百万遍 古都恋情

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種別
長編
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あらすじ

2006年10月19日 百万遍 古都恋情 上巻

銀河という名の夜行列車に乗り、幸子を東京に置き去りにして、十七歳の惟朔は京都をめざした。性が主で、愛は従でしかなかった早熟で未熟な♂、惟朔は七〇年代の自由と解放区で初めて恋を知る。『百万遍 青の時代』につづく大河自伝小説、第二弾。(「BOOK」データベースより)

評判

百万遍 古都恋情の評価:

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百万遍 古都恋情の総合評価:

8.67/10点 レビュー 3件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3
(3pt)

タダのダボラでしょう。

他の方もコメントしていましたが、これ自伝なのですか? イサクは発情期の犬畜生と同じ。そばにいる女にすぐ手を出す。100発100中、で、それも相手は、すべて男なら痺れてしまういい女ばかり。ありえねー話だろ。自伝と明記してるんなら、いくらフィクションといえ、萬月が主人公なんでしょう。はっきり言って彼がこれほどもてるわけない。言い訳みたいに、若い頃の写真を表紙に使っているがこれも、「8月の濡れた砂」からパクッタきたようなダサイ写真。鏡子、綾乃・・・こんな女いないでしょう。いやイサクに組みしだかれウハウハ言う女など・・・。女性読者のコメントを聞いてみたい。特に朴槿恵さんに読んでいただきたい。
男友達に関してもそう。ある日突然親友になりある日突然別れる。章はあるが脈絡もない。過去の各賞の栄光で、これだけ好き勝手に、自分の願望を自伝として、書き飛ばし、稼げるんだったら(立派な装丁の本全6冊)萬月さすが! そういう意味で☆3、それにねっとりとした文章と描写も☆3を差し上げます。
百万遍 古都恋情 下巻 Amazon書評・レビュー: 百万遍 古都恋情 下巻より
4104467057
No.2
(5pt)

古都を舞台に放浪逡巡する放埓な性と生

「自伝的小説」series第4作だ。京都を舞台に数多くの女性との性的関係。そして友人との出会い、再会、別れ。そして前回妊娠、堕胎させ別れた鏡子との再会。今回は特にカリスマ的な女性への性的アピール能力を身に着けた維朔の女性関係が主体となってストーリーは進む。本当にこれだけの超能力的なsexual apearを持つ人間が果たして存在する物か?確かに過剰な表現、設定のようにも思える。しかし、其処にいたる疑問には私自身のジェラシーも内包されているに違いない。若さとは時として信じられないような能力、そして機会が与えられる可能性も有りうると自分自身の経験から少しだけ理解している。女性だけでなく友人にも魅力を持ち、実に人間関係において100%巧みに立ち回る維朔。ある意味では教祖とも言える存在かもしれない。登場人物の個性の書き分け、内面までいたる表現は相変わらず秀逸だ。「百万遍」ここに至ってテーマの意味が見えてくる。次作はでるのだろうか、未だ終了の気配は見えない。きっと私はその先を見届けるのだろう。
百万遍 古都恋情 下巻 Amazon書評・レビュー: 百万遍 古都恋情 下巻より
4104467057
No.1
(5pt)

古都を舞台に放浪逡巡する放埓な性と生

「自伝的小説」series第4作だ。京都を舞台に数多くの女性との性的関係。そして友人との出会い、再会、別れ。
そして前回妊娠、堕胎させ別れた鏡子との再会。
今回は特にカリスマ的な女性への性的アピール能力を身に着けた維朔の女性関係が主体となってストーリーは進む。本当にこれだけの超能力的なsexual apearを持つ人間が果たして存在する物か?確かに過剰な表現、設定のようにも思える。
しかし、其処にいたる疑問には私自身のジェラシーも内包されているに違いない。若さとは時として信じられないような能力、そして機会が与えられる可能性も有りうると自分自身の経験から少しだけ理解している。
女性だけでなく友人にも魅力を持ち、実に人間関係において100%巧みに立ち回る維朔。
ある意味では教祖とも言える存在かもしれない。
登場人物の個性の書き分け、内面までいたる表現は相変わらず秀逸だ。
「百万遍」ここに至ってテーマの意味が見えてくる。
次作はでるのだろうか、未だ終了の気配は見えない。
きっと私はその先を見届けるのだろう。
百万遍 古都恋情 下巻 Amazon書評・レビュー: 百万遍 古都恋情 下巻より
4104467057
No.0
(4pt)

タイトルから、もっと控えめでしっとりした恋を想像してました。

シリーズ4冊目。愛ちゃん(男)という人が出てきます。
可笑しさと哀しさに溢れたパイプやニコ中と比べると、愛ちゃんは本当にただの退屈な中年といった感じで、あまり感情移入はできそうにない。パチンコで不正をするシーンは面白いが。
この巻からは、今までたまにしか出なかった性行為の場面がかなり多くなります。
主人公はどれだけもてるんだ、と苦笑してしまうくらいに性・性・性。さすがにお腹いっぱい。
たしかに女性に付け入るのが上手いのは感じますが、
初対面の奥手な女性が、近づいただけで息を荒げはじめ、その日のうちに体を許す−。なんてことがこんなに連続すると、
…これ、本当に「自伝的小説」か?と疑ってしまいました。けど私は当時の様子も女性の気持ちも知らないので「こうだったんだ」といわれれば信じるしかない。
女性読者の感想が聞きたい。不快に感じる人も多そうだなー。
著者得意の、音楽やバイクの話がまだ本格的に出てきてないけど、これから出てくるんだろうか。
ニコ中は生きていけるのか。
母はどんな人なのか。
そのあたりが今後気になるところです。
百万遍 古都恋情 下巻 Amazon書評・レビュー: 百万遍 古都恋情 下巻より
4104467057
No.-1
(5pt)

「うどんの汁が真っ黒け。そう言っておけば優位に立てると信じてやがる」

花村萬月は好きだったけど、近年の純文学的な作風になってからついていけなくなった…しかし花村に対する興味を完全に失ったわけではない…。
そんな元、花村ファンよ。騙されたと思って読んでくれ!なんならこの二部からでもいい。東京でトラブルに追われた主人公が京都に移ってからなので登場人物も一新されている。
とにかく、「今までの著作は全てこのシリーズを書く為の準備運動だったんじゃないか?」と思ってしまうほどに、凄まじく面白い。
初期花村の特徴である個性的な登場人物やダイナミックな展開。
後期の特徴である濃密な心理描写。
その両方の魅力を混ぜて一昼夜じっくりコトコト煮込んだような圧倒的な濃さがある。
この巻から「パイプ」「ニコ中」という一癖ある同居人達と、献身的な美女が出てきます。過去作では女性がすぐに体を許すのがリアリティがないと批判されてきたけど、実体験に基づいていたことに驚かされます。
当時の過酷な肉体労働や、汚い下宿先の描写にも圧倒されます。
終盤の、ある登場人物を徹底的に侮辱する言葉は、私たちのように高見から批評しているエセ書評家にもそのまま突き刺さる痛烈なものです。
正直、全てが凄すぎて、どこを切り取っていいやらわからない(笑)
要するに、読め、ってことです。最後の最後まで刺激に溢れた一冊でした。
百万遍 古都恋情 上巻 Amazon書評・レビュー: 百万遍 古都恋情 上巻より
4104467049

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