棟居刑事の情熱
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このシリーズの1冊目を読まず、この2冊目から読みました。 テレビも見たし、シリーズの他の本も以前読んだ覚えがあるのですが、この回は、棟居刑事がさらりとして、あまり暗くなかったです。 ストーリーも、愛憎劇どろどろではなく、色々な偶然の出来事が引き起こした.....という感じでした。 著者の得意な登山風景、地方の温泉名所と、さらりと楽しめました。 | ||||
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これは棟居刑事シリーズの最高傑作である。棟居は北アルプス山行のおりに、本宮桐子と知り合う。上高地や穂高山行の描写も読んでいて楽しい。その本宮桐子の父が、勤めている会社の社命をうけ、ハイヤーでずしりと重い鞄を届けるべく丹沢山塊の山地に向かった。が、何者かに銃撃され死亡した。管轄の厚木所が必死の捜査を続けるが、犯人も失われた鞄も杳としてとして行方知れない。その捜査に本宮桐子も関わることになって、棟居は水郷柳川まで赴く。そしてとうとう、そこで犯人につながる手がかりを得ることができた。ダメ押しは、ある車によってひき逃げされた野犬の死骸から得られた物質であった。 犯人をじりじり追い詰めてゆくプロットもうまく構築されているが、同時に水郷柳川の描写も楽しめる。とくに柳川でのうなぎのせいろ蒸しのところでは、涎が出てくるくらい読み応えがある。 | ||||
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シリーズの2作目か3作目で、桐子さんの登場する巻。棟居刑事シリーズは非常に人気なので図書館であっさり借りられるのだが、kindle版で購入したのは、うなぎめしを食べるシーンがあってその描写がやたら美味そうだったので、手元に本があればいつでもどこでも何度でも読み返して楽しめると思いついたから。 読み返してみたら、やはり美味そうだった。そんな長い文章じゃないんだけど、なんというかな、どういううなぎめしが美味いか実によく分かっているよな。この店は実在するかモデルとなった店があって、作者は絶対食べていて、どう書いたらこの美味を表現できるか考えただろうなと思う。たまらんわ、うなぎめし喰いてえ。旅館のご馳走もコーヒーもうまそうだった。「人間の証明」でも他の作品でも美味シーンはあるが、この「情熱」がダントツと思う。この巻でだけは棟居さんもちょっと幸せそうにしていて、そこもいい。 | ||||
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