死後開封のこと



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初公開日(参考)2018年05月
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長編小説

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死後開封のこと〈上〉 (創元推理文庫)

2018年05月31日 死後開封のこと〈上〉 (創元推理文庫)

すべてはあの手紙がきっかけだった。夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒。その手紙を見つけたときから、セシリアの幸せな家庭に暗雲がたれこめ始める。そのころテスもまた、夫と従妹が愛し合っているとの告白に動顛していた。テスは息子を連れ実家へ帰るが、そこで出会ったのは殺された娘をいまだ忘れられない老婦人レイチェルだった。開けてはいけない〈パンドラの箱〉を開けてしまった女性たちを描くトリッキイなミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

死後開封のことの総合評価:6.00/10点レビュー 6件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

世の中には、永遠にそっとしておくべき秘密があるのだ

オーストラリアで大人気の女性作家の長編第5作。日本では順序が逆になったが第6作「ささやかで大きな嘘」に続く邦訳で、それぞれの家族の悩みと秘密と喜びを抱えながら生きている3人の女性たちの人生が出会い、絡まり合って紡ぎ出す、切ない人間ドラマである。
ハンサムな夫と3人の娘に恵まれ、タッパーウェアの販売やPTA活動で飛び回っているセシリアが天井裏で「死後開封のこと」と書かれた封筒を発見した。「若気の至りで恥ずかしいことを書いてしまったから絶対に読むな」という夫の言葉を信じつつも、疑心暗鬼と誘惑に負けたセシリアは開封してしまい、驚くべき事実に直面する。夫と立ち上げた広告会社の営業部長として活躍していたテスはある日、夫から「(テスの従妹で仕事上の仲間でもある)フェリシアと愛し合っている」と告げられ、ショックのあまり一人息子のリーアムを連れて実家に戻った。テスが息子の転入のために訪れた小学校(セシリアがPTA会長を務めている)で出会ったのが、校長秘書で、28年前に12歳で殺された最愛の娘の思い出を忘れられない孤独な老婦人のレイチェル。レイチェルは娘を殺した犯人だと思われる男を憎み続けてきたのだが、あるとき、決定的な証拠になるビデオを発見し、犯人逮捕への望みを新たにした。3人は、それぞれの秘密を抱えたまま日常生活を続けようとするのだが、絡まりあった運命の歯車は思いも掛けない方向へと回るのだった・・・。
犯人探しや事件捜査のスリルではなく、家族とは何か、夫婦とは何かを問う人間ドラマが主題の作品で、何気ない日常に起きるさざなみのような心理ドラマの描写が抜群に上手く、残酷なシーンは皆無だが心理的なサスペンスの盛り上がりにゾクゾクさせられる。ときどき顔を見せる辛辣なユーモアもピリッと効いて、読んでいて楽しい作品である。
謎解き系よりは人間模様系のミステリーがお好きな方にオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(4pt)

途中からはまりました

Big Little Liesがとても好きだったので、こちらも購入してみました。なぜだか読み初めはあまりしっくりこなかったし、人物が頭の中でごちゃごちゃしていたのですが、上巻の途中からかなりハマり、一気読みしました。おもしろかった!
死後開封のこと〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死後開封のこと〈上〉 (創元推理文庫)より
4488297064
No.4:
(1pt)

プロの小説とは思えない、駄作。

多すぎる登場人物の整理ができていない。作者のポテンシャルを超えた複雑なストーリーが空中分解。
死後開封のこと〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死後開封のこと〈下〉 (創元推理文庫)より
4488297072
No.3:
(4pt)

答えは出ない

映画にもなった、同著者の「ささやかで大きな嘘」よりずっとおもしろく読めました。
物語の終わりは世界の終わりではなく、新たな世界のはじまりです。
つぐないが済んだというわけはなく、関係者はこれからもずっと悩み、悔いて、でも、生きていくのです。
白黒ついてスカンとハッピーエンドを望む方向きではありませんが、著者だけが知っている「事実」をじっくり読めば、少しは心が落ちつくかも知れません。
死後開封のこと〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死後開封のこと〈下〉 (創元推理文庫)より
4488297072
No.2:
(4pt)

2組の夫婦の話の展開が下巻でこうなるとわかれば、星4途中下車だと星1貴方どっち?

話しのスピードが、最初遅く感じた。しまったなと時間のサンクコスト考えると、他の本に乗り換えるか、だけど、上下巻
買っちゃたしな。こんな経験誰しもお持ち。小生ケチだから最後まで読みましたよ。なんとなくほんわかとした読後感。
ミステリーの要素もありますが、いってみれば、夫婦小説?読書好きは読んで損はないと思います。
死後開封のこと〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死後開封のこと〈上〉 (創元推理文庫)より
4488297064
No.1:
(1pt)

そんな…………

順調に読み進めたけど、最後の展開が大いに不満。罪ってそんなもの?人の命ってそんなもの?
死後開封のこと〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死後開封のこと〈下〉 (創元推理文庫)より
4488297072



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