噤みの家
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あらすじ
米国で圧倒的人気の女刑事シリーズ最新作!ある夜、ボストンの住宅街に響いた銃声。警察が駆けつけると、部屋には頭を撃ち抜かれた男の遺体と12発の弾丸を受けたコンピュータ、そして銃を手にした男の妻がいた。殺人容疑で逮捕された妊娠中の妻イーヴィは容疑を否定するが、彼女は16年前の16歳の時に、父親を誤って射殺してしまった過去があり、当時彼女を取り調べたボストン市警部長刑事のD・D・ウォレンは早速この事件の捜査に乗り出した。一方、6年前に472日間にわたる誘拐・監禁から生還者した女性フローラは、事件を知り愕然とする。彼女はかつてジェイコブに連れられて行ったバーで、一度だけ被害者の男に会っていたのだった――傑作『棺の女』『完璧な家族』の続編にして、A・J・フィン、デイヴィッド・バルダッチらベストセラー作家たちが大絶賛したベストセラー・シリーズの最高傑作がついに登場!(「BOOK」データベースより)
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評判
噤みの家の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
噤みの家の総合評価:
6.75/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
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ボストン市警D.D.ウォレン刑事シリーズの第11作。ウォレン刑事、生還者フローラに加えて被害者の妻・イーヴィの3人がヒロインとなる複雑な犯人捜しミステリーである。
銃声を聞いたとの通報で警察が駆け付けると、部屋では男が銃殺されており、銃を手にした被害者・コンラッドの妻・イーヴィがいて、その場で逮捕された。容疑を否認するイーヴィだったが、イーヴィには16年前に銃の暴発事故で父親を射殺してしまったという過去があり、取り調べに当たったウォレンは二度も同じことが起きるものかと疑問を持った。しかも、現場にあったパソコンが12発もの銃弾で破壊されており、何かが隠されようとしたようだった。さらに、悲惨な監禁事件の生還者(「棺の女」)で被害女性のためのサバイバルサークルを運営し、ウォレン刑事の情報提供者でもあるフローラが「被害者の男の顔を知っている。(フローラを監禁した)ジェイコブの知り合いだ」と知らせてきた。良き夫で多忙なセールスマンだと思われていたコンラッドは正体を隠した、おぞましい性犯罪者だったのか? コンラッド殺害の犯人、動機、さらにコンラッドとジェイコブの関係は? それに加えて、16年前のイーヴィの事故は本当に事故だったのだろうか? いくつもの重なり合う疑問がウォレン、フローラ、イーヴィの3人の視点から解き明かされていく。
コンラッド殺害事件の犯人捜しがメインだが、それ以外の要素からも目が離せない、複雑な謎解きミステリーである。さらに犯人像、犯行動機なども読み応えがある。それでも、ミステリーとしてはスリル、サスペンスが不足していると感じるのは、被害女性たちの再生という重いテーマが強く出ていて話の展開が重苦しいためだろう。
「棺の女」、「完璧な家族」とつながっている作品なので、前2作を先に読むことをおススメするが、本作だけでも楽しめるのは間違いない。