紅楼夢の殺人

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種別
長編
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あらすじ

2007年08月01日 紅楼夢の殺人 (文春文庫)

ところは中国、栄華を極めた大貴族の邸内に築かれた人工庭園「大観園」。類稀なる貴公子と美しき少女たちが遊ぶ理想郷で、奇々怪々な連続殺人が勃発します。衆人環視の中で消え失せる犯人。空を飛ぶ被害者…。中国最大の奇書『紅楼夢』を舞台にした絢爛たる犯罪絵巻は、中国古典ファンも必読の傑作ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

紅楼夢の殺人の評価:

7.00/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

紅楼夢の殺人の総合評価:

7.23/10点 レビュー 13件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.11
(1pt)

全く

面白くない
紅楼夢の殺人 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 紅楼夢の殺人 (文春文庫)より
4167738015
No.10
(1pt)

全く

面白くない
紅楼夢の殺人 (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 紅楼夢の殺人 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163213708
No.9
(5pt)

物語自体がトリック!?でもメタでも叙述でもない

清代のこと、名門貴族が皇帝の寵を得た貴妃の里帰りを祝うため、人工楽園「大観園」を作った。
歓待がすんだあとは、一族の美少女たちが点在する建物に住むことになった。
居住を許された男性はただ一人、花のような美少年・宝玉のみ。あとは使用人に至るまで、全員若い女性である。
なんともはや、ハーレム系美少女ゲームを何百年も先取りしたような設定だ。
「面白い話の原型は九割がた中国古典に存在する」という持論を持っていたが、いっそうその思いを強くした。

本編では大観園を舞台に次々と殺人が起こる。ある者は衆人環視の中で殺され、ある者は閉鎖された中庭で殺される。群王から名を受けた司法官・頼尚栄は、園内の捜査に赴く。
聡明な少年・宝玉と親しく言葉を交わすようになるが、やがて尚栄は宝玉こそが犯人ではないかと疑い始める。

絢爛豪華な中国貴族趣味に彩られた不可能犯罪とは、好みド真ん中のストライクだ。
様々な個性の美女だけではなく、先祖の業績に頼って財を喰いつぶすダメ親父や強きに媚びて弱気をいじめる腐敗役人など、多彩な人物が物語を彩る。中断できないほどの面白さだ。
が、読み進むにつれて不安になってくる。
犯人にふさわしい存在感のある人物は一人しかいないが、それではあまりに凡庸だ。
他の端役が犯人では納得できないーーと考えていたら、結末でひっくりかえった。
ネタバレを回避しながら慎重に書くと、実に作品世界と時代背景そのものがトリックなのだ。
チャチな叙述トリックではない。物語づくりを放棄した卑怯なメタミスでもない。

フェアに堂々と意表を突かれた。終章は深い余韻を残す。
紅楼夢の殺人 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 紅楼夢の殺人 (文春文庫)より
4167738015
No.8
(5pt)

物語自体がトリック!?でもメタでも叙述でもない

清代のこと、名門貴族が皇帝の寵を得た貴妃の里帰りを祝うため、人工楽園「大観園」を作った。
歓待がすんだあとは、一族の美少女たちが点在する建物に住むことになった。
居住を許された男性はただ一人、花のような美少年・宝玉のみ。あとは使用人に至るまで、全員若い女性である。
なんともはや、ハーレム系美少女ゲームを何百年も先取りしたような設定だ。
「面白い話の原型は九割がた中国古典に存在する」という持論を持っていたが、いっそうその思いを強くした。

本編では大観園を舞台に次々と殺人が起こる。ある者は衆人環視の中で殺され、ある者は閉鎖された中庭で殺される。群王から名を受けた司法官・頼尚栄は、園内の捜査に赴く。
聡明な少年・宝玉と親しく言葉を交わすようになるが、やがて尚栄は宝玉こそが犯人ではないかと疑い始める。

絢爛豪華な中国貴族趣味に彩られた不可能犯罪とは、好みド真ん中のストライクだ。
様々な個性の美女だけではなく、先祖の業績に頼って財を喰いつぶすダメ親父や強きに媚びて弱気をいじめる腐敗役人など、多彩な人物が物語を彩る。中断できないほどの面白さだ。
が、読み進むにつれて不安になってくる。
犯人にふさわしい存在感のある人物は一人しかいないが、それではあまりに凡庸だ。
他の端役が犯人では納得できないーーと考えていたら、結末でひっくりかえった。
ネタバレを回避しながら慎重に書くと、実に作品世界と時代背景そのものがトリックなのだ。
チャチな叙述トリックではない。物語づくりを放棄した卑怯なメタミスでもない。

フェアに堂々と意表を突かれた。終章は深い余韻を残す。
紅楼夢の殺人 (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 紅楼夢の殺人 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163213708
No.7
(4pt)

紅楼夢の世界に

 2004年に出た単行本の文庫化。
 中国の四大小説のひとつ『紅楼夢』を下敷きにしたミステリ。著者が大ファンであり、10年間もあたためていたアイデアというから、そのつくりこみには凄いものがある。『紅楼夢』が好きな読者なら、二重に楽しめるだろう。
 残念ながら私は『紅楼夢』は読んでいないので、充分に楽しむことは出来なかった。そういった読者は、せめて、巻末の解説に先に目を通して一通りの知識を得てから本文に取りかかるべきと反省している。
 結末は思いもよらないもの。衝撃的だ。
紅楼夢の殺人 (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 紅楼夢の殺人 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163213708

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