黒蜥蜴
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初版刊行(参考)
種別
長編
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5,395回
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28回
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あらすじ
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評判
黒蜥蜴の評価:
8.50/10点 レビュー 2件。 B ランク
黒蜥蜴の総合評価:
8.66/10点 レビュー 53件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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名探偵vs女賊というシチュエーションがキャッチーで、後に三島由紀夫脚本・美輪明宏主演で上演された事でも有名な作品。舞台用に脚色するにはむしろ都合が良かったかもしれないが、200頁未満の中篇サイズである。
明智vs女賊というコントラストを上げる為か、掲載誌の都合か、はたまた乱歩の気まぐれか、本作品に文代さんや小林少年は登場しない。【注1】
黒蜥蜴は、宝石ばかりでなく美形の男女を拉致しては剥製にして飾るという、なかなかステキなおばさんである。年齢を特定できる描写はなかったように思うが、10年がかりでアジトに私設美術館を拵えたりと、まぁさすがに20代では無理だろう。
どこかで、そもそもは『お勢登場』のお勢を明智と対決させるつもりだったのが、設定を変えてこうなったといったような文章を読んだが、まぁことさらに両作品を関連付ける必要もないだろう。お勢と黒蜥蜴では随分とキャラが違うし。
むしろ、黒蜥蜴のキャラ設定にはカリオストロ伯爵夫人の影響が濃厚だ。
女賊という点だけでなく、両者には船を移動アジトにしている共通点がある。
本作品の特徴は、黒蜥蜴が敵の明智にある種の情を持ってしまうところだと思うが、それにしても、バカバカしいトリックと自嘲しながらも、乱歩は人間椅子のアイディアが大好きだったようだw
まぁそれは良しとして、明智(乱歩)の唯物主義には畏れ入る。
すでに殺された剥製とは言え、あんな風に使って悪びれる事なし……ww
【注1】ホテルの周りに5名の部下を配置してたりするが。