ささやかで大きな嘘



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初公開日(参考)2016年04月
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長編小説

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ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)

2016年04月21日 ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)

最初は子供同士のトラブルだった……。海辺の名門幼稚園、その夜のパーティに子供たちの歌声はなく、聞こえるのは罵声と保護者の乱闘の音。そして保護者の一人が死亡した。事故か殺人か? ……事の起こりは六カ月前、ジェーンの息子にいじめの嫌疑がかかった。本人はきっぱり否定するが、園内は険悪な雰囲気に。ジェーンは園で知り合った二人の友人と困難な事態に立ち向かう。世界で150万部突破。英米で絶大な人気を誇るミステリ。(「BOOK」データベースより)




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ささやかで大きな嘘の総合評価:8.50/10点レビュー 4件。Cランク


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(8pt)

「被害者探し」ミステリー

オーストラリアのベストセラー作家の本邦初訳。「誰が、誰を殺したのか?」を解いて行く、ユニークなエンターテイメント作品である。
シドニー近郊の幼稚園での資金集めのパーティー会場で騒動が起き、父兄の一人が死亡した。この事件の被害者、犯人は誰か? 動機は?
騒動の背景には、6ヶ月前の子供同士のトラブルが原因で、幼稚園ママの派閥間の対立が激化したことがあった。さらに、それぞれの家庭には表に出せない秘密があり、ストレスにさらされ続けてきたママたちが、パーティーで出された強力なカクテルの影響もあって一気に爆発したのだった。
冒頭に殺人事件が起きたことがほのめかされ、背景となったトラブルから事件当時までの出来事が主要登場人物の視点で徐々に明らかにされ、さらに所々で関係者の証言が挿入されるのだが、最後の最後まで、犯人も被害者も秘密のままという、なかなかに意地の悪い構成で読者をぐいぐい引き込んで行く。さらに、人物のキャラクター、細かなエピソードがリアルかつユーモラスで飽きさせない。世界的なベストセラーを記録したというのも納得の面白さである。
ホームドラマに隠された暗い秘密系のミステリーが好きな方には絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(5pt)

ビッグ・リトル・ライズの原作

Amazonビデオで、こんな面白い連続ドラマ、早々ない!と、とても気に入ったので、原作も読んでみました。
とても読みやすく、ぐいぐい引き込まれました。
原作の舞台は、オーストラリアなんですね!ドラマは、アメリカだったので、そこだけ意外でした。
結末をわかっていても、十分楽しめました。
この原作を、ニコール・キッドマンはとても気に入り、自ら映像化を進めたそうですね。(あとがき より)
英語版でも読んでみようかな。。。と思えるくらい、面白かったです。
ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)より
4488297048
No.2:
(4pt)

日常に潜む秘密と嘘

書評を読んで興味をひかれ購入。個性豊かな夫婦、親子関係の中に謎が散りばめられていてぐいぐいと読ませる。クライマックスも圧巻。
ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)より
4488297048
No.1:
(4pt)

凝った構成で面白いが、ゴチャゴチャしすぎている分、減点。

通常とは違い、被害者が誰かを推理していく作品。凝った構成で、面白いが、あまりにゴチャゴチャしすぎて頭が痛くなるところもある。
幼稚園の保護者懇親会で死者が出た。当日の様子が冒頭にきて、そこから一気に6ヶ月前に遡る。そして、5ヶ月前、4ヶ月前と、当日に向かって、対立する二派保護者の状況や行為や言葉が、子供を中心に据えて綴られる。その各章ごとに、保護者各人から見た状況が主観的な独白として、織り込まれるのだが、誰がどの子供の親なのか、誰と誰が夫婦なのか、理解できるまでにかなりの時間を要し、気分が悪くなるほど。
それに、この人が殺されるのだなと、読者をミスリードしておいて、実は、という逆転もお馴染み。
ちなみに、このタイトルは原題をそのまま訳しただけだが、原題は「嘘」が複数形になっている。これは、登場人物が、それぞれに秘密を抱えていて、それを隠すために嘘を吐いていることを指しているのだが、このタイトルでは、嘘が一つだけのように受け取れる。例えば、「嘘」の前に「数多くの」という言葉を入れるとか、ちゃんとニュアンスが汲み取れるタイトルにして欲しかった。それが訳者の腕の見せ所だと思いますが。
ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ささやかで大きな嘘<上> (創元推理文庫)より
4488297048



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