雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール

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種別
長編
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あらすじ

2021年11月16日 雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)

雛口依子は、金髪の葵ちゃんからある依頼を受ける。葵の兄が犯人とされ、依子が被害者となった三年前の猟銃乱射事件のルポを共に書こうというのだ。依子と葵、理不尽な世間に押し潰されてきた二人は、取材のためかつて依子が住んでいた「三角屋根の家」を訪ね、「あの事件」の奈落に向き合うが……。暴力と不幸の果て、運命をぶっ壊す女二人の反撃と覚醒の物語。(「BOOK」データベースより)

評判

雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボールの評価:

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雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボールの総合評価:

8.36/10点 レビュー 11件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11
(4pt)

暴力描写が乾燥している

読んでいるあいだずーっと「ヤンマガで連載しているマンガの原作を読んでいるようだ」と感じていた。

 暴力衝動を抑えられない兄、ボランティアにはまる母、借金をこさえる父、そんな一家を支配する伯父さん、殺人犯の妹と名乗る女、虐げられている家政婦、杖を持って追いかけてくる老人、イカれた人間しか登場しない。
 主人公・依子の視点からなる3つの時間軸を移動しながらストーリーが進む。殺人、洗脳、強姦、監禁、射殺など暴力のデパートのような小説。だからバイオレンスとエロスの描写が苦手な方には全くお勧めしない。
 妻に「面白かったからあなたも読んで」と言われたので読んだのだが、これを夫に勧める妻も女性としてどうかしてる。
 途中までは疾走感ですいすい読めたのだが、リツコちゃんがクローズアップされたところからどうにも読み進めるスピードがダウンした。久しぶりに西村寿行を思い出してしまった。女の子がむごい目に遭うお話を進んで読む気にはならない。
 この小説の感想として一言、「胸糞悪い」と言えばそれで済む面は確かにある。それでも、この「カラッとした感じ」は捨てがたくもある。こういった物語を日本の小説家が書くと、なんだかじめじめして湿度が高くなるのだけれど、呉勝浩さんの描く暴力はなんとも乾燥している。だからこそのあっけらかんとしたラストの一言。

「ヤンマガの原作みたい」と冒頭に述べたが、この小説はミステリとしてのトリックによって映像化がほぼ不可能になっているんだけど、ギリギリ、コミカライズはできると思うので、青年誌のマンガ家さんとマンガ編集者さんは読んでみた方がいい。
雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)より
4334792669
No.10
(4pt)

暴力描写が乾燥している

読んでいるあいだずーっと「ヤンマガで連載しているマンガの原作を読んでいるようだ」と感じていた。

 暴力衝動を抑えられない兄、ボランティアにはまる母、借金をこさえる父、そんな一家を支配する伯父さん、殺人犯の妹と名乗る女、虐げられている家政婦、杖を持って追いかけてくる老人、イカれた人間しか登場しない。
 主人公・依子の視点からなる3つの時間軸を移動しながらストーリーが進む。殺人、洗脳、強姦、監禁、射殺など暴力のデパートのような小説。だからバイオレンスとエロスの描写が苦手な方には全くお勧めしない。
 妻に「面白かったからあなたも読んで」と言われたので読んだのだが、これを夫に勧める妻も女性としてどうかしてる。
 途中までは疾走感ですいすい読めたのだが、リツコちゃんがクローズアップされたところからどうにも読み進めるスピードがダウンした。久しぶりに西村寿行を思い出してしまった。女の子がむごい目に遭うお話を進んで読む気にはならない。
 この小説の感想として一言、「胸糞悪い」と言えばそれで済む面は確かにある。それでも、この「カラッとした感じ」は捨てがたくもある。こういった物語を日本の小説家が書くと、なんだかじめじめして湿度が高くなるのだけれど、呉勝浩さんの描く暴力はなんとも乾燥している。だからこそのあっけらかんとしたラストの一言。

「ヤンマガの原作みたい」と冒頭に述べたが、この小説はミステリとしてのトリックによって映像化がほぼ不可能になっているんだけど、ギリギリ、コミカライズはできると思うので、青年誌のマンガ家さんとマンガ編集者さんは読んでみた方がいい。
雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール Amazon書評・レビュー: 雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボールより
4334912389
No.9
(4pt)

1つだけ確かなことは、今までに読んだことない話だってこと

なんと表現すべきなのか。とにかく、登場人物全員がイカれていて、最後の方にしか常識人が登場しません。
エログロ表現が盛りだくさんで、人を選ぶと思います。
特に、色川の伯父さんという人物は、フィクションだと分かっていても、閉口させられます。
ただ、ミステリーとしての完成度は高く、とにかくイッキに読みたくなるような展開の連続です。
雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)より
4334792669
No.8
(4pt)

1つだけ確かなことは、今までに読んだことない話だってこと

なんと表現すべきなのか。とにかく、登場人物全員がイカれていて、最後の方にしか常識人が登場しません。
エログロ表現が盛りだくさんで、人を選ぶと思います。
特に、色川の伯父さんという人物は、フィクションだと分かっていても、閉口させられます。
ただ、ミステリーとしての完成度は高く、とにかくイッキに読みたくなるような展開の連続です。
雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール Amazon書評・レビュー: 雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボールより
4334912389
No.7
(3pt)

好みが分かれる

ラノベチックな文章が嫌でなく、かつ下ネタや暴力などに抵抗感がない人であれば楽しめるかも。著者の爆弾やスワンと比べると完成度は低めに感じた。ただミステリに慣れ親しまない人が初めてこの作品を読んで、文体や設定も含めて受け入れられるなら忘れられない作品になるかもしれない。私はならなかった。
雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)より
4334792669

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