紅蓮の雪

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種別
長編
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あらすじ

2024年02月20日 紅蓮の雪 (集英社文庫)

最愛の双子の姉が自殺した。彼女の最期の足取りを追って、大衆演劇・鉢木座を訪れた伊吹は、そこで女形としての才能を見初められる。入団した先に待っていたのは厳しい稽古と、家族のように温かい座員との旅暮らし。だが、充足した日々と裏腹に、心に巣食った孤独の闇はいつまでも伊吹を蝕み続ける。やがて明かされる禁断の真実。鉢木座と姉の死を巡る因縁とは?血脈の呪縛と禁忌に迫る問題作。(「BOOK」データベースより)

評判

紅蓮の雪の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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紅蓮の雪の総合評価:

8.00/10点 レビュー 7件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7
(2pt)

大衆演劇に馴染みのない方にはおすすめかな

この本に出てくるように、大衆演劇には歌舞伎のように「女形だけ演じる」役者さん、特に座長さんはいらっしゃらないと思います。どこの劇団の座長さんも、立役も女形も両方なさると思うので、そもそも女形しかしない若座長や伊吹が作品に出てくる段階で、物語自体は面白いのに、色んな部分が気になって話がすっとは入って来なかった。
女形を得意とする方はいらっしゃるでしょうが、男役をしないわけではないのだから、その両方を演じながらの場合は登場人物の気持ちの切り替えも描写しないといけないだろうし、作者はそれが面倒で省く為に設定変更されたのでしょうか?
大衆演劇に馴染みのない読者はそれでいいかもしれませんが、大衆演劇を見たことがある読者にとっては違和感を覚え、大衆演劇を舞台にするには作者のリサーチが充分だったのか?が疑問でした。面白かったので設定そのものが少し残念でした。
紅蓮の雪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 紅蓮の雪 (集英社文庫)より
4087446166
No.6
(2pt)

大衆演劇に馴染みのない方にはおすすめかな

この本に出てくるように、大衆演劇には歌舞伎のように「女形だけ演じる」役者さん、特に座長さんはいらっしゃらないと思います。どこの劇団の座長さんも、立役も女形も両方なさると思うので、そもそも女形しかしない若座長や伊吹が作品に出てくる段階で、物語自体は面白いのに、色んな部分が気になって話がすっとは入って来なかった。
女形を得意とする方はいらっしゃるでしょうが、男役をしないわけではないのだから、その両方を演じながらの場合は登場人物の気持ちの切り替えも描写しないといけないだろうし、作者はそれが面倒で省く為に設定変更されたのでしょうか?
大衆演劇に馴染みのない読者はそれでいいかもしれませんが、大衆演劇を見たことがある読者にとっては違和感を覚え、大衆演劇を舞台にするには作者のリサーチが充分だったのか?が疑問でした。面白かったので設定そのものが少し残念でした。
紅蓮の雪 Amazon書評・レビュー: 紅蓮の雪より
4087717380
No.5
(4pt)

冬雷の二作目のようでした

『冬雷』のような暗さの感じさせる作品でした。大衆演劇とサスペンスを混ぜ合わせた非常に興味深いです。旅芸人と禁断の恋は切っても切れないのかもしれませんが、読みやすく、最初から最後まで飽きずに一気に読めます。遠田氏の作品は、次回策も期待します。
紅蓮の雪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 紅蓮の雪 (集英社文庫)より
4087446166
No.4
(4pt)

冬雷の二作目のようでした

『冬雷』のような暗さの感じさせる作品でした。大衆演劇とサスペンスを混ぜ合わせた非常に興味深いです。旅芸人と禁断の恋は切っても切れないのかもしれませんが、読みやすく、最初から最後まで飽きずに一気に読めます。遠田氏の作品は、次回策も期待します。
紅蓮の雪 Amazon書評・レビュー: 紅蓮の雪より
4087717380
No.3
(5pt)

君死にたまふこと勿れ

これは切ない。泣く。映子と年が近い自分だからか、刺さりまくる。苦しくて気持ち悪いレベル。
あと、朱里の『守り方』が聖母過ぎてもはや殉死よな。古い昭和の人間な自分は思わず『あなたのー母になってわたしの命さえ♪』という差し出しちゃう激重な愛の名曲も思い出したりして、にたび泣くよええ。
言いたかないが、芸道の前に犠牲になったオンナたちの足跡があまりにもつらい。それこそ映子と良次の母って2カ所?しか表記ないよなポジションなのに、おしんのお加代様みたいな激しい気性を垣間見させる人となりからして、なんだか報いるにもほどがあろう因果の連鎖が、あんまりにもカナシイ。
演歌世界観に慣れた自分でもこうなのだが、だからか、皆さんあんまりこの『なるべきでなかった母』を責めてくださいますな。ただ黙って、赦さずにいましょうよ、オンナを選んで、ただただ愛を志向したのだし。
でもまあそれでも、ラストにジタン(またの名を天使)へ投げつける『生意気』への論が浅薄全開で激痛である。言いたくなる気持ちはまあわかりたくないけど理解はできて、それも業腹だが、けどやっぱ感情のうえで「嗚呼、汝はそうまでオンナ…」との無念が悔しい。年数を多寡に換算とかいう阿呆な意味ではもちろんないにせよ、なんで『だれかを本気で好きになったこともないのに』っていう褒められん無根拠優位を振りかざせるのかと。それを最大の免罪符に、なんでできると思うのかと。
修行の足らない自分はこの一点で袋小路なのである。そしてどんなに修行(しないけど)積んでも、対象あってのものに太刀打ちなんかできないんである、アナワビシヤ。
昔なら美形の女形ふたりそれだけでありがたかったものだが、かれらはもちろん、モブにいたる人物のバックボーンまでが興味深いキャラクターの血肉息遣い表出がもう秀逸すぎて、展開の駆け足なんかは枚数が単に許されなかっただけでもういいんじゃないかと思うし、自分内で久しぶりに本気の耽美に触れられた感動をまさに、『何に譬えよう』な気分である。
ピンクハウスなシナリオライターに元SEおじさん、できた奥さんといいおしゃまな子役ちゃんとキャラ立ちするスピンオフも想像して楽しめそうななか、気になるのはやはり主人公の未来。それこそ余計な世話なんだが、腐フィルターなくても伊吹は慈丹に…としか思えなくて、それだけが心残り。
なんせ思考停止気味でも、心底伊吹には幸せになってほしいので。(完結してるキャラクターのその後が気になるなんざかつてなかったわwこれが吉田修一とかフランス映画ならサクッと才女が現れるんだろうけど)
とても濃密な読書でした、ありがとうございました。(同時に『推し、燃ゆ』(これもまた違ってオモシローであったが)こっちよりも早く読み終わる。自分用メモ)
紅蓮の雪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 紅蓮の雪 (集英社文庫)より
4087446166

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