(短編集)

月輪先生の犯罪捜査学教室

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2019年08月08日 月輪先生の犯罪捜査学教室 (光文社文庫)

泣く子も黙る東京帝大に、一風変わった講座が開講された。実際に起きた未解決事件を題材に、実地の推理を繰り広げる趣向だという。担当教官は、有名事件を次々と解決に導いた探偵・月輪龍太郎。集まったのは個性的な三人の学生たち。初々しい探偵の卵らは、四つの難事件を解くことができるか?明治期の帝都東京を舞台にした、奇妙にしてスリリングな推理合戦。(「BOOK」データベースより)

評判

月輪先生の犯罪捜査学教室の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

月輪先生の犯罪捜査学教室の総合評価:

6.67/10点 レビュー 6件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5
(2pt)

タイトルには期待しないでください

名探偵(?)月輪先生が解決した事件の実践講義という形式ですが
実際には「偶然巻き込まれた事件の謎に挑む」ケースが多いので
「正解を保証する立場」の人間がおらず、地の文も虚偽記載だらけなので
(序盤に「○○には動機がない」とあるのに解決編で突然「実は××という動機が存在した」など。
 当然ノーヒントです)
「記述から謎が解けるか」式の「読者との知恵比べ」を期待すると肩透かしを喰らいます。

また、過去作での成功体験が忘れられないのか「偽物による一家なりすまし」に
頼りがちなのも難点だと思います。
月輪先生の犯罪捜査学教室 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 月輪先生の犯罪捜査学教室 (光文社文庫)より
4334778860
No.4
(2pt)

タイトルには期待しないでください

名探偵(?)月輪先生が解決した事件の実践講義という形式ですが
実際には「偶然巻き込まれた事件の謎に挑む」ケースが多いので
「正解を保証する立場」の人間がおらず、地の文も虚偽記載だらけなので
(序盤に「○○には動機がない」とあるのに解決編で突然「実は××という動機が存在した」など。
 当然ノーヒントです)
「記述から謎が解けるか」式の「読者との知恵比べ」を期待すると肩透かしを喰らいます。

また、過去作での成功体験が忘れられないのか「偽物による一家なりすまし」に
頼りがちなのも難点だと思います。
月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室 Amazon書評・レビュー: 月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室より
4334911188
No.3
(3pt)

読む側も受けられる講義

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

探偵が先生となり,学生たちに講義をする体で事件の捜査を進めていく流れのため,
見分や情報整理など,推理合戦を繰り広げる彼らと同じように考えられるのが楽しく,
結局,最後は先生が…となるものの,鋭い部分もあるので適当に流すこともできません.

また,その学生三人のキャラクタや,美人助手を巡っての下心もベタですがおかしく,
毎度,適当にあしらわれるのですが,最後もそっち絡みで締めても良かった気がします.
このほか,シリーズ作とは知らずに読んだのですが,それで困ることはありませんでした.

ただ,前半の二つについては,読む側が知り得ない『後出し』の要素が目立つ印象で,
『解説』で強調されるほどフェアとは思えず,どうにも腑に落ちないものが残りました.
月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室 Amazon書評・レビュー: 月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室より
4334911188
No.2
(3pt)

読む側も受けられる講義

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

探偵が先生となり,学生たちに講義をする体で事件の捜査を進めていく流れのため,
見分や情報整理など,推理合戦を繰り広げる彼らと同じように考えられるのが楽しく,
結局,最後は先生が…となるものの,鋭い部分もあるので適当に流すこともできません.

また,その学生三人のキャラクタや,美人助手を巡っての下心もベタですがおかしく,
毎度,適当にあしらわれるのですが,最後もそっち絡みで締めても良かった気がします.
このほか,シリーズ作とは知らずに読んだのですが,それで困ることはありませんでした.

ただ,前半の二つについては,読む側が知り得ない『後出し』の要素が目立つ印象で,
『解説』で強調されるほどフェアとは思えず,どうにも腑に落ちないものが残りました.
月輪先生の犯罪捜査学教室 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 月輪先生の犯罪捜査学教室 (光文社文庫)より
4334778860
No.1
(3pt)

肩の力を抜いて読むのがよさそう

明治時代の東京を舞台にしたシリーズもの連作短編集である。
これまでのシリーズで月輪(がちりん)探偵&語り手たるワトソン役という作りだったが、本作はワトソン役不在。その代わり、月輪先生の講義を受講している帝大生3名が、実習の名のもとにそれぞれ推理を繰り広げるという趣向である。

学生による推理が提示されてはそれが合理的な理由で却下されるというのを繰り返し、最終的には月輪が真相を暴くという形自体は本作を通じて基本的に共通。読者としては、読みすすめていく途中から水戸黄門ばりの様式美なのかと思い始める始末である。

ミステリの話としては(部隊たる時代性がそうさせるのかもしれないが)、どちらかというと緻密なトリックというよりはあっと驚くストーリーテリング。もちろんこれはこれで面白く(特に短編であるので)、その時代だからこその事情や錯誤やらも巧みに取り入れているあたりはさすが、と思えた。

気軽に肩の力を抜いて読むのがよさそうである。
月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室 Amazon書評・レビュー: 月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室より
4334911188

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