夜の道標

登録されているタグ

※以下のグループに登録されています。

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

7.00pt (10max) / 2件

6.08pt (10max) / 13件

Amazon平均点

4.29pt (5max) / 34件

楽天平均点

4.02pt (5max) / 97件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

2pt

サイト内ランク[]
ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

55.00pt

0.00pt

←非ミステリ

21.50pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
3,679回
お気に入りにされた回数
6
読書済み登録回数
18
このページのURL

あらすじ

2025年04月22日 夜の道標 (中公文庫 あ 102-1)

1996年、横浜市内で塾経営者が殺害された。事件発生から2年、被疑者である元教え子の足取りは今もつかめていないーー。殺人犯を匿う女、窓際に追いやられながら捜査を続ける刑事、そして、父親から虐待を受けている少年。それぞれの守りたいものが絡み合い、事態は思いもよらぬ展開を迎える。日本推理作家協会賞受賞作。(解説)山田詠美(「BOOK」データベースより)

評判

夜の道標の評価:

7.00/10点 レビュー 2件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

夜の道標の総合評価:

8.50/10点 レビュー 36件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(7pt)

盛り上げるのが難しいテーマを読み応えある物語にした傑作

2021〜22年オンラインメディアに連載され、23年に日本推理作家協会賞を受賞、25年秋には連続ドラマになるという、傑作サスペンス。殺人犯が逃亡したのは何故か、犯人を匿った女は何を望んでいたのか、父親に虐待されている少年は救われるのか。それら全ての裏にある、時代と社会が作り出した闇の深さに逃げ道はあるのか。どれも心を重くするテーマばかりだが、見事なストーリー展開で読み応えあるエンタメに昇華されている。
1996年、横浜で塾経営者・戸川が殺害された事件は重要容疑者である元教え子・阿久津が姿を消して二年、捜査の行き詰まりから陣容が縮小され今では窓際族の刑事・平良が担当していた。生徒や親からも信頼が厚かった戸川には殺されるような背景は見つからなかったが、平良は上司から嫌味を言われながら地道に再捜査を進めていた。実は二年間、阿久津は中学の同級生だった長尾豊子宅の地下室に匿われていたのだった。天窓で外に繋がる地下室にいる阿久津を偶然見つけたのが中学生の波瑠で、父親のネグレクトで飢餓状態になっていた波瑠は阿久津が野良猫のために用意した食べ物を食べてしまったのだった。以来、阿久津が食べ物を用意し、波瑠が貰いに来るという奇妙な関係が出来上がった。長身でバスケットボールが得意な波瑠だったが働かない父親に当たり屋をやらされていた。殺人犯、匿う女、追う刑事、孤独な少年がそれぞれ歩む道が交差した時、言葉にならない悲劇が判明したのだった。
途中、やや中弛み、余計なエピソードもあるのだが、全体を通して盛り上がるサスペンスは読み応えがある。ミステリーファンに限らず、現代社会の問題を提起する作品のファンにオススメする。

iisan
927253Y1
No.1
(7pt)

夜の道標の感想

2023年度の日本推理作家協会賞受賞作。
異なる登場人物達のエピソードが平行して進む群像劇。
それぞれの物語が社会的なテーマを扱っており、読み進めて行く事で社会問題を知る流れとなっています。
扱う物語が人によっては心苦しい物語の読書となる為、好みが分れる作品。ただそういった心苦しい複数の物語を群像劇として絡み合わせて作られた本書のドラマは圧巻でした。率直な感想はよくこういう物語を思いついて描けるなという小説家の凄さを感じた次第です。

暗いテーマなのですが先が気になり目が離せない読書。作品の面白さとして☆8。個人的な好みとして-1という事でこの点数で。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.34
(5pt)

引き込まれました。

法でも人でも100%正しいものはなく、何を道標にするかは難しいですね。とはいえ状況から考えて、弦がされた事がそんなに理不尽だったのかは今でも疑問です。
引き込まれ、考える機会をくれる貴重な本でした。
夜の道標 (中公文庫 あ 102-1) Amazon書評・レビュー: 夜の道標 (中公文庫 あ 102-1)より
4122076404
No.33
(5pt)

罪に隠されたもっと大きな罪とは何か?

刑事、殺人犯、匿う者、虐待に遭うこども、その友達と
様々な主人公たちの視点で描かれる傑作ミステリー。
阿久津はなぜ恩人であるはずの戸川を殺したのか。
罪に隠されたもっと大きな罪とはなんなのか。
こどもの親になりきれなかった者たちの情けなさ。
正義実現のために奮闘する刑事、
小学生でありながら人生に諦観している波留が
心情を吐露し希望を見出そうとする姿に感動する。
夜の道標 (中公文庫 あ 102-1) Amazon書評・レビュー: 夜の道標 (中公文庫 あ 102-1)より
4122076404
No.32
(3pt)

暗く救いようがない物語

昔(1996年)に起きた塾経営者の殺人事件を軸とし,ストーリーが展開していく.

多くの登場人物たちがおり,それぞれの主観を綴る形で物語が進む.
まさか「○○○○法」にまつわる内容とは思ってもみなかった.

最初はぼやけていたそれぞれの話が,徐々に1つになる.
読みごたえはあり,各登場人物たちのエピソードの掘り下げも良かった.

だが,殺人犯の思考は良く分からなかった.
筆者としては,読み手に委ねているのだろうが,核心部分がぼやけているのは何とも消化不良だった.

殺人の理由は一般論的に個人的には納得できるが,本作の登場人物が自身の意思で犯罪を行うかが理解できない.
夜の道標 (中公文庫 あ 102-1) Amazon書評・レビュー: 夜の道標 (中公文庫 あ 102-1)より
4122076404
No.31
(4pt)

良い作品でした

良い作品だった。息子を虐待する最低な父親には吐き気がするが、逃げるわけでもなく、女に匿われている発達障害者と思われる被疑者の男性がいい。塾経営者の殺害の過程が今ひとつわからないのは残念だったが。
夜の道標 (単行本) Amazon書評・レビュー: 夜の道標 (単行本)より
4120055566
No.30
(4pt)

良い作品でした

良い作品だった。息子を虐待する最低な父親には吐き気がするが、逃げるわけでもなく、女に匿われている発達障害者と思われる被疑者の男性がいい。塾経営者の殺害の過程が今ひとつわからないのは残念だったが。
夜の道標 (中公文庫 あ 102-1) Amazon書評・レビュー: 夜の道標 (中公文庫 あ 102-1)より
4122076404

その他、Amazon書評・レビューが 34件あります。
Amazon書評・レビューを見る