小説作法の殺人
- 小説家 (28)
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タイトルからして少し固い内容なのかな?と思いましたが、西村京太郎サスペンスのような旅情あふれるエンタメ推理小説でした。ヒロインの女性がとても魅力的。続編が出たらまた買って読むと思います。 | ||||
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新潮社で永年、編集者を務め、数々のベストセラーを輩出してきた後、カルチャーセンター講師、 京都造形芸術大学文芸表現学科教授として後進の指導でも名望高い作者による、事実上の小説デビュ ー作。〝本格〟風謎解きミステリーにして、エンタメ小説を書く奥義を伝えるという、敢えて果敢に 二兎を追いながらも、奇書にして、セオリー通りの正統派、すなわちオーソドックスという離れ業を 演じるのに成功したのは、まさにプロの技。舌を巻くほかない。 小説創作教室に通っていた若い女性「理沙」が、一人暮らしの自宅マンションで謎めいた不審死を 遂げる。書きかけの小説「失踪」が残され、作中では、書き手と思しき「理沙」がマレーシアのペナ ン島のコンドミニアムに住む夫婦のもとを訪れ、自分の本当の名前は「星那」で、幼時に誘拐された 夫妻の実の娘です、と名乗りをあげる。「理沙」は事実を書き残そうとしたのか? 小説教室で同僚だった女性「マリ」は、「常念勝」が経営する探偵事務所を訪れ、真相の解明を依頼 する。「理沙」の愛人兼パトロンで、不動産会社を経営する資産家「中森」から潤沢な資金提供を受け、 「マリ」と「常念」の即席探偵コンビが、謎に満ちた「理沙」の過去を辿る。 「告白しますが、小説を書いたことは実はあるのです。しかし、その出来たるや惨憺たるもので、 理論家が実践家とイコールではないことを痛感し、それからは無駄な抵抗はやめることにした次第で す。正直に申し上げて、私は小説を書くことはできません。しかし、小説の書き方を教える皆さんに お教えするのはできるのです。」 作中、創作教室の講師「並木幸太郎」は、こんな呼びかけを生徒にしている。恐らく、作家にとっ ての創作がこの文言との戦いだったのは、想像に難くない。極めてスムーズで魅惑的な起動、視点の 位置取り、明快な時間軸、そして何より、特筆すべきは、期待を上回るどんでん返しを演出し、片時 も読者を飽きさせない巧妙な構成術だろう。華麗な前言撤回で、作家は賭けに勝ってみせたのだ。 | ||||
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展開が読めそうで最後の最後まで読めない王道ミステリー さらにいつのまにか小説の書き方まで学べる レビュー通りの名作 | ||||
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さすが編集者が書くミステリ。過不足なく手掛かり、ミスディレクション、そしてどんでん返し。 ネットで小説を書いているムキに強くおすすめします。毎日連載することに追いまくられていませんか?小説を書くには“タメ”が必要です。元編集者が元編集者のミステリをお勧めする最大の理由です。 | ||||
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軽快なリズムで読み進めることができる、長旅のお供にオススメな一冊です。 | ||||
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