すべてのドアを鎖せ
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ダコタハウスみたいなビルに給料をもらって住む貧しい女の子の一人称小説です。あんまり面白いんで頑張って早く読み終わらないように気をつけていましたが面白くて2日で読みました。ラストもちゃんと満足させられました。ある意味期待通りなのですが、期待通りが心地よいお話です。アイラ・レヴィンに捧げられていますが確かに似てるかも! | ||||
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書店での購入ですがご容赦ください。 アパートに滞在するだけで高額収入が得られる、という奇妙な仕事に就いた女性のお話。 旨い話だと乗ったは良いものの、不可解な事件が起こり、やがて自身も見えざる恐怖に追い詰められていく…という感じです。 面白いと言えと言われたら面白いと言えるレベルの作品です。翻訳のお陰か文章も読みやすいですし。 が、全体的に冗長です。この程度のテーマなら短編でいいのでは? 【以下、良くなかったと思う点。この作品が好きな方は読まないで!】 ・登場人物を多くしてwho done it的な面白さ、油断のならなさを出したいのは分かりますが、特にこれといってモブを効果的に使えている感じはしませんでした。ミステリに振り切ればこういった問題は回避できそうなものですが、中途半端にホラーと混ざっているせいで、必然的に無駄が多くなっています。 ・結末に近いスリリングな部分を分割して、各章の間に挟む構成になっています。その部分が来るたび読者に「どうしてこんなことになってしまったんだろう?」という期待感を持たせるためですね。こういうの、もはや食傷気味の演出というか何というか…。中身の無さを誤魔化すためにムリヤリ時系列をいじくって面白いっぽく見せているだけにしか思えませんでした。 ミステリにしたいのか、ホラーにしたいのか、申し訳程度の人情要素で共感を誘いたいのか、なんかもうよく分かりませんでした。全体的にピンボケした作品という印象。思いついたものを詰め込んだら長くなってしまい、最後は用意していたオチでバーンと畳んだ、という感じを受けました。「いろんなテーマを一つの作品の中で扱える優れた作家」みたいな評価を期待したんでしょうか。残念ながら、職業作家が無理に書こうとしてひねり出した凡作の一つにしか見えませんでした。 こういうのに何度も引っかかったことあるので、人にはお勧めできません。内容的には☆1ですが、読みやすさを評価し☆2とします。文章は好きなので、未邦訳の作品に期待ですね。 | ||||
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ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家ということで、これは確かに面白かった!訳も非常に読みやすく、解説で紹介されている未邦訳の作品も是非読んでみたい! | ||||
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ラスト50Pでもう読むのやめようかと真剣に思いました。 まあね、こちとらニューヨークに住んでるわけでもなく・・・ご当地ホラーの感激はなく。 ほんと苦労しました読み切るの。 読んだ私がバカでした。 | ||||
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めちゃくちゃ面白かったです。 ただ読む前に映画『ローズマリーの赤ちゃん』を見て舞台設定を確かめるともっと面白く読めるんじゃないかと感じました。 謝辞も『ローズマリーの赤ちゃん』の作者アイラ・レヴィンに捧げられています。これまで意外となかったダコタハウス周辺のセレブマンションを舞台にした幽霊屋敷もの、と言えるでしょうか? アメリカ独特の建築事情がフルパワーで発揮されていたすばらしいと思いました。 ヨーロッパの古城を思わせるおどろおどろしい洋館が舞台ではなく、ニューヨークに屹立する摩天楼のひとつが100年を超える歴史を持ち、「幽霊屋敷」として機能するのが面白いですよね。 このあいだもNetflixの『セシルホテル』も話題になって面白かった。 さて、『ローズマリーの赤ちゃん』やシャーリー・ジャクスン『丘の屋敷』はスーパーナチュラルというより「主人公の神経の問題?」というボーダー部分に恐怖を見出す読み方ができると思います。 スティーヴン・キングの『シャイニング』もそうですね。純粋な怪談ではない。 本書もそうなのかな、と思って読んでいくのですが主人公のジュールズの造形に等身大の映画ヒロインのような分かりやすさがあって新鮮でした。 もちろん、いわゆる「カサンドラ症候群」的な描写も盛り込まれているのですけど。 彼女の判断や社会的弱者の抱え込む悩みや共感が丁寧に書き込まれているのも好ましいと思います。 ダコタハウスのような歴史あるゴシックもの幽霊屋敷を舞台にしているのに作中のガジェットが非常に現代的で読みやすいです。 | ||||
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