腐食の構造

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種別
長編
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1
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あらすじ

1998年02月28日 腐蝕の構造 (ハルキ文庫)

北アルプス上空で、原子力科学者雨村の搭乗した旅客機が航空自衛隊機と衝突し、墜落した。全員絶望が伝えられたが、なぜか雨村の遺体だけは見つからない。彼は国際原子力科学会議で「ウラン濃縮化の新しい方法」を発表することになっていたのだが…。その裏には、政治家と企業の利益追求のための恐ろしい罠があった!国家と企業の「腐蝕の構造」を鋭く描く社会派推理の傑作長篇。第26回日本推理作家協会賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

腐食の構造の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク

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腐食の構造の総合評価:

8.38/10点 レビュー 16件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16
(2pt)

救いようのないエンディングは好まない

他の森村誠一の小説同様、本作品もとても読みごたえがあり面白かった。
ただこういう誰もが不幸せになるエンディングを描くのは、読者の気持ちを揺れ動かすことが安易な点でとても効果的だと思うが、読者の気持ちとしては複雑である。
本を読み終わった後日常生活に戻る私たちの事を考えてくれてない点で星を3つ減点したいと思う
腐蝕の構造 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 腐蝕の構造 (ハルキ文庫)より
4894563908
No.15
(4pt)

昭和ミステリの良作

森村誠一の主要な作品はだいたい読んだ気になっていたが、重要な一作をスルーしていた。1972年日本推理作家協会賞に輝いた本作『腐蝕の構造』である。

とはいえ長い小説なので「つまらなかったどうしよう」と躊躇したが、いざ読んでみると意外にすらすらと読めた。まあ長いのでそれなりに時間はかかるけれど、『野性の証明』のような退屈な長さではなかった。とても面白かった。

最初は雨村という男が主人公だと思って読んでいると、実は途中から出てくる久美子が主人公で、登場人物もエピソードもてんこ盛りだった。そのごった煮感は、映画ではなくテレビドラマ向きかもしれない。実際1977年にドラマ化されているようだ。

本格っぽさ少々、社会派っぽさ少々、でも結局は男と女のサスペンスロマンみたいな味わいは、いかにも高度成長期に書かれた昭和のミステリらしくて悪くないと思う。こういうのが嫌いじゃない人は楽しめるだろう。僕はけっこう堪能しました。
腐蝕の構造 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 腐蝕の構造 (ハルキ文庫)より
4894563908
No.14
(4pt)

てんこ盛り

カップルの遭難死に端を発し、航空機事故や、原発問題や、企業の利権な、不可能殺人や、不倫が錯綜するてんこ盛りミステリ。

読み進めるうちに、どちらの方向へ連れていかれるのかわからくなってしまうという展開だ。少なからず偶然に左右されているので、あくまで物語的に愉しむべきだろう。

人の心のドロっとした部分をあからさまに描いているため、どんよりした雰囲気を漂わしてる。随所のラブラブシーンはいらないように思うが、発散した内容を一気にまとめ上げる力技は流石。クライマックスで盛り上がって、最後の一行で虚しさを感じたりする。【協推賞】
腐蝕の構造 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 腐蝕の構造 (ハルキ文庫)より
4894563908
No.13
(4pt)

てんこ盛り

カップルの遭難死に端を発し、航空機事故や、原発問題や、企業の利権な、不可能殺人や、不倫が錯綜するてんこ盛りミステリ。

読み進めるうちに、どちらの方向へ連れていかれるのかわからくなってしまうという展開だ。少なからず偶然に左右されているので、あくまで物語的に愉しむべきだろう。

人の心のドロっとした部分をあからさまに描いているため、どんよりした雰囲気を漂わしてる。随所のラブラブシーンはいらないように思うが、発散した内容を一気にまとめ上げる力技は流石。クライマックスで盛り上がって、最後の一行で虚しさを感じたりする。【協推賞】
腐食の構造 日本推理作家協会賞受賞作全集 (26) Amazon書評・レビュー: 腐食の構造 日本推理作家協会賞受賞作全集 (26)より
4575658294
No.12
(5pt)

日本推理作家協会賞を受賞した作品だけのことはある

これは重厚な作品ですね。著者が社会派推理作家と言われる所以を作った作品で、読み応えが十分です。賞を取っただけのことは有ります。

著者は組織や団体等のグループを扱う作品が多いのですが、この作品ではそれよりも登場人物の姿や心情といったものを前面に出し、それに加えて山岳の背景をこれでもかという具合に描ききって、読者に読ませている筆力を感じます。

物語の時代背景はもう古いのですが、現代にも通ずる場面や事柄などを社会に訴えている感じがしますね。

著者の作品の中でも、スケールの大きな数少ない名作だと思います。
腐蝕の構造 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 腐蝕の構造 (ハルキ文庫)より
4894563908

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