行きどまり



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    初公開日(参考)1994年11月
    分類

    長編小説

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    行きどまり (講談社文庫)

    2004年06月30日 行きどまり (講談社文庫)

    建築現場で働く法学部の学生新井安彦は、いかさまポーカーで愛車のバイクを奪われた親友敬二のために、嵌めた久野に会う。蛇のようにしつこい連中は、刃向かった敬二を監禁し、癒しがたい傷を負わせた。暴力の連鎖を断とうとした安彦はついに久野を殺してしまう。二人には全てを捨てて逃げるしかなかった。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (3pt)

    これを序章か第一部にしてシリーズ化にしてたら、傑作になったのかも。

    「ブラディ ドール」シリーズなどと並んで北方ハードボイルド作品の傑作であり、
    個人的には一つの到達点だとも思っている「挑戦」シリーズの主人公・水野竜一は、
    個人的・北方ハードボイルド作品強さランキングでも、
    その鬼神の如き強さでもって堂々の第1位に輝いているのですが、
    第1巻の頃の彼はまだ大学生。ちょっと喧嘩が強くて度胸がいいだけの青年でした。
    彼が強くなるのは、その数年後を描いた第2巻から。
    もし「挑戦」が第1巻だけで終わっていたら、
    水野竜一というキャラクターは、あそこまで強くならなかったし、
    作品の認知度が上がることもなかったでしょう。

    前置きが長くなりましたけど、
    この「行きどまり」は、まさに「挑戦」の第1巻のような感じに思える作品でした。
    いや、主人公の安彦と敬二の戦う相手は終始チンピラばっかで、
    スケールとしたら「挑戦」の第1巻にも及びません(「挑戦」第1巻は、大企業が相手だった。
    それが第2巻以降、敵は個人としては凄腕の殺し屋から、
    組織としては国家そのものになるのだから、スケールが凄すぎる)。

    主人公の安彦は、空手の遣い手でなかなか強く、
    友人の敬二は普段はダメ人間だけど安彦がピンチになると活躍しだすという名コンビ。
    チンピラたちと戦い、そして逃げながら、
    ネタバレになるけど最終的にアフリカを目指すために日本を脱出しようとします。
    正確に云うと脱出したのですが、たどり着けるかどうかがわからないまま終わってしまいます。

    もし、(日本を脱出してから数年後・・・アフリカにて)なんていう
    オーバーチュアから始まる続編があったら、絶対に面白いと思わね?
    だから「挑戦」にちょっと似てると思うんです(なんか、「彼が狼だった日」にも似てるわ。
    ま、あれは「挑戦」のパイロット版のような感じの作品だったし)。

    それなりに面白いんだけど、
    スケールが小さすぎたのとアフリカに行けたのかどうかが不明なので、
    惜しい作品でした。
    行きどまり (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:行きどまり (講談社文庫)より
    4062748363



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