(短編集)

にわか名探偵 ワトソン力

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2024年05月22日 にわか名探偵 ワトソン力

映画館で人気のないゾンビ映画を観ていた警視庁捜査一課の刑事、和戸宋志。終幕後に照明が点くと観客の一人が殺されていた。おまけに扉に細工されて出られない。困惑に包まれる中、和戸は感じていた。その場に居合わせた者たちの推理力を飛躍的に高める能力、「ワトソン力」が発動しつつあることを……。そしてにぎやかな推理合戦の幕が上がる!(「BOOK」データベースより)

評判

にわか名探偵 ワトソン力の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

にわか名探偵 ワトソン力の総合評価:

7.67/10点 レビュー 3件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

にわか名探偵 ワトソン力の感想

謎解きを主軸にしたパズラー小説。
本書はミステリの物語における登場人物たちの感情や背景、深刻さが排除されており、設定や要素が純粋に謎解きの為に活用されています。前作同様に気軽に読めて楽しめるミステリの為、純粋に謎解き堪能しました。
やはり『ワトソン力』という設定が発明もので面白いです。『ワトソン力』は周囲の人物に対して推理能力を飛躍的に高めて発言したくなる能力を付与します。発生した事件に対して色んな可能性の推理を登場人物達が皆で言い合う推理合戦が見どころです。

個人的には『服のない男』が好み。パズラー小説なのでリアルさや感情は抜きで考えた時、行われた理由や背景などがユーモアあふれる謎解き作品として決まっていると感じました。

egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2
(3pt)

ワトソン力一作目より落ちる

ワトソン力一作目はかなりの快作でした。
本人以外の周りの人間の推理力がどんどん上がっていって真相を究明するのはユニークな発想です。
しかし今作ある大きな流れが根底にありそこが私にはどうかなあと思われました。
独立した短編で構成される方が良いんじゃないですかねー
にわか名探偵 ワトソン力 Amazon書評・レビュー: にわか名探偵 ワトソン力より
4334103294
No.1
(5pt)

開き直りが清々しいピュアパズラー

大山誠一郎作品の中でも最もリアリティレベルが低く、純粋にロジックの妙を味わうことができるパズラー短編集。すべての短編タイトルがなんらかの先行作品のもじりになっていることからもわかる通り、前作よりさらにコメディに振り切っており、エラリー・クイーン好きのヤクザ組長が大活躍する「ニッポンカチコミの謎」は白眉。毎回殺人は起きるが深刻さはゼロ。不可解殺人を成立させるギミックも凝りに凝りまくっていて、なぜこんな変な要素が話に必要だったのだろうと考えながら再読するのがまた楽しい。
にわか名探偵 ワトソン力 Amazon書評・レビュー: にわか名探偵 ワトソン力より
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