やがて冬が終われば
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会社員の浅川は専務の江崎から頼まれて、 江崎を脅している青年・勝又公平に会いに行き、 交渉そっちのけでバキバキ殴り合って公平をボコボコにしたけど、 何だかんだあって公平と仲良くなって、 公平が金ずくではなく男の意地として使っていた江崎への脅迫ネタを 本当に悪用しようとしている連中を、公平とコンビを組んで懲らしめる・・・というお話。 物語自体は、 北方謙三氏の安定した面白さはあるんだけど、 主人公の浅川がどうしてああも強いのかが、今いち不明。 一応、回想シーンが何度もフラッシュバックして、 浅川の履歴は断片的にわかるんだけども、(えぇ~、そんなんで強くなれるの?) と思ってしまった。 それと、 脅迫のネタとして使われていた、公平の恋人である史子がムカつく。 こいつがいなけりゃ、誰もここまで苦労せんかったろうに。 あと、会社側の人間として出てくる専務の江崎が、 けっこう魅力的な人物に描かれているのに、後半フェードアウトしたかのように 全く出てこなくなるのが残念。 江崎専務が、昔の頃の火の玉のようになる姿を見てみたかった。 だから、全体的に人物像の掘り下げが少ない作品。 そして、ラストはちょっと悲しい。 いや、仕事的には上手くいくんだけど、 終盤の浅川が格好良いだけに、 もうちょっと明るい終幕でも良かったんじゃ・・。 | ||||
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