尚、赫々たれ 立花宗茂残照
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あらすじ
神君家康がいかにして「関ケ原」を勝ち抜いたのか、考えを聞かせてほしいー寛永八年、三代将軍家光に伺候した立花宗茂は、剣呑な諮問を受ける。その真意はどこにあるのか、新たな大名取り潰しの意図が潜んでいるのではないか、下命に強い不安を募らせる。答え如何によっては、家光の勘気に触れる恐れもあった。だがー先代秀忠の病いが篤くなり、親政に気持ちを昂らせる家光が待つ御座の間で、宗茂はある決意をもって語り始める。やがて解き明かされる天下を分けた決戦の不可解さ、家康の深謀と西軍敗走の真相。勝敗の鍵を握った大名が召し出され、決戦前夜の深い闇がいま明らかになろうとしていた…西国無双と呼ばれた男の老境の輝きを描き出し、関ケ原の新たな解釈に挑む渾身の歴史小説。(「BOOK」データベースより)
評判
尚、赫々たれ 立花宗茂残照の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
尚、赫々たれ 立花宗茂残照の総合評価:
7.88/10点 レビュー 17件。
感想一覧
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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家光ら幕閣が外様大名つぶしをしている最中である。関ヶ原の件に関して難癖を付けられ、お家取りつぶしにあうかもしれない。だが、ごまかしや忖度はしたくない。腹をくくって家光の元に出向き話を始める。
せっかく再興した家がつぶされるかもしれないという緊張感のもとで、通説とは違う関ヶ原の戦い=真相?が解説されてゆきます。
作者のきめ細かい調査と鋭い考察には説得力があり、「なるほど」とさせられるものがあります。通説とは違う新しい解釈を展開することは、歴史小説家としての本懐でしょうか。
史実かどうかは別にして、歴史小説・ミステリー小説として大いに楽しめます。
歴史小説というと、どうしても教科書に載るようなパワーエリート中心の話になりますが、本作品のように光が当たってこなかった人の話も良いものです。もっとも、立花宗茂は武将として有名ですが……。
後半は、家光拝謁の際に知己になった千姫(豊臣秀頼室)や関係者の話が出てきますが、最後のまとめがなく、物足りなさが残りました。
それでも、お勧めの1冊です。