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この物語の結末は最初に掲示される。「起こったこと」はもう既に起こったことであり、その冷たい現実は変わらない。語られるのはそこに至った経緯となる。 背景は違えど同じ環境にいたはずの二人の少女、では、何故訪れる結末が違ったのか? 言い換えると、何が二人の少女の内の片方を生かし、もう片方はそうならなかったのか。 作中において繰り返されるタームは「弱さ」であり、「喰いものになる」ということだ。そもそもシェアハウスを住居・生活の拠点とする選択肢の段階で、脛に傷持つ身分だ。そうした境遇の中で、自分の中の矜持(プライド)をどこまで持つか――ただ「生き延びること」を目的とするか、「如何に生きること」を目的とするか――もちろん、極限状態でキレイ事は言えない。しかしその状況でも譲れない1点をどことするかということの違いが、結果につながったのかもしれない。 語りの構造からどことなくノンフィクション風の趣さえ感じるのは参考資料のおかげだろうが、どうも最近は現実の陰惨さが濃すぎる。気分が落ち込んでいる時に読むのはお勧めしかねる小説だ。 | ||||
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もう、なんて哀しく辛いものを読んでしまったのだろう。冒頭に結末が書いてあるだけに、読み進めていくのが辛くて何度も本を閉じた。読むのが辛いが、最後まで読ませてしまうこの作品は、物凄く力のあるものだ、と思う。面白い面白くない、という感想などは出てこない。でも心を深く抉られる作品だと思う。 | ||||
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