死のマッチング・アプリ
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この本の褒められる(褒めるべき?)点を探してみました。 ☆マッチング・マプリという現代的なものを題材にしていて、どういうものなのか、どういう風に使われるのか、どういう裏があるのか、使うとどういうことが起きるのか、最新の知識を面白く教えてもらえた。 ☆展開はなかなかスリリングで、面白かった。 ☆冒頭に出てくる「ヘンドゥー」の意味がわからなくて調べてしまったが、その後はわかりにくい点はなくスラスラ読めた。 ☆上記のように、頁をめくらせる魅力はあり、薄くはない本なのに、あまり時間かからずに読めたのはよかった。 ☆男女関係の意外性は面白かったが、この叙述形式で、これを最後まで伏せておくのはずるい・・いや、伏線があったかもしれない。 ☆連続殺人事件のハウはよくできていると思う。 問題はやっぱりホワイでしょうね。ホワイ?と著者に聞きたくなってしまう。評価は☆☆☆です。 | ||||
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舞台は、英国、リゾート地・イーストボーン。主人公は、キッチン・カーのコーヒーショップを経営する29歳の女性、グウェン・ターナー。彼女は或る理由から婚約者と別れ、その寂しさを埋めるようにマッチング・アプリ「コネクター」を使って男たちとマッチし、デートを繰り返していました。或る日、グウェンの親友のサラのパーティー中、パーカーと名乗る男とマッチします。グウェンはパーティーを抜け出そうとしますが、結局そのデートはキャンセルされてしまい、尚且つパーカーから送られてきたニュース記事には、以前「コネクター」を使ってデートしたことがある男、ロブの死体が発見されたことが載っていました。 やがて、グウェンのもとへ警察が捜査に乗り込んできます。そこから始まる連続殺人事件。グウェンとデートした男ばかりが次々と殺害されていきます。その手口は?犯人の目的はいったい?犯人は誰?グウェンは警察からの疑いを晴らすべく、自力で捜査に乗り出します。そのアクチュアルで、キュートで、少し下品な顛末については、総じて笑って見ていられますが・・・。英国風「巻き込まれ型」スリラーの骨子の中、現代性の高いマッチング・アプリを全面に押し立て、それなりにスラプスティックな展開が繰り広げられ飽きさせません。 スリラーとしてのロジックも丁寧に組み立てられていますが、<動機>はどうなのか?私は、どうしても信じることができませんでした。そんなことは瑣末なことだと言うこともできますが、そのようなものに振り回された経験のない私には、只呆然とする以外にありません(笑)。 まあ、現代のSNSを使ったコミュニケーション・ツールには厳然としたアルゴリズムが存在するわけですが、人と人はそんなアルゴリズムによって必ずしも結びつくわけではありません。そんなことを少し思わせてくれたスリラーでした。さあ、気分を変えて、次の読書に向かいましょう。 ◻︎「死のマッチング・アプリ "Don't Swipe Right"」(L・M・チルトン 早川書房) 2025/6/24。 | ||||
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日本でも、もはや出会いの場として一般的なものになっている感のあるマッチング・アプリですが、あちらではアプリでの動作が原題でもある「swipe right(気に入った)」という俗語表現にもなっているそうで。 そんなマッチング・アプリで出会うのがろくでもない男ばかりで、一度デートしただけでブロックして次に行っていたものの、その男たちが次々に殺され始めた女性が主人公。 発端の設定がおもしろいだけでなく、このマッチング・アプリという存在がしっかりと全体を通してメインに絡んでくる話でした。 話の都合もあるのでしょうが、相手への感情が大きくマイナスなのに、警察よりも熱心に一度会っただけのイヤな男たちを救おうと突っ走る(その結果として、自分の状況がどんどん悪化していく)主人公にはちょっと共感しにくい面もありましたが。 ちょっとネタバレあり アプリのハッキングに関しては、現実性がどの程度あるのかはともかく、金目当てなら男たちを脅迫するより運営会社の方に話を持ち掛けた方がいいのでは?という気も…… | ||||
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