけれど、実際にやられると発狂するんだろうな。 京極作品で1番好きかも。 | ||||
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単純におもしろくないです。 厭な気分になる本ってあってもいいと思うし、それなりに存在価値があると思うけど、 それは内容が伴っている場合に限ります。 この本は違います。 そもそも中身が無いものを無理やり引き伸ばし、ぐだぐだと、 長ったらしい文章と作中人物の自己弁護がひたすら続きます。 例えるなら、自分にとってどうでもいい人が飲み屋で散々愚痴を垂らしており、 それを黙って聞かなければいけない、という状況でしょうか。 厭、というより、うんざり、です。 | ||||
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厭だ。 簡潔に感想を述べるならこれ以上の言葉はありません。 厭な子供は見たくないし、 厭な老人の介護は死んでもしたくないし、 厭な扉はくぐりたくないし、 厭な先祖の詰まった仏壇はいらないし、 厭な彼女とはつきあいたくないし、 厭な家には住みたくない。 五つ星をつけておいてこう言うのはなんですが、 救いのない話は好きじゃないという方は、 この小説は読んではいけません。 しかしながら、こんなにも徹底的に厭な話を ついつい最後まで読ませてしまう 京極先生の圧倒的な文章力には脱帽です。 | ||||
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装丁もわざと汚らしく、ページも垢じみた汚れが印刷してあって、これは厭な内容ですよと言いたいわけであるが、そのお遊び心が読む前から楽しそうだ。 「厭だ」から始まる全7編の内容は、確かに、気持ちの好いものではない。気味の悪い子供のお化け、得体の知れない変態老人、うじゃうじゃといる先祖、厭なことばかりをし続ける彼女(物の怪?)厭なことが延々と繰り返される家、等々であるが、読後感は意外と爽快である。あっさりとした文章も少しも厭ではない。ああもっと厭な気持ちになりたかったと思ったくらいである。 物語はそれぞれバラバラではなくある会社の社員というくくりで繋がっている。そして全編を通じて出てくる深谷氏が最終編の主人公で、全編を総括して厭な目に遭うという趣向である。 語り口は著者流で、頻繁に出てくるルビのついた漢字が雰囲気をだしている。よくできたお化け屋敷を体験したような、上手い怪談を聴かされたような、つまり上質なエンターテインメントを味あわせていただいた、ということなのでしょう。 | ||||
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