ラストドリーム

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種別
長編
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あらすじ

2007年07月31日 ラストドリーム (新潮文庫)

真っ暗な穴のなかへ落ちてゆく夢を見た。青函トンネルを走る列車で目覚めた時、彼は自分自身を失っていた。あてどなき魂の旅が始まった。ライバルと競った若き時代。徒手空拳で海外事業に挑んだあの頃。少女にいざなわれた炭鉱町の最盛期。そして、妻と過ごしたかけがえのないとき―。時空を行きつ戻りつしながら、男は人生の意味を噛みしめる。大人のための、ほろ苦い長篇小説。(「BOOK」データベースより)

評判

ラストドリームの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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ラストドリームの総合評価:

7.50/10点 レビュー 8件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(5pt)

男の赤裸々な自画像

主人公の主観的な誠実さが皮相的なために感情移入しがたい。
だから読み方の難しい小説であるが、執筆意図を気にすることなく虚心坦懐に
読むのがいいと思う。そうすると何が描かれているか。

家柄、性格、能力、結婚など、一般的にはそこそこの成功を収めたように
見える男が、(主観的には)率直に人生を振り返るというのが主な内容である。

しかしそこで明らかになるのは、男というものがいかに弱く、
自分勝手で、無神経を極めているかということである。

しかもそうした点への自覚は、妻を失ったことを契機に
自分のうつろな人生に気付いた後もなお、最後まで希薄である。

つまりこの作品は、著者の意図がどうあれ、徹頭徹尾、
男として生きることの「罪」を暴き出しているのだ。

こうした男はいかにも昭和的であるようにも見えるが、
しかし平成が終わろうとしている現在でも根強いのだ(我が身を省みつつ)。

なお、エビ養殖産業の様子や食品への放射線照射といった、
著者にしてはやや珍しい社会性のあるトピックスは興味深かった。
ラストドリーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラストドリーム (新潮文庫)より
4101345201
No.7
(5pt)

男の赤裸々な自画像

主人公の主観的な誠実さが皮相的なために感情移入しがたい。
だから読み方の難しい小説であるが、執筆意図を気にすることなく虚心坦懐に
読むのがいいと思う。そうすると何が描かれているか。

家柄、性格、能力、結婚など、一般的にはそこそこの成功を収めたように
見える男が、(主観的には)率直に人生を振り返るというのが主な内容である。

しかしそこで明らかになるのは、男というものがいかに弱く、
自分勝手で、無神経を極めているかということである。

しかもそうした点への自覚は、妻を失ったことを契機に
自分のうつろな人生に気付いた後もなお、最後まで希薄である。

つまりこの作品は、著者の意図がどうあれ、徹頭徹尾、
男として生きることの「罪」を暴き出しているのだ。

こうした男はいかにも昭和的であるようにも見えるが、
しかし平成が終わろうとしている現在でも根強いのだ(我が身を省みつつ)。

なお、エビ養殖産業の様子や食品への放射線照射といった、
著者にしてはやや珍しい社会性のあるトピックスは興味深かった。
ラストドリーム Amazon書評・レビュー: ラストドリームより
4620106879
No.6
(3pt)

評価が難しい

叙情感という観点から見れば星5つ。
ストーリーテリングという観点からは星1つ。
間を取って3つとしたけど、シミタツの言いたいことがストレートに伝わってこなかった。
終わり方も力でねじ伏せた感じだし。
シミタツ物の中では、めずらしく人に薦められない作品。
どうしてもというのであれば、相当のシミタツファンで
もう読むのがないのですという人ぐらいかなぁ。
それとも、長渕と同じ境遇にならないと、読んでもわからないのか。
私も妻には相当苦労をかけているので、もし先に妻が逝ったなら、再読してみようと思う。
ラストドリーム (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラストドリーム (新潮文庫)より
4101345201
No.5
(3pt)

評価が難しい

叙情感という観点から見れば星5つ。
ストーリーテリングという観点からは星1つ。
間を取って3つとしたけど、シミタツの言いたいことがストレートに伝わってこなかった。
終わり方も力でねじ伏せた感じだし。
シミタツ物の中では、めずらしく人に薦められない作品。
どうしてもというのであれば、相当のシミタツファンで
もう読むのがないのですという人ぐらいかなぁ。
それとも、長渕と同じ境遇にならないと、読んでもわからないのか。
私も妻には相当苦労をかけているので、もし先に妻が逝ったなら、再読してみようと思う。
ラストドリーム Amazon書評・レビュー: ラストドリームより
4620106879
No.4
(3pt)

中年男性の悲哀

出だしから謎めいてますが、決してミステリーではありません。
妻に先立たれた中年男性の悲哀というんでしょうか、いろいろな思い出と共に人生を辿る物語です。
まあ自業自得と言えばそれまでなんだけど。
妻は夫の秘密に気付いてたのかも知れないな・・・と思いました。
そうじゃなかったら、あそこまで責められたかな?と。
後悔しても遅すぎるオジサンの物語、なんとなく切なかったです。
ラストドリーム Amazon書評・レビュー: ラストドリームより
4620106879

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