聯愁殺

登録されているタグ

※以下のグループに登録されています。

オススメ平均点

6.10pt (10max) / 10件

6.71pt (10max) / 59件

Amazon平均点

2.88pt (5max) / 25件

楽天平均点

2.67pt (5max) / 4件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

7pt

サイト内ランク[]
ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

20.00pt

10.00pt

←非ミステリ

80.00pt

ミステリ→

20.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
10,552回
お気に入りにされた回数
8
読書済み登録回数
102
このページのURL

あらすじ

2022年06月22日 聯愁殺: 新装版 (中公文庫, に18-9)

大晦日の夜。連続無差別殺人事件の唯一の生存者、梢絵を囲んで推理集団〈恋謎会〉の面々が集まった。四年前、彼女はなぜ襲われたのか。犯人は今どこにいるのか。ミステリ作家や元刑事などのメンバーが、さまざまな推理を繰り広げるが……。迷宮入りの連続殺人事件。大いなる謎に挑む、白熱の推理バトル!累計十万部突破!ロジックミステリの魔術師・西澤保彦の傑作!新たに「三十三年目のあとがき」を収録。〈解説〉唐木厚(「BOOK」データベースより)

評判

聯愁殺の評価:

6.10/10点 レビュー 10件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.10pt

聯愁殺の総合評価:

5.86/10点 レビュー 35件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(5pt)

聯愁殺の感想

未解決の連続殺傷事件。その謎を解明するべく、作家や犯罪専門家達が集まって推理合戦を繰り広げる。その過程を楽しむ作品です。
事件の詳細な内容を警察官が外部に漏らしている段階で、今作はリアリティを拒否しています。また、唯一生き残った被害者が、狙われた動機が知りたい、と言うのですが、犯人が消えている以上明快な答えも難しい。結局、途中の推理は突飛すぎて納得できないから、長いだけで退屈。少しづつ事実を小出しにする事で展開を作っていますが、好みの問題か面白く無かったですね。
そして衝撃の真実。完全に蛇足の最終章。馬鹿馬鹿しい本が読みたい、時間のある方におススメです。

なおひろ
R1UV05YV

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.25
(5pt)

多重解決ミステリ+α

OLの一礼比梢絵は、ある夜、自室に帰った
ところを見知らぬ男に襲われ、殺されかける。

それから四年。犯人はいまだ捕まっていない。

現場に残されていた手帳から、その男が連続殺人を計画・実行していたらしいことは
判明するのだが、犯行動機や被害者間の繋がりは、まったく浮かび上がってこない。

梢絵は、男が自分を襲った理由をはっきりさせるため、ミステリ関係者の集まり
である〈恋謎会〉の会合に参加し、メンバーに推理してもらうことにするのだが……。

ひとつの事件に対し、作中で複数の解決が提示される多重解決ミステリ……、
と見せかけて、巧緻な騙りの技巧を駆使し、結末で衝撃のサプライズを演出した
作品。

本作の大部分は、〈恋謎会〉による議論によって占められています。

そこで論じられる論点は、おもに三つ。犯人の動機(ホワイダニット)、
被害者間の隠れた繋がり(ミッシング・リンク)、そして梢絵を襲った
犯人の逃走方法(密室からの消失)です。

議論が進むにつれ、次々と新事実が追加されていき、その都度、仮説が
上書きされていくのですが、当然というべきか、そこでの最終的な結論が、
真相に到達することはありません。

知的スノッブ達によって繰り広げられる推理合戦自体が、
結末のサプライズのための「前座」に過ぎないのです。

作者は、フェアとアンフェアの境界線上にあるタイトロープを結末
まで見事渡り切り、着地を決めることに成功しているといえます。

ただ、計算し尽くされた精緻なプロットについては、まったく文句のつけようがない本作
なのですが、最終的に読者に突きつけられる陰惨で酷薄な真相が、かえってリアリティ
を殺ぎ、蛇足となっていると感じる向きもあるかもしれません。
聯愁殺 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 聯愁殺 (中公文庫)より
4122053633
No.24
(1pt)

研究者が書いた小説?

高い評価も有るので、きっと好みなのだと思いますが、個人
的な感想は、淡々と読書の時間が流れ、エピローグのもやも
や感が少しだけ残る、という静かな作品でした。

大手書店の平積みコーナーに「完璧な論理で構築された本格
ミステリー」といった類のPOPが付けられていたのがこの作
品を手にとったきっかけなのですが、あくまで表面上、正直
首の皮一枚レベルでは目立った隙の無い多重多層感の無い論
理展開で、淡々と進んでいく。ただそれだけ、という印象を
受けました。

メディアが本である事も残念感に拍車をかけてくれます。

本という媒体である以上、読み進めていくと残りページ数は
手に取るように分かります。それなのに恋謎会の面々は、リ
アリティの薄い推理を延々と披露してくれます。

その二つの事実により、途中ムダな文章を読まされているな
ぁ、と強い虚無感を感じさせられてしまうのです。

そう意味で、予測を裏切らない素直な展開が続くため、後半
の唐突などんでん返しも、無理やり感のあふれるエピローグ
も、うーん、まぁそういう感じなのね… と静かに読み流す
事ができてしまいました。期待して衝動買いしただけに残念
です。
聯愁殺 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 聯愁殺 (中公文庫)より
4122053633
No.23
(5pt)

多重解決ミステリ+α

OLの一礼比梢絵は、ある夜、自室に帰った
ところを見知らぬ男に襲われ、殺されかける。

それから四年。犯人はいまだ捕まっていない。

現場に残されていた手帳から、その男が連続殺人を計画・実行していたらしいことは
判明するのだが、犯行動機や被害者間の繋がりは、まったく浮かび上がってこない。

梢絵は、男が自分を襲った理由をはっきりさせるため、ミステリ関係者の集まり
である〈恋謎会〉の会合に参加し、メンバーに推理してもらうことにするのだが……。

ひとつの事件に対し、作中で複数の解決が提示される多重解決ミステリ……、
と見せかけて、巧緻な騙りの技巧を駆使し、結末で衝撃のサプライズを演出した
作品。

本作の大部分は、〈恋謎会〉による議論によって占められています。

そこで論じられる論点は、おもに三つ。犯人の動機(ホワイダニット)、
被害者間の隠れた繋がり(ミッシング・リンク)、そして梢絵を襲った
犯人の逃走方法(密室からの消失)です。

議論が進むにつれ、次々と新事実が追加されていき、その都度、仮説が
上書きされていくのですが、当然というべきか、そこでの最終的な結論が、
真相に到達することはありません。

知的スノッブ達によって繰り広げられる推理合戦自体が、
結末のサプライズのための「前座」に過ぎないのです。

作者は、フェアとアンフェアの境界線上にあるタイトロープを結末
まで見事渡り切り、着地を決めることに成功しているといえます。

ただ、計算し尽くされた精緻なプロットについては、まったく文句のつけようがない本作
なのですが、最終的に読者に突きつけられる陰惨で酷薄な真相が、かえってリアリティ
を殺ぎ、蛇足となっていると感じる向きもあるかもしれません。
聯愁殺 (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 聯愁殺 (ミステリー・リーグ)より
4562034912
No.22
(1pt)

研究者が書いた小説?

高い評価も有るので、きっと好みなのだと思いますが、個人
的な感想は、淡々と読書の時間が流れ、エピローグのもやも
や感が少しだけ残る、という静かな作品でした。

大手書店の平積みコーナーに「完璧な論理で構築された本格
ミステリー」といった類のPOPが付けられていたのがこの作
品を手にとったきっかけなのですが、あくまで表面上、正直
首の皮一枚レベルでは目立った隙の無い多重多層感の無い論
理展開で、淡々と進んでいく。ただそれだけ、という印象を
受けました。

メディアが本である事も残念感に拍車をかけてくれます。

本という媒体である以上、読み進めていくと残りページ数は
手に取るように分かります。それなのに恋謎会の面々は、リ
アリティの薄い推理を延々と披露してくれます。

その二つの事実により、途中ムダな文章を読まされているな
ぁ、と強い虚無感を感じさせられてしまうのです。

そう意味で、予測を裏切らない素直な展開が続くため、後半
の唐突などんでん返しも、無理やり感のあふれるエピローグ
も、うーん、まぁそういう感じなのね… と静かに読み流す
事ができてしまいました。期待して衝動買いしただけに残念
です。
聯愁殺 (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 聯愁殺 (ミステリー・リーグ)より
4562034912
No.21
(5pt)

作者にファンレターを書きたい

あまり評判がよくないようだが、私も「名前が読めない」は先に言っておくとして、
ミステリとしても面白いし、なにより人間の描写において非常に感心させられた。

というのも、私は犯罪被害者なのだが、
これほどまでに被害者の心情を描いてくれたと思う作品に出会ったことがない。
犯罪にあったその日から、平穏な日常は去り、親からも腫れ物扱い、友人関係も疎遠になる。
この世界を信じられなくなる。
人を信じられなくなる。

だからこそ、犯人を当てるきっかけにも深く頷ける。
「たしかに絶対にそういうことはしないだろう」と思える。

最後が蛇足という意見もあり、わかる気はする。
一つ前の章で終わっていても美しかったと思う。
でも、ここまでとことん描き切ってくれたことで、私は救われた気持ちになった。
自分が殺されそうになるということは、どういうインパクトをもった出来事なのか、
こんなにわかってもらえたと思ったことはない。

あと、老人が若い女性にかまってほしそうな様子がうざいとか、
かと思えば意外といい人かもしれないと見る目を変えるとかの描写も非常にリアルだった。
作者の人間を見る目に感服する。
聯愁殺 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 聯愁殺 (中公文庫)より
4122053633

その他、Amazon書評・レビューが 25件あります。
Amazon書評・レビューを見る