(短編集)

文福茶釜

登録されているタグ

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

8.00pt (10max) / 1件

7.25pt (10max) / 12件

Amazon平均点

4.55pt (5max) / 20件

楽天平均点

0.00pt (5max) / 0件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

5pt

サイト内ランク[]

B

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

90.00pt

0.00pt

←非ミステリ

28.00pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
短編集
閲覧回数
7,508回
お気に入りにされた回数
5
読書済み登録回数
19
このページのURL

あらすじ

2025年09月11日 文福茶釜 (徳間文庫)

美術雑誌の編集者、佐保のもとに、恰好のもうけ話が転がり込んだ。亡くなったオーナー社長が趣味にあかせてコレクションした日本画、洋画、水墨画総額2億円超の美術品を、内密に換金したいというのだ。佐保は裏金作りの片棒担ぎに加えて、もう一稼ぎを目論んだ。それら重要美術品の「贋作」をこしらえて売りさばけば……。冒頭作「山居静観」をはじめ骨董、美術品の息を呑む売買の裏表と、驚愕の贋作作りの手管の数々がちりばめられた古美術ミステリーの傑作連作集5篇!(「BOOK」データベースより)

評判

文福茶釜の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

文福茶釜の総合評価:

9.05/10点 レビュー 21件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(8pt)

プロ同士は騙される方が間抜けという

90年代後半の雑誌掲載作品5本を収録した連作短編集。古美術の世界でひと儲け、濡れ手に粟を企む男たちの容赦ない騙し合いを描いた、古美術コンゲーム小説である。
水墨画、茶道具、陶磁器など、各作品ごとに主題となるジャンルは異なるものの、いずれも贋作作りの手法と騙しのテクニックをユーモラスに、しかもリアリティ豊かに描いている。贋作と分かっていて素人に売るのは恥だが、同業者に売るのは構わない、騙された方が笑い者になるという世界の物語は、実に魅力的。犯罪と言えば犯罪なのだが、殺人も暴力場面も出て来ないので読後感は爽やかである。登場人物たちの関西人らしい振る舞い、大阪弁の軽やかさも作品のテイストにぴったり合っている。
黒川ファンはもちろん、コンゲームもののファンにはぜひ読んでいただきたい傑作である。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20
(5pt)

息子に送ったら喜んでいました

息子に送ったら喜んでいました
文福茶釜 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 文福茶釜 (文春文庫)より
4167447061
No.19
(5pt)

息子に送ったら喜んでいました

息子に送ったら喜んでいました
文福茶釜 Amazon書評・レビュー: 文福茶釜より
4163184406
No.18
(5pt)

いつもながらの専門知識の深さには舌を巻く

京都の芸大彫刻科を卒業し、高校の美術教師を10年間勤めていた著者だから当然とは言えぬほどに
詳細な専門知識を基に、骨とう品をめぐる犯罪を描いた短編集である。いつも思うが、黒川は書きたい
テーマを掘り下げるにあたり徹底した取材と書籍による調査を行っているはずだ。でなければ、そういった
分野でここまでの作品は書けまい。この短編集も5編の作品からなるが、どれも見事な出来栄えだ。
深い専門知識を分かりやすく説明しながら、何とか金を稼ごうとする悪党たちを実に上手く描いている。
そして、これも黒川作品に共通するが、大阪弁によるリスム感のある会話と筋運び。黒川は自分のことを
博打好きなちゃらんぽらんなおっさんというような大阪人特有の自虐的表現を使うが、作品に向かう
姿勢はどの作家に比しても真摯である。そこが、私が黒川を大好きな作家と思う大きな理由だ。
文福茶釜 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 文福茶釜 (文春文庫)より
4167447061
No.17
(5pt)

いつもながらの専門知識の深さには舌を巻く

京都の芸大彫刻科を卒業し、高校の美術教師を10年間勤めていた著者だから当然とは言えぬほどに
詳細な専門知識を基に、骨とう品をめぐる犯罪を描いた短編集である。いつも思うが、黒川は書きたい
テーマを掘り下げるにあたり徹底した取材と書籍による調査を行っているはずだ。でなければ、そういった
分野でここまでの作品は書けまい。この短編集も5編の作品からなるが、どれも見事な出来栄えだ。
深い専門知識を分かりやすく説明しながら、何とか金を稼ごうとする悪党たちを実に上手く描いている。
そして、これも黒川作品に共通するが、大阪弁によるリスム感のある会話と筋運び。黒川は自分のことを
博打好きなちゃらんぽらんなおっさんというような大阪人特有の自虐的表現を使うが、作品に向かう
姿勢はどの作家に比しても真摯である。そこが、私が黒川を大好きな作家と思う大きな理由だ。
文福茶釜 Amazon書評・レビュー: 文福茶釜より
4163184406
No.16
(5pt)

落語のようなドタバタ劇

疫病神シリーズ以外も気になって購入しましたが、テンポが良くすいすい読めました。
骨董や美術商という一癖ありそうな登場人物たちの騙し騙され、という話ですがドロドロした感じはなく、タイトルの印象通り、まるで落語を聴いたようなカラッとした読後感。
ワルを美化はしないけれど、完全に否定もしない黒川さんの小説は
読み手に義憤のようなものを押し付けないし、陳腐な感動も押し付けない。
ただ面白く楽しく読まてくれるけれど、最後に「人間ってこういう弱さがあるよなぁ」とほんの少し愛おしい感じがします。
文福茶釜 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 文福茶釜 (文春文庫)より
4167447061

その他、Amazon書評・レビューが 20件あります。
Amazon書評・レビューを見る