夜より遠い闇
- ハードボイルド (137)
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 | 2000年04月01日 夜より遠い闇 (光文社文庫) 強請りに行ったバーテンの水田に逆に叩きのめされてしまったビデオカメラマン村上洋一に、水田の客だという男が仕事の話を持ち込んできた。男が情報を流し、洋一と水田が組んで、金を奪うのだという。洋一は加わる決心をした。危険の中にあるヒリヒリするような一瞬の生!血と暴力を通して自らを発見、成長していく男の姿をリアルに描いた、傑作長編ハードボイルド。 (「BOOK」データベースより) |
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| 敵も味方もよく死ぬのは、 この作品だけに限らない北方ハードボイルド小説の共通した部分だけど、 この作品では本当に皆んなよく死ぬ。とくに味方が。 主人公のビデオカメラマン・村上洋一をヤバい仕事に誘った バーテンの水田が中盤あたりでリタイアするし、 果ては恋人の麻子まで酷い目に遭うという、北方作品ではちょっと珍しい展開。 ラストの村上の行動も、死ぬ気なのか逃げる気なのか、 どうとでも取れる行動だったのでちょっとその後の話が気になる物語でした。 | ||||
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